フェイスリフトした新型 WRX STI
フェイスリフト
新型WRX STIがデトロイトショー2017で発表となりました。
WRX STIも発表が2015年で3年目ですから、年次改修レベルですが今回は色々と変えてきたようです。
まず、以前から噂があった通り、フェイスリフトを施してかなり挑戦的なスタイルになりました。
比べてみましょう。
まず、うちの現行型です。
そして、今回発表された新型です。
一見してわかるのは、フロントのヘキサゴングリルが少し小さくなり、その分フロントバンパーグリルの開口部がかなり大きくなったことです。これによって、随分フロント周りがアグレッシブな印象になりました。
スバルによるとヘキサゴングリルはスバルの「安心」を表しているらしいので、この車には少し小さい方が良いのかな。
これに応じてヘッドライトも高さが抑えられ鋭い印象になっているようです。よく見るとデザインも変更されており、今までフロントバンパーグリルにあったウィンカーランプがヘッドライト内に一体化されたようです。これが一番フロントがスッキリした印象に繋がっているようです。
かっこいいですね。
個人的には、現行型のウィンカーの位置、ちょっとレトロな印象もあって嫌いじゃないんですがね。
エクステリア周りでは、ホイールのデザインも少し変わったようです。また、STIには19インチとのことです(日本ではどうなるか不明ですが)。うぁ、ただでさえ乗り心地は悲惨なのに、大丈夫かな。
あと、目を引くのは、イエローキャリパーの採用でしょう。結構目立ちますね。
DCCDが変わった?!
大きな変更としては、2代目インプレッサの通称鷹目から10年間電磁式と機械式LSDだったDCCD(ドライバーズコントロールセンターデフ)を電子制御一本に改めたそうです。
スバルでは「最適化」としており、回頭性の向上とハンドリングをあげているようです。
ただし、詳細な変更内容は発表されていないようですね。
その他の変更
スバルは年次改修で結構細かい改善を入れてきますが、今回もすごいです。
- 振動・騒音対策で、フロントドアガラスの肉厚増し
- レカロ製のフロント電動パワーシートもオプションに追加
- サスペンションの最適化による操縦性と乗り心地の向上
- パワステモーターのECU一体化による軽量化と制御見直しによる操縦性の向上
- 6段MTのシンクロ機構の見直しによるフリクション低減とフィールの向上
- ステアリング連動LEDヘッドランプ
さすがに買い直せるなら買い直したいな。