WRX STIに助手席アンダーカバーを

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以前エアコンの調子が悪く修理してもらった際に確認のため助手席の下を覗き込んでみたら、ダッシュボード下の部分は配線や部品がむき出しで驚いたことがあります。ディーラーがパネルの装着を忘れたんだと思い確認したら、「そういう仕様です」と言われて愕然としました。

いやぁ、400万近い車でこう言うコストダウンをするのかと。

レヴォーグやXV Hybidにはこの部分にカバーが付いている模様。スバルなんて所詮実質的には1車種なんだからと調べてみたら、皆さん同じようにつけてらっしゃる。

早速スバルに行って部品が欲しいというと、裏にあるパーツセンターを案内されました(販社の本社なんでパーツセンターが運よく隣接しているのはたまたまです)。

パーツセンターに行くと、以下のイラストで確認されました。

Levorg-Instrument-Panel.pdf - Google ドライブ

部品番号なんかは変わるらしいので、「レヴォーク用の助手席アンダーカバーが欲しい」と依頼した方が確実です。

アンダーカバーが2,200円、クリップが2つ必要で1個 50円です。真ん中のクリップはアンダーカバーに付属しています。合計しても、3,000円いかないです、安っす。

取り付けは、発煙筒を外して、位置を合わせて押し込んだら、クリップで留めるだけです。5分もかかりません。 上の写真が取り付け前のむき出し状態、下の写真がカバー取り付け後の状態です。

アンダーカバーはかなり厚手の吸音材が貼り付けてありました。
思うに、レヴォークやXVなどではアイドリングストップするので、ちょうどこの部分にあるエアコンのブロアモーターの音を遮断するためにこのカバーをつけたのでしょう。アイドリングストップもしないWRXは、「見えねぇし、まっいっか」って感じですかね。

結構なユーザーがつけてるので、やっぱみんなむき出しってのは気になるんですね。

ちゃんと、最初からつけとけや!

プロトのアクセルペダル ネオをWRXに

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アクセルペダル ネオ

WRX STI(VAB)では、以前のインプレッサ WRX STI(CBA-GRB)よりアクセルペダルの位置がちょっとだけ具合が悪くなっています。

アクセルペダルがブレーキペダルよりかなり奥にセットされているのです。私が以前乗っていたレガシィと比べても奥にセットされています。

誤操作防止のためでなのでしょうが、最初かなり戸惑いました。ブレーキは踵を浮かせてつま先で踏みますが、アクセルは踵をフロアにつけて足裏全体で踏みます。標準のレイアウトだと、ブレーキを踏んで再加速する際はいいんですがアクセルを踏んだ状態でブレーキを踏む際はかなり意識して足を踏み替えて位置を変える必要がありました。

また、この位置だと、フルブレーキングでならともかく街乗りで加減してのブレーキではヒール&トゥーなどアクセルに絶対に足が届かない位置関係です。「ヒール&トゥーがやりづらい」という話はよく聞きます。私はフルブレーキングでないならヒール&トゥーなどやる意味もないと思うのでやりませんが、このペダルの位置関係では踏み替えてのブリッキングもスムーズというわけにはいきません。

今日SAB千葉長沼でスバルオーナーズミーティングがありプロトが出店していたので見に行ってきました。

狙いは、「アクセルペダル ネオ」です。

アルミの削りだしという贅沢な作りのペダルです。標準と同じような黒い斑点模様ですが、これはシールです(赤も入っているので自分で選べます)。アルミのパターンのみでゴムなど余計なものは付いていないので、足を当てるときちんと安定しつつ滑らすこともでき操作が大変スムーズに運びます。

位置は標準よりペダルが若干手前に出てくるイメージですが、形状も手前に長いので感覚的にはかなり手前にくる感じです。また、ペダルの高さや角度も微妙に調整してあり、初めてでも違和感はなくブレーキとの踏み替えで楽になっていることに気づきます。

