Journal of Espanol - Madrid : SOL Stroll

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マドリッド初の週末なので、SOL近辺をぶらぶらしてきました。

SOLはまさにマドリッドの中心で、いろんな鉄道網がここに集まって来ています。本来は Puerta del Sol(太陽の門)というらしいですが、駅名も単にSOLです。ま、なんか昔そ ういう門っぽいのがあったらしいです。マドリード州の州首相府がおかれていて、道路網 もここを起点として、日本橋みたいに「日本橋から何キロ」みたいなことを言うらしいで す。ゼロKm地点がありました。

最初は定番でプラド美術館。
もう3時間ほど見て回りましたが、まだ完全には制覇してないです。恐るべき絵画の数で、 これ2日くらいかけてゆっくり見て歩きたいです。体力が持たない。

いい加減お腹が減ったので、SOLを過ぎてマイヨール広場の横にあるサンミゲル市場で食 事をしました。 まさに市場でいろんな店が入っています。が、ワインの店でワインをグ ラスでもらって、パエリアの専門点、生ガキの専門店、チーズの専門店、お魚の専門店と いろんな店で少しずつお料理をいただきながらランチをするのは最高です。土曜の午後は かなりの人ごみでお店を回るのは大変ですが、そこも醍醐味。私の場合、知らない人と共 同戦線を張ってテーブルを確保しつつ、ワイン買って来るから料理買って来てよ、なんて ことに。

そしてマイヨール広場(Plaza de Mayor)。 フェリペ3世の騎馬像が真ん中に据えられたこの広場は、かれこれ400年くらいの歴史があ るらしい。一度消失してまた立て直されたりしてる。今は観光名所で観光の集合地だった り広場の中心ではセグウェイのレンラルをやってるが、その昔は市場や闘牛だけでなく公 開処刑や異端裁判など暗い歴史もあるらしい。

と、土曜に散々見て歩いたら、日曜の今日は疲れまくりで雨も降っているので、ホテル近 辺を探索しやっとスーパーを見つけた。スーパーと言っても超巨大なスーパー。水とか保 湿クリームとか身の回りのものとスナック、お酒を調達してランチを食べてたっぷり2時 間。

ゲットしたワインは600円そこそこだったけど、日本で買うと結構なお値段の品。前回の 出張では栓抜きとかコルク抜きを持ってないので散在苦渋をなめたわたしは、今回はちゃ んとソムリエナイフ持参である。学習する男だ。

アルバム

Journal of Espanol - Madrid : なんだかトリッキー

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今週からスペインに出張でやっと初のWeek Endです。 今回も4週間マドリッドと長丁場で 先が思いやられます。

今のところのマドリッドの印象です

スペインのイメージ

さすがにスペイン語は話せなし街中で英語も通じなさそうなんで、『旅の指差し会話帳』 なるものを用意して来ました。数回使ったんですが、バルとかレストランだと大体雰囲気 で伝わるもんで使用頻度は減って来ています。大体メニューとか聞いてもわからんですし。

17時間のフライトでさすがに腰に来てマッサージに行った時の事です。 時間も確認され ずマッサージが始まったので不安になって「何時間?」って聞いたらどうやら一時間がデ フォだったようなんです。が、そのときマッサージ師が手のひらにゼロを書きながら 「una hora」って言ってました。「なぜ、1時間なのにゼロ書いてんだ?」って思ったん ですが、そういえばこっちのエレベーターは0階から始まってます。謎です。

謎と言えば、オフィスです。 3人で重量オーバーになるエレベータや、14階と13階では 「19階」と表示されるエレベータがあったりして、大抵最初は迷います。

慣れないのが時間帯。 まず朝8時になってもまだ薄暗いんで、なんだかものすごく早朝に 出勤している気分になります。そしてランチが遅い。うちみたいな会社で普段シエスタを 取ってるかどうかわかりませんが、やっぱりその関係で時間帯は遅くて14時くらいから2 時間かけて食べてます。普通にビールとかワインと飲んじゃってるんだけど、よくこんな んで仕事になってるなぁ。 その分19時くらいまではデフォルトで仕事しているようです が。

