酔鯨 吟麗 純米吟醸

カテゴリー:  Dining  タグ:  foods and drink

これは美味しい。

開けてみると、爽やかな吟醸香がです。しかし、控えめ。

「超辛口」とあります。

メーカーの推奨通り冷やして飲むと、香りがさらに抑えられて優しい香りになります。口に含むと、そこまで辛口でなくもう少し表情豊かな味が口の中で広まります。非常に飲みやすいです。

辛口ながら、米の旨味が出ているので、和食、特に刺身などと良く合います。

常温で飲んでみると、切れの良く引き締まった確かに辛口です。力強く香りの主張も強くなり、ワインがわりに癖のあるチーズなどと合わせても美味しいです。

iTerm2で英語キーボードを使う時の不具合を解消する

カテゴリー:  Tech  タグ:  terminal vim

iTerm2で英語キーボードを使用する際の問題

英語キーボードでMacを使っていると、かなキー英数キーがないのでショートカッ トによる入力モードの切り替えを行なっていると思います。

ことえりの時代から、これらのショートカットは以下のものが使用されていると思います。

  • かな : ⇧⌃J
  • 英数 : ⇧⌃'

Mac標準のターミナル.appを使っていれば問題ありません。NeoVimをiTerm2上で使用していて気づいたのですがiTerm2では少し問題があります。

iTerm2上では、かなモードへのショートカットは ⌃+J が優先されて改行が入ってしまいます。英数の方は、悲しことに「’」が入力されてしまいます。入力モードは切り替わるのですが、毎回余分な改行や引用符を消さなければならいないのでストレスです。

iTerm2での解決方法

ずっと不便に思っていたのですが、iTerm2の設定画面をKey Mappingsで設定が変更可能なことに気づきました。

⇧⌃J 、⇧⌃" の設定で、"Remap Modifiers in iTerm2 Only" を設定すれば、iTerm2では無視されてうまく入力モードの変換だけが働きます。

Aoyama Sake Flea vol.6に行くぞ

カテゴリー:  Dining  タグ:  foods and drink sake

昨年10月に行って、すっかり気に入ってしまったAoyama Sake Fleaがまた4月に行われます。

昨年美味しかった奈良のみむろ杉や、アフスという変わった日本酒を作っている千葉の木戸泉なども出店するようです。

<参加酒蔵一覧>

  1. 陸奥八仙   (青森)
  2. 山の井   (福島)
  3. 仙禽    (栃木)
  4. 若駒     (栃木)
  5. 結     (茨城)
  6. 木戸泉   (千葉)
  7. 鶴齢    (新潟)
  8. 文楽    (埼玉)
  9. 真澄    (長野)
  10. よしのとも (富山)
  11. 手取川 (石川)
  12. みむろ杉 (奈良)
  13. 播州一献   (兵庫)
  14. 紀土     (和歌山)
  15. 酒屋八兵衛 (三重)
  16. 町田酒造  (群馬)
  17. awa 酒協会 (東京)
  18. 青煌    (山梨)
  19. 鏡山    (埼玉)
  20. 来福    (茨城)
  21. 松みどり  (神奈川)
  22. 津島屋  (岐阜)
  23. 若波    (福岡)
  24. 東鶴    (佐賀)
  25. 熊本県ブース ( たちばな酒店 ) (熊本)

楽しみです。

関連リンク

Sphinx 導入

カテゴリー:  Tech  タグ:  restructuredtext sphinx

仕事での文章作成にSphinxを導入したので、備忘録として書いておきます。

Sphinxの導入

Macで主にHomebrewを使用してる場合の例です。

SphinxはPythonで記述されているため、Pythonの環境が必要です。Pythonの導入については、以下の記事を参照ください。

Sphinxの導入です

$ sudo pip install -U Sphinx

その他、テーマなどを使用する場合は別途導入が必要ですが、ここでは省きます。

Sphinxでの文書作成

まずはフォルダを掘って、以下のコマンドを実行します。

$ sphinx-quickstart

するとウィザード的に色々と質問されますが、答えていくとテンプレート的なものを作成してくれます。デフォルトでは、index.rstがメインの文書となっています。

以下がそのサンプルです。

```markdown:index.rst 怪人と少年探偵 |release| =======================================

.. toctree:: :maxdepth: 2 :numbered: :caption: 目次:

chapter1 chapter2 chapter3

Indices and tables

  • :ref:genindex
  • :ref:modindex
  • :ref:search
1行目がタイトルです。目次を生成するコマンドが並び、次に`chapter1`などとあるのは、分割して記述した`chapter1.rst`などのファイルを読み込むための記述です。