手前に来ることで、アクセルワークも抜群にやりやすくなり、ブレーキペダルの位置関係も良好で踏み替えが標準ほど大げさな動作をしなくてよくなります。

試しにやってみると、街乗りでのブレーキ操作でも楽にヒール&トゥーができます。 普通の踏み替えてのブリッキングも大変楽です。

ペダルとしてはかなり高価ですが、その効果と見た目の素晴らしさは非常にコスパの高い商品だと思います。

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プロトのフットレスト

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プロトのアクセルペダル ネオをWRXに」でも書いたようにアクセルペダルを変えたのですが、一緒にフットレストも購入すると割引が出るということで一緒に購入しました。

WRX STI(VAB)では標準でフットレストが付いているのですが、これがクラッチよりもかなり低い位置にあります。

足の収まりはいいんですが、クラッチを踏む際足を持ち上げるという動作が大きく入ってしまします。

プロトのフットレストをつけるとかなり高い位置にフットレストを持ってくることができます。こうすることで、フットレストに足を置いていても、スムーズにクラッチ操作に移ることができます。このフットレストは2段階で位置調整ができるようですが、私には一番高い位置が合っていました。

また、フットレストの形がペダル上でなく、ラウンドバータイプです。つまり、バイクの後部座席用のステップと同じ作りです。二輪のパーツも作っているので、そこからヒントを得たそうです。決して流用では......

形状から自由度が高く、母指球をかけておくのが基本的な位置だと思いますが、指で握るようにしてみたり、土踏まずを押し付けてみたり、長距離の場合はいろいろとリラックスのために使えそうでス。

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Prova SI-Driveダイヤル、そしてSI-Drive考

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PROVA【プローバ】SI-ドライブダイヤルVAB専用 90000IP0112を購入しました。

SI-Driveはほとんど使っていなかったのであまり意味はないんですが、やっぱりインテリア的に「ココはブラックでしょ!」的なノリです。

溢れる高級感

商品が来た時は、あまりの軽さに軽くめまいを覚えました。
予想外に重量は軽く、しかもダイヤルを付け替えるのでなくSI-Driveダイヤルの上からかぶせて内側のショボい両面テープで貼るだけです。正直「これが5千円近くするのかよ!」と衝撃を受けました。

装着してみると、両面テープでしっかり固定されて操作で問題なるような様子もなく、アルミ削りだしでブラックアルマイト加工された見栄えは素晴らしく下部の赤いLEDに映えます。精緻な側面のローレットが「機械」感を出していて、見ているだけで男の子の血が滾ります。

ここだけ見ると、アウディなんかよりセンスいいんではないか?

SI-Drive再考

この車を購入して10か月、ほとんどSI-Driveを使っていなかった。というか、触りもしていないんです。

実際のところ、AT車なら統合していろんな制御が入るのかもしれませんが、MT車だとSI-Driveで行っているのは「スロットルバルブ開度」と「ブーストソレノイドバルブ」の制御だけだろうと思います。つまり、アクセル開度によって制御される度合いをモードごとにECUで特徴付けて変化させているということです。

それなら、自分の足でアクセル開度を必要に応じて制御できる技を磨けば、こんなものはいらないじゃないかというのがわたしの考えでした。

以前、Legacy B4 3.0R spec.BでInfoEcoモードというのがありまして、どうやらエコな走りになるらしいけれどMT車で一体何が行われてるの?と疑問でスバルに質問したところ、スバルの答えは以下でした。

ご質問に関しまして、取り扱い説明書にもご説明しておりますが、通常の走行ではノーマルモードのご使用を推奨致します。 エコモードは回りの走行環境で、10・15モードの走行条件で走行できる場合にエンジンの制御を行なってますが、 アクセルの踏み方も微妙な為、夜間等で回りに車が無い状態で自分のペースで走行出来る場合以外は、 現在の道路事情では差が殆どわからなく、燃費の差も出ないと考えられます。

エンジンの制御内容に付きましては公表しておりません。

どうぞご理解の程よろしくお願い申し上げます。

つまり「意味無し」。

それに「モード」って奴が嫌いなんです。 ユーザーにモードを使い分けさせるくらいなら、もっと機械が賢くなれや!というのが持論だからです。 なんかDOS時代の一太郎を思い浮かべてしまうのです。

WRX STIのSI-Driveに価値はあるか?