一応スペイン語が話せるメンバーも何人かいるので、ランチのオーダーもちゃんと伝えて るはずなのですが、大抵何人かは違ったものが出てきます。3日目からは適当に注文して、 好きな者を早いもの勝ちで取るというルールが定着しており、自分のオーダーはほとんど 無意味になっています。

今回はスペインのほか、ポーランド、チェコ、ロシア、イギリスとバラバラの国からメン バーが集まっています。ほとんど野郎ばっかりなんで、ランチも気を抜くと飲み会の様を 呈してきます。

今日は週末で一旦帰国する人が多かったので、午前で切り上げて残るメンバーでランチに。 ポーランド人が「ワインで悪酔いしたくない時はスプライトで割るに限るぜ」って言うの で、つい「気持ちわりぃ」ってわたしが言ってしまったために、大の大人が広間からワイ ンにちょっとずつソーダを混ぜて、美味いの不味いのと2時間も議論した挙げ句何本かワ インを空けてしまって悪酔いするという始末。ほんとバカです。

ホテルがかなり中心部から外れており、まわりは病院とアパートメント群だけという環境 なんで、平日はほんとにオフィスとの行き帰りだけになってしまっています。今週末はマ ドリッド市内をぶらぶらと見て回ろうかと思います。

Strawberry Fields Forever

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Manetronの記事 のために途中まで作りましたが、完成させないと気持ち悪いもの。

という訳で完成版です。

Yostos · Strawberry Fields Forever

Journal of Madrid

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て、8月のロンドンに続いてスペイン出張です。今回は4週間! 7月までの単純労働集約的な仕事とはかなり思う気が変わってきました。仕事って、自分のスタンスと運ですね。一歩間違えばうんこまみれになっていたかと思うと、ヒヤヒヤです。

以前の仕事のほうはこれ以上出来ないくらい資料をベースにストーリーを整理して来たので大丈夫でしょう。いろんな不運が重なりましたが。

この後いくつかのAssumptionとデータ観測の事実をふまえて報告となる。やぁ、やったね、結果は。うれるかどうかは別にして。

Netbot for iPhone

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ついに、TapboatsからApp.net用のiOSクライアント Netbot がリリースされました。

iOS向けのApp.net用クライアントは以前からいくつかリリースされていましたが、期待さ れて登場したアプリは初めてでないでしょうか?また、ほとんどがiPhone専用でしたから 今回iPad版もリリーされたNetbotの意義は大きいと思います。

インターフェイスはほぼTweetbotを踏襲しており、Tweetbotのユーザであればすんなりな じめるでしょう。というか、見た目はほぼ変わりないので、わたしのように両方インストー ルしたユーザは「あれ、これどっちだっけ?」と悩むことなると思います。機能的にも、 iCloud SyncやMobilizerサポート、画像のインライン表示などほぼ同等の機能を持ってい ます。ポストについては、Twitterと App.netのクロスポストも可能です。その場合 Twitter側のポストにはApp.netのポストへのリンクが追記されます。

2点不満は、Push Notificationに対応していないことと、プロファル編集が出来ないこ とくらいです。

Twitterは純正のクライアント以外を締め出そうとしています。App.netは有料ですが、ク ライアントの自由が確保されています。このアプリが起爆剤となってもっとApp.netがメ ジャーになるとよいなぁと思います。

バーテブラ2 キャスター交換

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最近どうも部屋にプラスチックの破片があるなと思っていたら、バーテブラ2のキャスター がぼろぼろになっていました。購入したのは2000年前後なので、経年変化で素材のプラス チックが劣化してしまっていたのだと思います。

安いOA用の椅子で座ってPCを使っていたら、てきめんに腰を痛めてしまいきちんとした椅 子を使おうと購入したものです。当時いろいろ調べた結果、背中のサポートと腰の位置の 調整、前傾姿勢のサポートをきちんと出来るということで腰痛持ちの間では愛用者が多かっ た椅子です。