```markdown:chaper3.rst
----------------------------------------
顔の動かない男
----------------------------------------
デパートの洋服売り場の人形にばけて、宝石をぬすんだ怪人は、店員におわれて、こんどはデパートの支配人にばけ、店員たちをごまかして、そのまま、おおぜいのお客さんにまぎれこんで、デパートから、にげだしてしまいました。

 新聞はこの事件を、「人形怪盗あらわる」という見出しで、でかでかと書きたて、東京じゅうのひょうばんになりました。

 それから三日めの夕方近いころです。少年探偵団の井上一郎《いのうえいちろう》少年とポケット小僧《こぞう》が、ちょっと用事があって、練馬区《ねりまく》のはずれのさびしい町をあるいていました。

 少年探偵団というのは、名探偵明智小五郎の少年助手の小林君が団長となって、小学校の上級生や中学生でつくっている少年探偵の組合で、これまでにも、明智探偵をたすけて、たくさんのてがらをたてているのです。

記法的にはMarkdownに似ていますね。reStructuredTextという記法らしいです。

文書が作成できたら、make htmlとすればHTML化された文書を作成してくれます。他にLatex, PDF, ePubなどの形式をサポートしています。

目次や索引、HTML形式であれば検索ページも作成してくれます。

技術系の文書を作成するのであれば、多くの形式に変換可能ですので非常に便利なツールになると思います。

VimRがNeoVimベースになっていた

カテゴリー:  Tech  タグ:  editor vim

以前試したことがあるVimRですが、いつのまにかNeoVimベースになっていました。

VimRとは

VimRとは、Tae Won Ha氏により作成されたVimにMacネイティブの機能を盛り込んだアプリケーションです。彼自身は、VimRを作成した理由を以下のように述べています。

the rationale behind VimR is to build an editor which offers the full Vim experience, even if I don’t use all features of Vim, but has other convenience features—found in many other editors and in Vim scripts—in a graphical form, improving the whole editing experience.

Why VimR? - i should cocoa

左ペインにはMacのFinderに似たファイラーが表示されていたり、以下のようにMarkdownのプレビューがついていたりします。VimScriptでの拡張ではないこう言った機能は自ら「カジュアル・ユーザー」と称する作者らしい拡張だと思います。

NeoVimベースに変更

以前試した時はまだMacVimベースでしたが、昨年NeoVimベースに移行したようでした。

具体的には、NeoVimをラップするSwiftNeoVim Framework というフレームワークを作成し、macOS標準のNSViewのサブクラスとしてNeoVimを表示するクラスを作成しているようです。

基本的にNeoVimなので、ターミナルベースのNeoVim用に設定した~/.config/nvim/init.vimの設定でそのまま動作できます。これまでの設定 が生きる上に、macOSネイティブの便利な機能も付加されているので真剣に移行しようかなと考えました。

日本語入力で問題が

が、ターミナルのNeoVimと異なり、日本語入力で問題があります。

入力しても消えてしまう特定の文字があるようです。

具体的には、なぜか「移行」という文字を打つと、入力されなかったりする現象が起きています。

これではちょっと使用に耐えないので、しばらく様子見です。

関連リンク

highlighter.jsの導入

カテゴリー:  Tech  タグ:  blogging ghost highlight

すっかりブログにコードのシンタックスを色分けしてくれるSyntax Highlighter的なものを導入したつもりになっていたのですが、移転のタイミングか何かで忘れていたようです。

パフォーマンスが良いというhighlighter.jsを導入して見ました。

highlighter.jsとは

highlighter.jsは ソースコードをHTML表示するとき、シンタックスを考慮しカラー強調表示するための いわゆるSyntax Highliterと呼ばれるJavaScript ライブラリの一種です。

以下のような特徴があります。

  • 対応言語が多い(この種のライブラリでは一番多い!?)
  • パレットが豊富
  • 軽量で高速

設置方法は、

一般的な言語だけの対応でよければ、CDNを利用して以下のようなコードを貼り付けるだけで、導入できます。

<link rel="stylesheet" href="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.10.0/styles/default.min.css">
<script src="//cdnjs.cloudflare.com/ajax/libs/highlight.js/9.10.0/highlight.min.js"></script>

私の場合、VimScriptも貼ることが多いので、Getting highlighter.jsのページで対応言語を指定してダウンロードしてきました。

以下は、Ghost上のPurusというテーマを利用している場合の例です。

  1. ダウンロードしてパッケージから、highlight.pack.jsasset/jsフォルダにコピーする
  2. ダウンロードしたパッケージのstyleフォルダを、asset/cssフォルダにコピーし名前をhighlighterに変更
  3. テーマをZIPし直して、Ghostのテーマにアップロードして置き換える。
  4. Code Injectionでコードを追加

