プリアンプの妄想

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今日壊れたパイオニアのプリメインアンプを修理に出したところだが、なにせ15年近く前の製品だけに部品がないとかし修理費用が高いとか修理をあきらめようという事態が想定される訳で、次のアンプどうしようという妄想をしてみました。

プリメインアンプに求める要件

プリメインアンプに求める要件を考えてみました。

  1. 価格的には8万円以下に押さえたい。上を見るときりがない世界なので。
  2. それほど大きなスピーカーはならさない
  3. 単機能でよい。これはDACに発展させる可能性があるため。ラインセレクターなどは別途購入してもよい。

プリメインアンプの購入候補

SAYA Pure Speed SP192DT

SAYAという千葉の船橋にある会社の製品です。オーディオメーカーという訳でなく、電子機器の設計をやっていたようです。最近オーディオ機器に参入したようです。主観的、情緒的な評価が横行するオーディオの世界に科学的なアプローチで挑んでいる姿勢に共感しました。

SP192DTは手のひらサイズながら45W+45W(8Ω)と大パワー、一方で消費電力が6Wと非常に省電力です。ClassDアンプとしてはかなりいい音を出すらしいので。実勢価格は5万前後。

Carot One Ernestolo

最近話題のイタリアのメーカー。

もう見た目で惚れてしまったアンプ。

何と言ってもプリアンプ部に真空管を使ってるのが特徴。またメインアンプはデジタルですが完全にプリアンプと独立した設計になっています。オレンジのボディーも物欲を誘う。

Olasonic NANOCOMPO NANO-UA1

4月後半発売予定のコンパクトなアンプ。

これも日本のメーカーでまじめに電子機器を扱っていた会社。この製品はDACもついていてこの価格で、デザインもシンプルでかなり気になります。

TEAC AI-501DA

ティアックのプリメインアンプ。

実勢8万前後なので上限かな。アナログメーターを配したパネルはクラシカルですが、DACを内蔵しているのでPCを直接接続可能です。

その他

オンキョーやパイオニアのアンプも気になります。

Mailplane 3

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GmailのWebのインターフェイスはやはり先進的で便利ですが、ローカルのアドレス帳の連携などを考えると欠点もあります。MailplaneはWebのインターフェイスをそのままにOS XのアプリとしてMac上での親和性を高めたアプリです。

iCloudのメールもあるのでMail.appを使っていましたが、メジャーバージョンアップということで改めて使用を開始しました。

今回改変のポイントは、タブ表示に対応したこととGoogle Calendarへの対応でしょう。Google Calendarを使用してる方には朗報かもしれません。個人的にはiCloudになってMacのデフォルトのカレンダーの利用頻度が上がり、SpanningSyncも撤退するようなのでGoogle Calendarの使用をやめたのであまりメリットを享受できませんが。

改めて使用してみると、やはりGmailのインターフェイスを使いやすいですね。

Scapple

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執筆環境ソフト Scrivener で有名な Literature & Latte から新しい マップ作成ソフト Scapple が発表されました。

いわゆるマインドマップのようなマップ図を作成できるソフトですが、マインドマップに比べるとかなり自由度が高い作りになっています。どこにもつながっていないノードを置くことも、循環するようなノードを作ることも可能です。またドラッグ&ドロップで、画像やリッチテキスト、PDFなども貼付けることができます。感覚的には手書きでポストイットをコルクボードに貼付けてる感覚に近いです。"Scapple"という名前から想像するに、マインドマップというよりスクラップブックでの情報の整理をシュミレーションしているのかもしれません。

弱点としては、マップが自由にレイアウトできる反面、自動で配置されることもないのできれいにレイアウトしようと思うと手がかかります。また、個人的にはシンプルで好きなのですが、線種やノードの絵が少ないのでビジュアル的には少し寂しい絵になります。

また、Scrivenerとも連携できるようで、Scappleで書いたノードがそのままScrivenerのストーリーボードに乗るようです。逆にScrivenerのコルクボードからScappleにデータを移すこともできるようです。

最近はUlyssesに移行してしまったのでScrivenerの出番はなくなりましたが、Scappleとの連携はちょっと研究してみようと思います。

Feedbinに移行してみた

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Google Readerの余命も3ヶ月を切ってしまいました。今のところ移行先はReederが対応しているFeedbinですが、有料サービスなのが惜しいところ。が、大人なので金で解決しちゃえということで、Subscriptionを申し込みました。月払いだと$2、年払いだと$20です。

なんかだ、入会の画面すらシンプルで不安になるくらいですが、シンプルなのはよいことです。

Google Readerからの移行は簡単で、Google Readerでエクスポートし、ダウンロードしたファイルに含まれる、Subscriptions.xmlをインポートするだけです。インポートすると、Google Readerのフォルダなどもタグで再現された状態で、そのまま使用できます。