背にもたれると背もたれが下方に沈み込みながら倒れ、同時に座面が前にスライドします。 サポートされながら背中がぐっとのびる感じで、「バーテブラ・サーボメカ」とか呼ばれ ていたはずです。イトーキの製品でバリエーションはいろいろあり、わたしのはハイバッ ク(背もたれが大きい)で、L字の肘掛けがついているタイプ。

10年以上は経っているので、キャスターの状態も仕方ないですね。 これは買い替えかなとイトーキにカタログ請求したら900ページくらいの壮大なカタログ が送られてきました。調べてみると、やはりバーテブラ2は廃盤になっているようでした。 当然ながら同様の機能をさらに進化させた新モデルがずらりと並んでいますが、どれもお 値段です。そもそもわたしが買ったバーテブラ2自体、当時7〜8万円くらいだったと思い ます。

新品のバーテブラ2のキャスター で、駄目もとでイトーキのお客様窓口に電話して事情 を話すと、なんとバーテブラ2の部品はまだ供給しているとのこと。親切に住所から対応 できる販売店を探し出してわたしにコンタクトするよう根回しをしてくれて、翌日には新 品のキャスター5つが送られてきました。

バーテブラ2は廃盤になっていますが、まだ市場には新品も流通しているようです。また、 中古市場でも結構手に入りやすいようです。名作と言われている椅子なので、家庭用に安 価に入手したいという一定の需要があるのでしょう。

しかし、すべてが、さすが天下のイトーキです!

キャスターは1個1,000円近くしましたが、末永くこの椅子を使えると思うと安い買い物 です。

Manetron

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あのメロトロン(Mellotron)をiOS端末で完全に再現しようとしたオタクなアプリです。

メロトロンとは

メロトロンはまだシンセサイザーの無い60年代に、様々な音色が出せるようテーブで サンプリング……というか録音された音をキーボードの操作に応じて鳴らすという仕組 みでした。

デジタルで音程を加工できたりする時代ではありませんから、音程ごとに それぞれの音のテープを用意してたのでしょう。内部を見たことはありませんが、 ちょっと考えるとテープと再生ヘッドを一体どれだけ持ってたんだ! とその複雑さにめまいがします。

当時キング・クリムゾンやビートルズ、レッド・ツェッペリンなども使ってました。 ビートルズなどは、テープを逆にセットして逆回転させた音も使っていたようです。

メロトロンをシミュレーションしたManetron

Manetronは、メロトロン M400Sの音をサンプリングして再生しています。

実際のメロトロンはモーターの出力不足、テープのたわみなどから音程のふらつきが 出ましたが、それらも再現しています。 それどころか始動音からモーターの作動音、 テープの巻き戻し音までオプションで再現可能です。

とにかく音はあのメロトロンそのもので、不安定な音程もあの世界観を 見事に再現しています。

メロトロンと言えば、やっぱりビートルズの「Strawberry Fields Foreve」を思い出すので、 ちょっとだけ弾いてみました。 作動音を入れてしまったので、全編シャーっていうホワイトノイズっぽいものも入り、 完璧に思えます。

ユニバーサルアプリでなく、iPhone/iPad版が別売りなのがちょっと難点です。 当初iPhoneアプリで購入しましたが、やっぱり鍵盤の大きさから和音を弾くには 難があるのでiPad版を購入。演奏目的ならiPad版をお勧めします。

Mountain Lionでのことえりの初期化

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以前はATOKやかわせみを使用していましたが、ここしばらく「ことえり」を愛用しています。 「ことえり」を使用するようになってから、定期的に以下のメンテナンスを実施していました。

  1. 学習辞書を消す。 実際の手順は、 ~/Library/Preferences/com.apple.JapaneseAnalysis/ 以下をばっさり消す。

  2. ユーザー辞書をエクスポートして内容を見直して、登録単語を全削除して見直した結果を再登録する実際の手順は、 ~/Library/Dictionaries/ 以下のファイルをばっさり消し (ユーザ辞書)、エクスポートした辞書を編集の上インポートする)

前者は、よろしくない学習効果をリセットするためです。「ことえり」は長文で変換したほうが変な癖がつかなくてよいと言われているようですが、気が短い私はつい短いセンテンスで変換をしてしまいます。結果、「ことえり」にあまりよろしくない学習効果が溜まっているのではないかという懸念からです。