Code Injectionでのコード追加は、以下の3行をヘッダー内に追加します。

この例では、配色テーマをAtom One Darkを使用しています。

シン・ゴジラを見た

カテゴリー:  Entertainment  タグ:  films

シン・ゴジラのレンタルが始まったので、見て見ました。

風刺はわかるけど

基本的には怪獣映画ですが、1954年の初代ゴジラが当時の水爆実験への一種の風刺を持っていたのと同じようにいろんな社会風刺が入っています。

今回のシン・ゴジラでは、明らかにゴジラは3.11東日本大震災のメタファとして描かれており、それに全く対処できない映画の政府の対応はまさに震災に対応できな
かった政府への風刺でしょう。

街がゴジラに破壊されている中、政府がやっていることは対処の根拠となる法律の枠組みや解釈に終始していたり、自衛隊出撃においても討議されているのは自衛に当たるのかどうかです。

物語は何人かの官僚の視点で日本政府を中心に描かれて、ゴジラ自体は意図も意思も不明な自然災害のような描かれて方です。

それはよく理解できるのですが、「だから? 何が描きたいの」と思ってしまいます。

ゴジラについて

最初にエラのついたブサイクな奴が出てきた時には、「敵方の怪獣かな」と思いました。まさか、これがゴジラとは!

2回目の上陸の時には目玉がぎょろっとしたブサイクさはそのままに直立に近くなりフォルムもゴジラっぽくなります。「ゴジラなのか?」と思っていると、伊福部昭のゴジラのテーマが流れてくる。いつにない不気味な姿のゴジラにこのテーマが流れると、子供のヒーローに成り下がったゴジラでなく、初代の人類の脅威としてのゴジラを改めて感じた。このシーンだけはよかった。

その後、やっと背びれが光り口から放射熱を吹き出すと「これがゴジラだ」と思ったのもつかの間、巨神兵よろしく口と尻尾と背びれからレーザーのように放射しまくる姿はまさにエヴァ的で迫力はあるもののリアリティは感じられません。

石原さとみについて

石原さとみについて、演技が不自然とか英語がおかしいとか散々言われています。

それはいくら三世だからと言って、米国政府の中枢に入ってる 日系人という設定に問題があります。その設定の上で演技するなら、ああしかならないでしょう。英語は結構よかったんでないと思います。

まとめ

社会風刺という点では何か問題を投げかけているのかも知れませんが、風刺というより皮肉で終わっている気がします。 エンターテイメントとして見ると、日本政府が中心なだけにある意味退屈で娯楽性に欠けます。

海外で全く興行が成功していないのは当たり前ですね。

GANTZ:O

カテゴリー:  Entertainment  タグ:  films

昨年やっていた「GANTZ:O」をAmazonビデオでレンタルでみました。

以下、ネタバレです。

ストーリーは満点

設定自体は、原作でも描かれている大阪編・ぬらりひょんが使われています。

ただし、登場メンバーは加藤、鈴木、レイカ、西のみです。 これに大阪メンバーが加わります。

原作の主人公は冒頭で死亡し、回想シーンでしか登場しません。代わりにこの作品での主人公は加藤となっています。 そしてヒロインはレイカでなく大阪メンバーの山吹杏です。

原作を再現しようとすると、いろんなキャラがでてくるのでとっ散らかって収拾できなかったでしょう。90分という枠で描くのに、加藤に主人公を絞って、加藤のピュアな正義感、弟への思い、山吹との交流に絞ったのは正解でしょう。

GANTZの世界観を見事に踏襲しながら90分の作品としてストーリーも破綻がなく、結末も予想がつくものの感動的でした。

原作を知らないと「なんだ?この黒い服の奴らは?」ってなっちゃうかもしれませんが、それなりに楽しめるように出来ています。

CGについて

CGは大したものです。

人の顔がのっぺりと人形っぽい感じになっているのですが、 日本特有の好みでしょう。

エイリアンや街並み、GANTZチームのスーツや武器など本当にリアルです。特にスーツや武器の光具合など原作のイメージをよく再現していますね。 GANTZの武器などは原作でもCGを使って描いていたらしいので、こういった表現に向いているのかもしれません。この辺りは実写版よりも安心してみて入られます。