と、思っていたのですが、今日Provaのダイヤルをつけてみて触りたくなってしまったので、いろいろ試してみました。

SI-Driveは、Legacy 4代目時代のInfo Ecoモードよりもう少し積極的な介入をしています。おそらくアクセル操作に対する実際のアクセス開度のマップを調整しているように思います。

Iモードはあまり使い道が見つかりません。確かにマイルドになるのですが、もうSモード一本で慣れているので必要性を感じなのです。逆にマイルドになる分、自分の想定よりアクセルが開かないので、つい多めにアクセル踏んでしまいます。本末転倒です。

S#は確かに刺激的です。普段の街乗りでこの敏感さは疲れるかもしれません。

が、ちょっと混雑してる車線の多い高速道路などで車線を移動したりする際、S#モードでキビキビと加速減速を繰り返すというのはなかなか実用的だと感じました。

一番有用だなと思ったのは、Iモードで走りつつ、「ワイルドスピード」のブライアンになりきり NOSのつもりでS#モードに入れるという遊びです。なり切れます。

ニュルブルクリンク : 2015 WRX STI Fastest Lap

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眠れなくて、今年のニュルブルクリンクの WRXが出したファーステスト・ラップの動画をつい見てしまいました。

WRXはコーナーでも安定していて、いい走りしてますが

コエェェェー

WRXはSP3Tクラスで出ているはずですが、SP2TやSP3など遅い車もいれば、GT3やGT4クラスの車がバカ速で抜いていく。しかも、コースは高低差もあり難所のコーナーもあるニュルブルクリンク。

見ながら、抜いてく車に肝を冷やしたり、画面見ながらありもしないブレーキペダルを踏み込んだり......

眠れん。

Linkmount SystemでiPhoneをスマートに持ち歩く

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昨年Kickstarterでポチって忘れていましたが、やっとLinkmount Systemが完成してデリバリーされてきました。

私が選んだのは黒のモデルです。

Linkmount systemは、この栓抜きのような形をしたベースをiPhoneなどのスマートフォンに3Mの強力な両面テープで貼り付けます。貼り付ける際にはちゃんとガイドのテンプレートが付いているので、相当不器用な人でも安心です。

Kickstarterの動画を見るとわかりますが、ベースの部分の下部に専用のストラップ(というかリーシュかな)を装着することができます。装着部分もかなりしっかりしているので、このままぶらぶら振り回しても大丈夫な感じです(自己責任で)。

また、このベースの部分を引き起こすとリングが仕込んであります。引き起こすと自由に動くので、90度回転させて指を入れると安定してiPhoneを保持することができます。iPhone 6 Plusにして操作中に落とすことがありましたが、これでその心配もかなり軽減されます。日本では「バンカーリング」や「グリップリング」などという商品名で売られているものと機能は同じです。

このリングが角度が自由に調整できることと、かなり計算された形をしているので、iPhoneを机に置くときスタンドとなります。普通のiPhoneであれば、ポートレイトでもランドスケープでも大丈夫です。iPhone 6 plusなどの大きなスマホの場合、重心などの関係でポートレイトではうまく立ちません。

また中心部に四角い凹みが付いています。これは、セットになっているシンプルマウントにマウントする際の機構になっています。

シンプルマウントはプラスチックで直径2cm位の富士山型のオプションで、真ん中に強力な磁石が仕込んであります。裏面には3Mの両面テープが貼ってあるので、これを壁などに貼り付けます。Linkmountを近づけると、先ほどの中心部を四角い部分がピタリとマグネッットにハマって垂直な面でも固定されます。自分がよく座ってる場所の棚や壁につけておけば誤ってiPhoneを床に落としてしまうこともありませんし、車のダッシュボードに貼り付ければいつでも付け外し出来る簡易ナビになります。

さらにその四角の真ん中の部分には、ネジ穴があります。このネジ穴がカメラの三脚ネジと互換性があるので、カメラをマウントするような三脚や追い撮り棒、自撮り棒などに簡単にiPhoneを装着することができます。

