テンキー考察

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テンキー不要です

最近は会社でMacbook Airが配られるようになってテンキーなんてありませんし、 以前から仕事でも自宅ではずっとHHKB ですから、テンキーを使っていません。

そもそも、経理屋さんじゃないので、テンキーなんて本当に使わないんです。

ただ、学生の頃、8ビット機でひたすらプログラムの16進数のダンプを打ち込んでいた時期には、とってもお世話になりました。

そんなノスタルジーなのか使わないとわかっているテンキーが時々欲しくなります。

有用かどうか関係なく、単にガジェットオタクの物欲をくすぐる形状をしているためかもしれません。

そんな物欲を満たすべく、 「もし、ファッションとして買うなら」と市販のテンキーを眺めてみました。

FILCO Majestouch TenkeyPad 2 Pro

まず、FILCO Majestouch TenKeyPad 2 Pro です。

FILCOはダイヤテックが展開しているパソコン周辺機器のブランドで、その中でも Majestouchは高級路線のキーボードです。 Majestouchの特徴は一般的なメンブレンですが、キースイッチについてタッチが違う茶軸、青軸、黒軸、赤軸の4種類をそれぞれのモデルに用意していることです。

TenKeyPad 2 Proについても、それぞれのタイプが用意されており自分の好みに合わせたキータッチのものが選択できます。

キー配列も一般的なものですし、USB-6キーロールオーバー対応で同時押下してもちゃんとキーを認識してくれる仕様です。

仕事で使うには一番安心感があります。

また、このモデルには漆塗りを施したバージョンもあり、一生モノとして大事に使うのもアリだと思います。

東プレ テンキー REALFORCE 23UB

次に、東プレのREALFORCE 23UBです。

東プレなので、当然静電容量無接点方式を使ったテンキーです。ほとんどのシーンで 同じ静電容量無接点方式のHHKBのPro 2かBTを使っているので、 スコスコというキータッチも同じでしょうから、使用感は良さそうです。

一点気になるのはキーの配置です。

通常のテンキーですと、以下のいずれかのパターンがほとんどです。

  • +キーが縦に長く右端の一番上のキーは-キーである
  • +と-キーの大きさは同じで、右端の一番上のキーはBSキーである

ところが、REALFORCE 23UBでは、右端の一番上のキーは=キーなんです。うーん、なんでこんな特殊なことするんだろう。

バード電子 メカニカルテンキー MXR-12B

これが一番ガジェット心をくすぐられます。

質実剛健! がっしりとして製品寿命も長い メカニカル式USBテンキーユニット

MXR USBテンキーユニット - バード電子

確かに、こう謳うだけのことはあります。

「これぞ、メカ!」という印象の板金製の筐体に、余計なキーを省き数字キーとピリオド、Enterキーだけという潔さです。

キーはCherry社で一番押下感がある黒軸を採用しています。 キー一つ一つに板金製スペーサーを採用しており、打鍵の衝撃を基盤に伝えないようになっていますし、 特定のキーのスイッチだけ交換できるようにもなっており長く使う配慮がなされています。

HHKB同様、キートップの表示のない無刻印モデルもあり、これもくすぐられます。

自分と折り合いをつける

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自分は、ちょっと偏屈で傍若無人でいけ好かないところがあるなぁと思います。 そういうところはダメなところなんだとわかってはいるのです。

ところが、時にはわたしのことを主張があり意志が強いと言い、ちょっと尊敬さえしてくれる人がいたりします。

「そうか、どんな人間だって誰かしら受け入れて評価してくれるのだな」と思えた時、 私は自分自身を拒むことなく自分自身と折り合いをつけることができたんだなと思います。

そうして、ますます偏屈で傍若無人でいけ好かないダメ人間になっていくのですが、 とても楽しく仕事をできています。

人って、どうやって、いつ自分と折り合いをつけているんでしょう。

私はつい2年前です。

Kickstart Japanのローンチは9月13日

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Kickstart Japanのローンチが9月に決定

今年の5月に発表されたKickstart Japanのローンチですが、CNETの記事によればローンチ日がアナウンスされたようです。

Kickstarterは8月17日、Kickstarter Japanを9月13日にローンチすると発表した。

「Kickstarter、日本語版を9月13日にローンチ」 - CNET

すでにプロジェクトの申請ページも開設されていて、日本語での申し込みが可能となっています。

これまで一番のハードルは現地の銀行口座と個人だとstate issued IDが必要だったことです。そのため、そういった手続きを代行サービスしてくれる会社もあるほどです。

Kickstart Japanがローンチされることによって日本語で手続きできることも大きいですが、プロジェクトを立ち上げようという方にとってはやはり日本の銀行口座と日本の身分証明書でプロジェクトを開始することができるのが一番の恩恵です。

