レヴォーグ (Levorg) 試乗してきたよ
最寄りのスバルディーラーでレヴォーグの試乗してきました。
試乗できたのは、1.6L GT-Sグレードのもの。
エクステリアは最近のスバルの意匠を反映したガンダムっぽいもので嫌いではないです。レヴォーグはワゴンボディのみですが、後方に向けて絞り込まれててワゴンなのにあまり大きさを感じさせない塊感のあるデザインです。この当たりはレガシィで培った経験でさすがだと思いました。
1.6Lと2.0Lで特に外観上の違いはないようです。1.6Lもマフラー二本出しです。細かく見ると、1.6Lではライトがハロゲンになったりコ型のLEDがオプションだったりしますが、グレードで差をつけないというのはメーカーとしてよい方針だと思います。わたしが購入した4代目レガシィは3.0L/2.0 ターボ/2.0 DOCH/2.0 SOHCと言うバリエーション豊富なエンジンラインナップで、今のように外観で差をつけずエンジンの性格を楽しむということをやっていれば随分とユーザーに受け入れられただろうと思います。実際には当時いろんな部分でボディに差がついてしまい、下のグレードのエンジンだとどうしても安物買いって感じになってましたから。
インテリアもアイサイトなどがついてごちゃごちゃしていますが、なんとなく高級そうにはまとまっており一時期より随分とよくなりました。メーターも安っぽいものでなく高精細度でイルミネーショんが付いたものになっています。
走り出してみると、1.6Lとは思えないほどトルクがあり驚くほどスムーズです。リニアロトニックもかなり熟成したようで、以前レガシィで感じた妙な空走感がなく自然なトルクの盛り上がりで加速してくれます。これならリニアロトニックもアリだと思いました。試乗は市街地だったので高速域ではまた違うかもしれませんし、2.0Lでは印象が違ってくると思いますが。
グレードはGT-Sだったので、タイヤは18インチ、ビルシュタインのサスにフロントロアアームまで標準でついており、足回りはかなりしっかりした印象でした。ただ固いというのは違って、細かな路面の段差や歪曲をうまくいなしてくれてよくサスが動いている印象です。うちのレガシィB4より随分と乗り心地はいいです。ハンドル径がうちのレガシィより小さくスポーティな印象で、直進性もがっちりしておりでアクセルを踏んでもハンドルを握る安心感があります。
そして、高級車と遜色ないほど静かです。
最後に、「WRXも発表近いし、見てからだな」と営業さんにつぶやいたら、昨日届いたばかりという未発表のWRXの営業資料を見せてくれました。イメージはレヴォーグのセダン版って感じです。営業資料なので、どの車種からの移行を想定しているとかレヴォーグとの切り分けとかばっちり載っていました。そして、WRX STIはうわさ通りエンジンはEJ20をキャリーオーバーするようです。
悩ましい。
ついでに「Levorg Driving Experience キャンペーン」を富士重工がやっているので応募してみました。