現時点Reederの対応も終わっていないので、iPhone/iPadのSafariでは使いづらくもっぱらMacでSafariを使って読むことになりそうです。

オーディオシステム見直すか

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ずっと愛用していたパイオニアのプリメインアンプが亡くなったようです。 サントリーとパイオニアのコラボで、ウィスキー熟成に使用した樽材をノブやサイドウッドにあしらったプリメインアンプです。1999年に限定500台で発売されて、うちのはシリアルが500/500でした。

一応修理に持ち込む予定ですが、さすがに14年近く前の機種なので部品も欠品の恐れがあり修理不能な場合もあるとのこと。とりあえず、緊急避難的に一昨年買って寝かせていた雑誌の付録のデジタルアンプに木のケースをオーダーしてしまったLXA-OT1を代わりに使おうと思います。久しぶりに聞いたら「パイオニアのアンプより音いいんじゃね?」って思ってしまったが......

最近はMacが中心でCDで音楽聞くシーン自体が減ってきたので、Mac Mini + DAC + デジタルアンプとかに移行しようか思案中。

Ulysses III

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愛用していた統合執筆環境のUlyssesがリニューアルされました。

以前The Soulman社から直接購入したのですが、現在はMacApp Storeのみでの販売になっています。アップグレードが効かない代わりにかなりリーズナブルな価格となりました。

今回はスクラッチで作り直したようで、使い勝手がかなり変わりました。

統合ライブラリ

Ulyssesは単なるエディタでなく執筆環境なので、ターゲットのドキュメントを仕上げるのに必要な複数のテキストをまとめて扱うことができましたが、ターゲットのドキュメントごとに1つのファイルを作成するというスタイルでした。

Ulysses IIIでは扱うすべてのドキュメントは1つライブラリで管理されます。論文Aと随筆Bを同時に執筆してる場合、以前は2つファイルに分けて管理されていましたが、Ulysses IIIでは統合ライブラリ内に両方が格納されています。Ulysses内ではテキストはSheetという単位で分かれます。論文Aと随筆Bに必要なSheetは、Groupという機能を使ってそれぞれのまとめられることになります。

機能としては、iPhotoなどでおなじみの考え方です。このためUlysses IIIを起動すると過去に執筆したもの、現在執筆中のものがすべてライブラリ一覧に表示されます。これをメリットと見るか、執筆中のドキュメントに関係ないものが表示されるデメリットと感じるかはユーザーによるでしょう。

一番の変化は、このコンセプトの変更により「ファイル」という概念がなくなり保存場所を気にする必要がなくなりました。また個別のドキュメント「保存」するという考え方もないので、そういったオペレーションからユーザーは解放されます。

次いで、iCloud統合です。先に書いたようユーザーは統合ライブラリになったことで、ドキュメントの保存場所を気にする必要がなくなりました。そして、iCloud統合をオンにしておくと、統合ライブラリはiCloudに格納されるので、複数のMacで常に同期させながら作業が可能となります。

Daedalus統合

Daedalus TouchというiOSのテキストエディタがあります。このDaedalus TouchとiCloud経由で同期し統合できる機能が追加されました。

Daedalus Touchは、ドキュメントという考え方がなくすべては「紙」で、紙が積み上がった「スタック」があるまとまりのある紙を表しています。「紙」をSheet、「スタック」をGroupと考えるとUlysses IIIのライブラリの考え方に近いものになりますから、そのままの考え方で管理できるというのもうなずけます。

「紙」を模した変わったインターフェイスの面白さに惹かれてわたしも購入していましたが、あまり使用していませんでした。これからはこの連携で使用頻度があがるかもしれません。

Writing is not Publishing

Ulysses の哲学は以前のバージョンから一貫して

Writeing is not Publishing です。Ulysses内では「書く」ことだけにフォーカスし、Microsoft Wordのように書きながらフォーマットやフォントなどを扱わないということです。

このためUlysses 内では、プレーンテキストしか扱いません。ただし、文章内での意味付けのために Markup言語を使うことができます。これらはエクスポート時に処理され、結果としてフォーマットに反映されます。

Ulysses III markup

Ulysses III ではMarkdownとTextileがサポートされますが、デフォルトはMarkdown XLです。これは拡張版のMarkdownですが、Markdown Extraとも異なるUlysses III独自の拡張のようです。

このMarkdown XLによりプレーンテキストでありながら、構造的な文章やリンク、アノテーションの埋め込みだけでなく、イメージや動画の挿入も可能になっています。

まとめ

以前のバージョンからかなり変わってしまったので、最初は面食らいましたがほとんどは慣れの問題で、ドキュメントに対する哲学は一貫しておりさらに強力なツールになっています。同様のアプリにScrivenerもありますが、論文など論理的な長文を執筆される方はUlyssesのほうが合っていると思います。