海外の奇抜なアイディアをみているのも楽しいですが、日本でこそ発想できるような新しいプロジェクトが出て来るのを楽しみにしています。

Kickstart にハマりすぎ。こんなプロジェクトを支援中

最近気に入ったプロジェクトを見つけて、支援しているプロジェクトを紹介します。

ORII

指にはめるリングでBluetoothのヘッドセットになっていて、はめた指を通して骨伝導で耳に音声を伝えてくれるというものです。

会社支給の電話もiPhoneになってBluetoothのヘッドセットを使っているのですが、電話も結構使うので常時つけておくのがいいのですが耳が痛くなったりするので結局使う機会が少なくなっています。リングであれば普段指につけておいて、着信したら耳に指を当てれば良いので。

なんか指を当てて話している姿も、何かの映画でみたような気もして未来的でかっこいいかなと。

DJIN

特に意味はありませんが、こういったミニマム財布みたいなアイディアはスタートアップには多いですね。

GOVO

バッチホルダーです。半年に一度くらい社員証のケースが壊れるので、耐久性がありそうかとポチッとしました。

私を夢中にしたプロジェクト

結局支援まで至りませんでしたが、惹かれるものがあったプロジェクト達を紹介します。

QWERKYWRITER

キーボードマニアなので堪りません。

WhiteFox Keyboard

もう一つキーボードものです。発想的にはHappy Hacking Keyboardに近いものかもしれません。

nOb

使い物になるかどうかは別として、このノブの質感とスイッチと木材の本体のクラシカルなデザインが堪りません。

日本でのプロジェクトがたくさん立ち上がってきたら、この勢いだとついつい支援プロジェクトが また増えてしまいそうで個人的には心配です。

Python勉強会でJupyterを使う

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Jupyterとは

あまり経験がないメンバーが多いのでPythonの勉強会を始めたのですが、動作を確認しながらソースとメモを一緒に残せるということでJupyterを使い始めました。

使っている様子はこんな感じです。

Jupyter Notebook

普通に文章がありますが、これはMarkdownで作成したセクションです。

コードの部分はきちんと言語のシンタックスを解釈して色分けしてくれています。コードの直後の表示はその実行結果です。

Jupyterはシンタックスで色分けしてくれるだけでなく、記述されたPythonのコードをその場で実行しその結果を記録として残してくれます。

勉強に便利なのは、以下の二点で入門者には最適です。

  • メモとソースコード、その結果がひとまとめに残しておける。
  • ちょっとづつコードを書き換え、その場で検証もできる。

Macへの導入の仕方

導入手順は以下です。

  1. MacにHomeBrewを導入する
  2. HomeBrewでPython3を導入する
  3. pip3 でJupyterを導入する

詳しくは、インストールガイドを読んでみてください。コマンド数個打てば導入完了です。

Jupyterの起動の仕方

適当にフォルダを掘って以下のコマンドを入力します。

$ jupyter nootbook

ブラウザが起動されJupyterの画面になりますので、どんどん作っていきましょう。

今のところ認定試験でも受けようかと、王道のチュートリアルを教材にしています。

メンバーの赴任

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以前の部署のメンバーが沖縄から異動でこちらに来るそうです。

以前は契約社員でいろんな制約があったと思いますが、今や子会社ですが正社員です。 そして今回は我が本社に逆出向で赴任となったようです。若さや容姿にかまけず仕事のスキルを自分で磨いて、ステップアップのチャンスを得るために貪欲に戦略を立ている姿は個人的に尊敬しています。

「東京に行きます」

そう言われました。

私が沖縄から離れた当時は時々電話が掛かってきて1〜2時間話し込んだりしていたのですが、仕事に絡んだ話しかしてなくて、全くプライベートとか知らないなぁ。

近くにいるとなると距離を測りかねますね。

書評:進撃の巨人 23巻

カテゴリー:  Entertainment  タグ:  books

忙しいので、Kindleで風呂に入りながら読んでみました。

この漫画、楽しみにしているのですが、いつも前巻でどういう話だったか忘れてしまいます。

歳のせいもあるかもしれませんが、今回もいきなり22巻から飛躍していたので一体どんな話だったか見失いかけました。

前回は「進撃の巨人」の記憶を通してエレン・クルーガーとグリシャ・イェーガーの邂逅や、手紙を通したユミルの生い立ちなど、過去に起こったこの物語の起源とも言えるストーリーが語られました。

本巻では、冒頭ほぼ初登場の人物だけで語られ始め、いつの時代のどこの話なのか、見失います。

しばらく読み進めると、ジークやライナーが登場し、前巻から数年が経過したマーレ国での話だとわかります。

マーレは前回のパラディ島作戦失敗後、他国との戦争に入り一旦パラディ島の征伐を諦めています。そして、時代は新兵器を産み、巨人の脅威を過去のものにしつつあります。あの巨人の脅威を!