装着してもそれほど厚みがないので、Urban Armor Gear フォリオケースをやめて、 以前購入したオイルドレザースリーブに戻しました。

1台4役でなかなか使えるやつですが、見た目もシンプルで気に入っています。

千葉スバル 市原店グランドオープン

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市原まで行ったついでに、グランドオープンだった千葉スバル市原店に行ってきました。

イトーヨーカードーの前で、店舗も広く駐車場も入りやすいお店です。千葉スバル本社を除けば、一番規模が大きいようです。

店内は半分が中古車ショップなので、新車の展示は本社ほどではありません。

フロアの真ん中には、ニュルブルクリンクで優勝した S206ベースのマシンが展示されていました。ど迫力です。

記念にスバルのタオルをいただきました。

El Capitan にしたらLINE6も繋がらん

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El Capitanに移行当初、NuForce DAC2の問題で悩みました。結局、USBから抜き差しすれば大丈夫なんですが、毎回起動するたびにこれをやるのは非常に面倒です。

久しぶりにギターでもやるかと、LINE6のPOD Studio GXにギターをつないでみると見事に認識しません。調べてみると、USB Audio周りでやはり互換性がなく繋がらないようです。こちらはUSBから抜き差ししてもダメでした。NuForceと違ってLINE6は対応をアナウンスしているので、しばらくの辛抱です。

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ゆいレールがQRコード乗車券になっていた

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昨日、披露宴にお呼ばれして久しぶりに沖縄に行ってきました。

空港からゆいレールというモノレールで移動だったんですが、そのチケットがQRコードになっていました。

写真のように右半分にQRコードが印字されているので、これを改札の光学読み取り機にかざすとピっと行って通ることができます。QRコードの右半分はコピーガードで色が付いており不正防止対策が施されています。試しにiPhoneのQRコード読み取りアプリで読ませましたが、読み取れませんでした。コード自体も暗号化されているようです。

実際使ってみると、位置を合わせてタッチする必要があり磁気カードより使い勝手は良くないです。読み取り時間も、立ち止まるほどではありませんが磁気カードより時間がかかるようです。

改札を出るときはタッチするだけなので当然手元に乗車券が残ります。どうすんだろう?と思っていたら、改札機の端に回収箱が下げてありました。ちょっとダサいです。

QRコードのメリットとして以下の2点の説明がなされています。

  1. すべての乗車券がタッチ式なので改札機をスムーズに通れます。
  2. 使用済み乗車券も資源ごみとしてリサイクルできるため、環境に優しい乗車券です。(今まで利用していた磁気券は産業廃棄物です)

前者は乗客の改札がスムーズというより、物理的に機械を通さなくてよいため券づまりや券の取り忘れなど磁気券にあった問題がなくなるという運営側のメリットだと思います。利用者から見ると、券の裏表やコードの位置を意識する必要があるのであまりメリットはなさそうです。

環境に優しいとは磁気を塗布しなくてよく紙だけでできているということを言っているんでしょうか。これも裏を返せば、コストダウンできているということで運営側のメリットですね。

赤字垂れ流している3セクでまた新しいおもちゃぶちこんだのかと思いましたが、これで駅員削減ともやるんだったらアリですかね。

ちなみに、OKICAというICカードも導入されていました。SUICAなどとの相互運用はできていないようですが。

ワイルド・スピード スカイミッションを観て

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ワイルド・スピード SKY MISSION を観ました。

137分とかなりの長編でしたが、一瞬も気を抜けないとてもよくできたアクション映画でした。

しかし、カーアクションかというなんか微妙な感じですね。

カーアクションとしては微妙

車のアクションシーンはもちろん満載です。

ドムとデッカード・ショウのチェイスから始まり、山岳地帯のシーンの一本道でのバトル。そして、アブダビでは高層ビルから隣の高層ビルへのスーパーカーでのジャンプ、最後はロスの市街地での車と無人戦闘機とのバトル。

確かにチャレンジしています。

最初はよくある正面からお互いに車で突っ込んで度胸のない方が避けるというあれでは、掟破りのそのまま正面衝突。

山岳シーンでは、CMでも使われた飛行機からの車でのダイブや、オフロードでのカーチェイスにもチャレンジしています。アブダビではスーパーカーの室内でのアクションから高層ビルからのジャンプ(冒頭、ブライアンが車のおもちゃを投げた子供に「車は飛べないよ」というシーンを思い出してニヤリとしますな)。