ヒロインの山吹とレイカのCGも必要以上に女性っぽい体型に描かれていて、ユサユサ揺れぐらいが日本っぽい。こういうのを買ってしまう人の気持ちがなんとなくわかります。

大阪編は、敵が妖怪っぽくグロいものが多いし、市民を襲うシーンも多数、おまけに強敵が多いので大阪チームの強者もとても酷いやられ方でバンバン殺されていきます。

こりゃ実写では絶対できないグロさですが、CGだとグロくても何故か見ていられますね。それなりの配慮はしているのでしょうが。

声優について

エンドロールを見ていたら、大阪チームのリーダー岡八郎はケンコバ、強者二人をレイザーラモンHGとRGが演じているとのことです。

全く気づかず見ていました。笑いはなく、真剣に演じていて役にはまっていました。

最後に

フルCGとしては、原作の世界観の再現、ストーリーとしての完成度、 効果的なCGの描き方など、日本の作品としては最高の一つだと思います。

これまでのものが「フルCG」を見せるものだとすると、やっと「作品」を見せてくれるフルCGという感じでしょうか。

Apero for put.io

カテゴリー:  Tech  タグ:  pnut.io

App.Netのサービス停止を機に使い始めたpnutですが、新しいMac用のクライアントが良さそうだったので導入してみました。

Aperoとは

Mac向けの新しいクライアントはAperoです。

ごく一般的なSNSクライアントと言った趣です。

起動すると自分のタイムラインが表示されます。

タイムライン上の各ツイート?にはスレッド表示ボタン、スターボタン、リツイートボタン、リプライボタンが配置されています。画像はインラインで表示されてるようです。

タイトルバーの部分には、グローバルのタイムライン、自身のタイムライン、メンションへのリンクが配置されています。これもTwitterっぽいです。

右上には発言ボタンがあり、押すと発言用のウィンドウが開きます。 こちらもごくシンプルで、SendボタンとImageボタン、キャンセルしか機能がないようです。

pnut自身ストレージは持たないため、現バージョンのAperoではそのままアップロードできません。 どこかの画像共有サイトなど画像自体をどこか別のサイトにアップロードしてそのURLを貼り付けるだけです。 将来的には無料の画像共有サービスと連動するようです。

また、自身のプロファイルを表示させて、説明や名前、アバターを変更することもできるようです。

Aperoの評価

Twitterなどの他のSNSのクライアントと比較すると、まだ基本的な機能しかありません。シンプルといえばシンプルですが、デザインも素っ気無さすぎてもう少し改善が必要な気もします。

ただ、まだ非常にマイナーなSNSであるpnut のmacOS用クライアントがこの時期に発表され他のは、ソーシャルではないSNS的な使い方をマイナーなサービスで行なっているわたし的にはとても嬉しいことです。

初期の頃のApp.Net的な香りがしますね。

関連リンク

どんずる峯

カテゴリー:  Trivialities  タグ:  travel

実家に帰ったついでに、奈良県香芝市にある「どんずる峯」に立ち寄ってきました。

どんずる峯とは

「どんずる峯」とは、奈良県香芝市穴虫付近にある白い凝灰岩の奇岩群の奇勝です。

1500万年前~2000万年前ごろの二上山の噴火によってふもとの湖に火山灰が降り積もり、それが地殻変動によって隆起したものがどんずる峯の起源です。それらが長年風雨にさらされて浸食され、現在の地形になったものです。

昔からその岩の白さで知られ、石棺や石仏の材料として掘り出されていたようです。

地質学的にも貴重なのか、奈良県指定の天然記念物となっています。

異様な雰囲気

実家にごく近いので、以前に何度かきましたがもう20年近く訪れたことがありません。

久しぶりに 山の上に登ると、突如として真っ白な奇妙な形をした岩の層が一面に広がっています。 やはり、不思議な光景でつい見入ってしまいます。

「どんずる」とは「屯鶴」と書き、「鶴が屯(たむろ)している」ように見えるからだと言います。

私はなんだか緑の木々に覆われた山から覗く「白さ」が骨の白さと重なって、髑髏(しゃれこうべ)を思い出して不気味な感じがしてしまいます。

確かに、地元には「屯鶴峯は出るよ」という噂が絶えないようです。 昔はここに合戦の後の遺体を埋めていたとか、第二次世界大戦中に造られた複雑な防空壕があるため空襲で死者がたくさん出たとか。 防空壕があるのは本当ですが、果たしてこんな田舎が空襲を受けたのか疑問です。

ただ、本土決戦を目前にした陸軍が航空部隊・航空総軍の戦闘司令所として建設した壕があるのは確かです。

現在、防空壕の一部は京都大学防災研究所附属地震予知研究センター屯鶴峯観測所として 使用されており、地震予知研究計画の一環として地殻変動の連続観測が実施され ているので、そんな無残なことがあったようにも思えませんが。

整備された周辺

この穴虫付近は奈良と大阪を繋ぐ抜け道で、車通りの割に反対車線の車来ると厳しいくらいの道の細さでした。

どんずる峯の上り口にちょっとスペースがありましたが、以前は駐車には苦労したものです。

今では道も整備され、すぐ手前に専用の無料駐車場も用意されトイレも完備されたました。

他では見れない景色を意外な場所で楽しめるので、近辺まで行った方は是非足を伸ばしてみてください。