後者は、「ことえり」の単語登録機能から登録できる品詞と、テキストの取り込みから登録できる品詞に違いがあるからです。例えば、組織名やザ変名詞、感動詞、成句など、よりきめ細かく単語の種類を指定できるのです。このため、とりあえず単語登録から登録しておき、定期的に品詞の見直しをかけて入れ替えるわけです。

なんてことを書いていますが、ここ数ヶ月すっかりこういったメンテナンスを忘れていました。今日 iOS6 のアップグレードで「ことえり」のユーザー辞書がiOS端末にも波及しているのに気づいて「久しぶりにメンテすっか」といつもどおりの手順を始めました。

ところが、これで再起動かけても、消したはずのこれらの登録がゾンビのようによみがえってきます。怖いです、特に最近バイオハザードシリーズの過去3作を連続で見た直後です……

「このままじゃ夜も眠れん」と焦りました。

が、よく考えてみると「メンテしよ」と思った発端となった iOS端末に登録が波及している機能、つまり iCloudが問題では?

iCloudがこれらの同期を行っているため、以前通りOS X内の設定ファイルをいくら消しても iCloudからまたコピーされてくるのでは? と思い当たりました。 iCloudの同期のために使われている ~/Library/Mobile Documents/ 以下を覗いてみると、 やはりそれらしきファイルがありました! com~apple~TextInput/ 。

これまで通りの手順に加えて、このフォルダ内の以下のファイルとフォルダを削除してみました。

  • PersonalDictionary.plist

  • Dictionaries

結果、見事登録単語数がゼロになりました。 これで、夜ぐっすり眠れそうです。ふぅ……

Line が嫌いです

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何度かLineをインストールしたんですが、我慢できずにまた削除しました。

わたしは、このアプリが嫌いです。

なんてことを主張することもないのだが、それほど嫌いなので書いておこうと思いました。

嫌いな理由は

  • VoIPの企業としてそういう投資をきちんとやっているように見えないこと

  • プライバシーの問題

  • 企業のモラル

一番嫌いなのは、VoIPといいながら通信は通信会社に全く依存している点。 結局同じではあるんだけど、 この辺りがPCを主体に出てきたSkypeと印象が違うところ。突っ込むなかれ、善悪を議論してるのではなくて、好き嫌いを言ってるだけ。

次に、プライバシーの問題は語り尽くされていますが、アドレス帳をサーバーに送信している点。 Lineはアドレス帳をサーバーに送信する。最近は送信するかどうか選べるようだけど、まぁ大体みんな送信しちゃうわな。送信するアドレスはLineユーザーかどうか関係なく全部のアドレスが送られている。個人情報云々は聞き飽きただろうけれど、

例えば、

  • 敦子と健がLineをインストールしたとする。

  • 敦子は健を気に入っていてアドレス帳に登録している。

  • 健は敦子が苦手でアドレス帳には登録していない。

何が起こるでしょうか。

敦子には健が友達と表示され、健には敦子が「知り合いかも?」と表示される。敦子は「あ! 健さんだ」と喜んでLineでコンタクトを始める。健は「知り合いかも?」と表示された時点で「なんで、こいつ出てくんだよ、うぜぇ」となる。そして、そこに敦子から次々とメッセージが送られてたら「マジ、きめぇ、なんでこいつ、こいつ俺のLine知ってんだよ」

という想像は想像のし過ぎでしょうか。

先行していたViperなどのサービスも同様の問題がありましたが、当初から問題点として指摘されていましたし、Viperなど当初は日本のSMSで設定が面倒だったのでユーザーも少なくその辺のリテラシーもそこそこ高いユーザーが中心だっと思います。今は、Lineユーザーって5000万人を突破したんでしたっけ? これらがアドレス帳を裸でアップしてNAVERに貢いでいるかと思うと正直ぞっとします。

そして、そのNAVERという企業。

韓国の企業です。別に韓国の企業でもよいんですが、はっきり言うと先行していたWhatsNewやViperの全くの真似をして女子に受けやすいお化粧をしてリリースするその神経が生理的に受け入れられません。当初は「無料で通話」を売りにしていましたが、はっきり言うとレイテンシーがヒドくて一昔前のトランシーバー並みです。ViperやSkypeのように普通に通話している人っているんでしょうか? 後発で機能が低いってどう?