どれも迫力のあるシーンに仕上がっていますが、やっぱり奇をてらいすぎて車は使っているけれどカーアクションじゃないって感じがし過ぎてしまいます。

使用された車は

ドムは相変わらずダッヂチャージャーが中心。ブライアンは、Impressa WRX STI(GRB)、GT-R R35、Toyota Supra(JZA80)とこちらも相変わらず。

GT-Rってイメージはありますが、実はインプも結構気に入っていたようです。

「ワイルド・スピードMAX」でも後半ブライアンが乗っていますし、「ワイルド・スピードMEGA MAX」でもハンが乗っていました。「ワイルド・スピード EURO Mission」でもストリートレースで登場しています。

ただ、アブダビのシーンでライカン・ハイパースポーツが凄すぎて見逃しがちですが、意味もなくメンバーがブガッティやフェラーリなどスーパーカーに乗って登場するシーンが出てきます。なんか、意味もなく興ざめでした。ライカン・ハイパースポーツはさすがに本物でアクションしたわけじゃなくポルシェ・ボクスターでレプリカを作ったそうです。それでも、そもそも本物もポルシェのエンジンを使ってますしWモーターズ協力でレプリカを作ってるので本物と見分けつかんでしょう。

まとめ

このシリーズ、個人的には大変楽しみにしていますが、初期の作品と後続の作品の間でストーリーの矛盾を抱えていました。

まず、

  1. 死んだレティ
  2. 死んだハン

レティは第4作「ワイルド・スピード MAX」で殺されてしまいます。そして、第4作では復讐に燃えるドムが描かれますが、第5作「ワイルド・スピード MEGA MAX」ではドムは新人警官だったエレナという伴侶を得ます。そして第6作「ワイルド・スピード EURO MISSION」でレティが生きていることがわかります。キャステイングの問題なのか、ストーリー上の都合なのかわかりませんが、明らかに死んだことにしたレティを製作の都合で生き返らせちゃったんですね。

今回の「ワイルド・スピード Sky MISSION」ではレティの失った記憶を取り戻しドムとの関係の修復も一つのテーマになっていて、これで一件落着ということでしょうか。

ハンの方はシリーズ3作目までの矛盾です。

というのも、第2作目「ワイルド・スピードX2」はローマンやテズが登場した作品ですが、ドムは出てこずブライアンだけが主人公です。そして第3作「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」は東京が舞台で最後にドムがちょっとだけ顔を出しますが主人公は高校生のショーンです。

つまり、この作品まではドムとブライアンを中心とした凄腕ドライバーたちの活躍を描く第4作以降のシリーズと異なり、一作品ごとに設定を生かしつつ全く別の作品だったのだと思われます。そして、この3作目ではストーリー上の都合でハンを殺してしまいました。

しかし、第4作以降ではハンは何食わぬ顔で登場したので、最初は「あれ?」となっていたわけです。

今回の作品でシリーズ中のそれぞれの作品の時系列での位置付けが一応矛盾なく説明され、ハンの死もうまくストーリーに活用されました。

ポールは亡くなったが

撮影の途中でポール・ウォーカーが交通事故により他界するという不幸がありました。まだ半分も撮影が残っていたそうです。二人の弟が代役を務め撮影を終了したとのことですが、私にはどこで入れ替わったかわかりませんでした。よく見ると顔は似ていますが、見間違えるほど似ていないのですが完全にブライアンでした。

最後のブライアンが子供と遊ぶ姿を見ながらみんながいろんなことが変わってきたと感じ最後黙ってドムが去るシーンなどはポールがなくなったことを踏まえて作られたシーンでしょう。が、ストーリーも変にブライアンにフォーカスを外すこともなく、きちんと二人に主人公が描かれています。

まぁ、最後のシーン見るとブライアンはこの作品が最後なのかなという気がしますが、次の作品も制作されることが発表されているのでどんなストーリーになるか楽しみです。