ちなみにこの記事もUlysses IIIを使って書きました。

NuForce Icon uDAC2

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Nu Force uDAC2を購入しました。

Macで音楽の視聴にヘッドフォンを使っていますが、さすがにMac内蔵の出力ではちゃんと鳴らないなと感じていたからです。ちなみに、オーディオテクニカのATH-PRO05 MK2です。1万円以下のヘッドフォンではそこそこでしょう。

uDAC2はデジタルをアナログ出力に変換してくれるDACで、USBのバスパワーで稼働し、非常にコンパクトです。アナログと光RCAの出力がとれるので、これにアンプをつないでスピーカーから鳴らすことができます。正面にはヘッドフォン用にミニジャックがさせるので、わたしの場合は主にこちらを利用してヘッドフォンアンプとして利用することになります。

ボリュームがオンオフのスイッチになっており、オンにすると正面の白いLEDが点灯します。ボリュームが手元にあるのは便利で、ずっと愛用していたボリュームデバイスのiMateを引退させました。

音の方は内蔵出力とは雲泥の差です。鳴りがクリアになって高音から低音まできれいに出ている感じです。音の分離がよくなり楽器がキチンと一つ一つ聞こえてきて、音の定位もはっきり位置を感じることができるくらい解像度が高くなります。

1万円程度のこの音が得られるとはすばらしい。しかも、この小ささです。これにヘッドフォンをもう少しいい物にしてヘッドフォンアンプをそろえたいと思います。

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Rotary Shaver - CASANOVA

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基本的にはカミソリ派なので、電動のシェーバーは補助的にしか使わないのですが、この1週間はちゃんと使ってみました。

日立のシェーバーは一般的なブラウンやナショナルの往復式やフィリップの回転式ではなく、ロータリー式と呼ばれるドラムが回転している方式です。これまで使ったこれらの方式と個人的な感想ですが比較してみたのが以下の表です。

ある意味で往復式と回転式のいいとこ取り、悪く言えば中途半端と言えなくもありません。 一番のポイントは早剃りが優れている点で、わたしの使い方には合っています。これは、外刃がかなり薄くできているので、ヒゲを誘導して掴みやすいのではないかと思います。また、押し切るのでなく、ドラムがヒゲを引っ張りながら引き切るので、あまり強く押し付けると肌に傷がつきます。その代わり、軽く当てるように剃ると、当て方の割にキチンと深剃りできるようになります。コツが必要というのはこのあたりのことです。

往復式 回転式 ロータリー式
深剃り かなり深剃りできる 深剃りは苦手 そこそこ剃れる
早剃り 時間がかかる。長いヒゲが剃りにくい 深剃りが効かないので結果的に時間がかかる 短いヒゲも長いヒゲもキャッチされて意外に早い
肌への負担 肌を痛める 肌に優しい 肌に優しいがコツが必要
騒音 うるさい 静か 往復式より静か
ヒゲの飛び散り あり なし なし

この製品はアクリルのボディでスイッチを入れると中でLEDが点灯したりして、デザインがかなり凝っています。残念ながら、わたしにはおっさんが使うヘアートニックとか育毛剤なんかの瓶に見えて仕方ありません。残念です。

Bistro Avril

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広島に出張に行ってきました。夕食にとぶらりと立ち寄った店が、Bistro Avril。 お好み焼き村の近くで周りは居酒屋ばかりで、ワインを飲みたい気分だったのと雰囲気の良さそうな店だったので入ってみました。

店内は落ち着いた雰囲気で、ワインの品揃えもかなり充実していました。 いただいた赤ワインもとても美味しくて、結局後で飲んだ量を考えたら一本飲みきってました。

春の温野菜。
春の温野菜

ひな鶏とジャガイモのロース
ひな鶏とジャガイモのロース

料理のほうも、とても美味しかったです。 温野菜は春らしく菜の花も入っていて上品な味。 ひな鶏のローストはかなり時間をかけてじっくりローストしてあり、カリッとした皮と柔らかくジューシーなお肉がほどよい塩味とローリエの香りでとても美味しかったです。突き合わせのポテトは、ガーリックと一緒に揚げてあり、絶品です。

最後に自家製の生ハムをいただきました。豚も九州から自分で仕入れて、自宅のワインセラーで作っているそうです。カウンターの上に鎮座しているので、ぜひお試しを。 また行きたいなぁ。

Posthaven初回投稿

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WeblogのシステムをBloggerからPosthavenに移行して最初の投稿です。1

Posthavenは本日やっとPosterousからの記事の移行ツールの案内が来て、つい先ほどからWebの管理画面がオープンされ記事の投稿可能になったようです。

投稿画面はこんな感じで、今のところシンプルですがリッチテキストでもHTMLでも編集可能です。記事自体も本文が書けるだけで、日付やタグなどの機能もまだ実装されていません。サイドバーもなく、ガジェットを貼付けたりもできません。

Posterousからのインポートが既に使えるようなので試してみました。記事は二つしかありませんが、バックグランドで10分ほどかかりました。記事だけでなく、ブログのタイトルなどもすべて変更されます。ご愛嬌ですな。

まだ何にもできないけど、なんか久しぶりにわくわくです。


  1. この記事は当時 Posthavenに投稿した記事を移行してきたものです。