アプリや通話自体は無料でしたが、企業ですからどうマネタイズするのかなと思っていたら「スタンプ」ですか? ただのグラフィックをアプリ内課金で売るって安上がりですな。アプリ内課金の利用率とITリテラシーは反比例するという統計があるそうですが、そこを狙ったんだろうか。そんなところも嫌いです。

そして、よくある不具合で、何度のも何度もAppleIDを聞いてくるので嫌いです。

最近大きく機能を拡大してタイムラインみたいな機能が追加されました。使い勝手も悪いし、Lineを使うようなユーザーは単純なChatだから使っていたのであって、Twitterと比較して明確なアドバンテージがないこんな機能は使わないでしょう。 SNSに舵を切ってプラットフォーム化していわば第2のFacebookを狙っているのでしょうが、おそらく失敗するでしょう。

そして、こんなの無くなっても標準のiMessageでいいじゃね? Facetimeだって出来ちゃうし。

0923

カテゴリー:  Tech  タグ:  hazel mac

ファイルの整理が苦手

仕事でMacを使い出すと、デスクトップがファイルだらけになってしまいます。 ちょっと気を抜くとデスクトップまたは取りあえずのファイルの置き場として 使っているフォルダは作業途中のファイルだらけになってしまうというのはよくある ことです。

いや、結局Windowsでも同じなのですが、 とてもファイルを毎回整理できる性格ではないということでしょうか……

Hazelでファイルの整理を自動化

ここは自分での整理はすっぱりあきらめてMacにまかせることにしました。 そこで導入したのがHazelというアプリです。このアプリはルールを作っておくと、それに応じてファイル整理してくれるという頼もしい奴です。

ルール

ルールは対象のフォルダごとに指定します。 ルール自体は再帰的にサブフォルダにまで及び、そして、 フォルダごとに複数のルールを持つことが出来ます。例えば、

  1. あるルールで古いファイルをサブフォルダに整理する

  2. 整理したサブフォルダで一定期間過ぎたら、アーカイブで圧縮してしまう

  3. さらに一定期間経過したアーカイブは削除する

という具合です。

個々のルールは対象とするファイルの抽出をする条件と、 対象ファイルに何をするかのアクションから成っています。

ファイル抽出条件

対象ファイルの抽出条件はファイルのアトリビュートのほとんどが条件として指定でき、 複数条件をAND/ORいずれも指定できます。 例えば、ファイルの種類がアーカイブで Archives というサブフォルダにあり 作成されてから1週間以上経過したフィアルのような指定が簡単に出来てしまいます。

アクション

アクションのほうも複数指定でき、ファイルの移動やサブフォルダへの畳み込み、 コメントやカラー、ラベルのセット、アーカイブの作成などファイル操作はもちろん、 Apple Scriptやシェルを動かすこともできます。

これで散らかりがちなデスクトップは常にきれいな状態に保たれ、 ファイルがたまりがちなダウンロードフォルダも古いファイルは自動的に削除される ように設定できます。OmniFocusやTextExpanderなどライブラリフォルダに バックアップを作るアプリについては、適度な世代を残してバックアップを削除するように しました。

ゴミ箱

ゴミ箱については、特別な扱いがなされています。

専用の機能が用意されていていて、わたしの場合1週間以上立ったもの、 または全体で1GBを超えたら、ファイルをゴミ箱から削除するように設定しています。 削除の際Secure delete も行えるようです。

ゴミ箱の設定には、App Sweepという設定があります。

これは削除するファイルがアプリケーションであった場合、 アプリケーション本体だけでなく関連する設定ファイルなども一緒に削除してくれる機能です。 いままではAppZapperを使用していましたが、こちらは設定しておけば削除の際 アプリであった場合自動的に設定ファイルも検索してきて削除してくれためとっても便利です。