しかし、巨人の力に依存していたマーレはすぐに新兵器を開発できるわけもなく、ジークの進言によりまたパラディ島征伐を開始するのでしょう。

という背景がずっと語られています。

もう、物語の上ではほとんど手札は提示されており大きな謎は残っていません。だーっと物語が進んで欲しいものです。

醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて

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先日Cacci Al Tesoro ( カッチャアルテゾーロ )でいただいた醸し人九平次のお酒があまりにも美味しかったので、同じ蔵のお酒「純米大吟醸 黒田庄に生まれて 720ml」を注文しました。

香りはやはりフルーティーです。先日飲ませていただいたお酒よりも香りは強く感じます。「ライチ」に例えられていますが、わかる気がします。

口に含むと微炭酸を感じ、次に微かな酸味があります。空気を含ませながら味わうと、すっきりとした甘みを残してのど越しも爽やかです。

やっぱり美味しいなぁ

書評:葬式は、要らない

カテゴリー:  Entertainment  タグ:  books

書評

残りの時間を考えると、自分の死に方や死んだ後のことを決めておく必要があると思い購入しました。

最近は家族葬や葬式すらあげない直葬というのも増えているというので、 「葬儀に金をかけるのは無駄」的な内容を想像して購入しました。

確かに各所で「日本の葬儀費用は世界一」ということは繰り返し出てきます。この印象で「もう葬儀は不要である」という主張の本であると誤解されている方も多いようです。

実際には、きちんと歴史的な背景や日本人のバックボーンにある宗教観や思想的傾向から探りながら 「なぜ日本の葬儀費用が高いのか」を説いた上で、それを本当に必要としているかを考えさせられる内容になっています。

うちも母方の実家が浄土真宗大谷派系のお寺なので、仏教的には本当は「墓」とか違うんだろうなという感覚はあります。 ちゃんと学んだわけではありませんが、人の死に対しての仏教の基本的な考え方は六道輪廻で生まれ変わるのか、浄土に行くのかは別にして、現世と違う世界に行ってしまうというものだから「墓」というのアジア的な祖先崇拝の名残なんだろうと。

しかし、「なぜ日本の葬儀がこんなに高価なのか」あまり考えたことがありませんでした。

この本で紹介されている説をざっくり説明すると、

  • 仏教が入ってきても長らく葬式と結びつくことはなかった
  • 密教の世界観が持ち込まれ、浄土宗の広がりと共に美しい死後の世界である「浄土」への憧れが一般化し、平家が平等院を立てたように、葬式の祭壇のように豪華に飾ることを志向する要因となっている
  • 降って祖先崇拝に重きを置く儒教に汚染された禅宗が導入され、本来修行半ばでなくなった僧侶の葬式方法を在家に適用することが行われ仏式葬式が広まるきっかけとなる
  • この方式の中で亡くなった在家信者を一度出家したことにするため、出家者の証である「戒名」を授けることが現在の「戒名」の起源である
  • これらが江戸時代の寺請制度と共に一気に全国に定着して行く

どれも「なるほど」というもので、本当は学校の歴史でこういうことをやってほしかったと思います。

そして、明治以降、特に戦後の社会環境の大きな変化に伴う寺との関わり方と葬儀の変化や、それらに影響され今日の葬儀の形態の一つの背景である仏教寺院の経済的背景が説明されます。

こういうことを示した上で、旧来の檀家制度に基づき戦後の急な高度経済成長期に定着した葬儀のあり方を継続することを 批判しているわけでなく「贅沢」と呼んでいます。

葬儀のあり方の変える一つのオプションとして「葬儀をやらない」という選択肢も現代はあり得ること、具体的ないくつかの方法を示してくれています。

つまり、歴史とその背景や理由を知った上で、葬儀に対するとCost Justifitcation を考えた時に見合うかという問題提起をしてくれている良書だと思いました。

自分の時は

さて、自分の時はどうしようかと。

  • 病院だとどこかに運ばねばなりませんので、どうか葬儀業者に依頼して下さい。体液の処理なども慣れたものです
  • 死後24時間は置かねばなりません。雰囲気が出ないので、ろうそくとか線香は適当にお願います
  • 坊さんはいりません。読経も不要です
  • 通夜は3親等くらいで結構です。押しかけてきた親戚は面倒なので受け入れてもよいです
  • 坊さんの親戚の坊さん活動はボランティアでも不要です
  • 告別式も葬儀も不要です。24時間経ったら、そのまま燃してください
  • 火葬後は希望的には遺骨はそのまま処分してください。気持ちが収まらないなら、一部だけ持ち帰って粉骨してもらって、どっかに撒いてください

Cacci Al Tesoro ( カッチャアルテゾーロ )

カテゴリー:  Dining  タグ:  restaurant
カッチャアルテゾーロ

自宅近くの「炭火焼イタリアン」という珍しいコンセプトのお店「カッチャアルテゾーロ」に行ってきました。

一年ほど前にできた店で、最近子供も行って美味したったのでもう一度行きました。

以前何の店だったか全く覚えていないのですが、人通りのある通りから一つ入っているのでわかりにくい場所にあります。大丈夫かなとも思いますが、それがちょっと隠れ家的な感じになってて良かったりします。

店内は外から想像するより開放的で落ち着きます。麻布のデザイン会社がデザインしたという「アフリカ平原にポツリと建つ畜舎Barn」のイメージだそうです。

全く何言ってるかわかりませんが、そもそもそのコンセプトで食欲が湧くのか疑問ですから良かったかもしれません。

六白黒豚のスペアリブと炭火焼、自家製パンにワインなど、どれも美味しくて、カジュアルに食べに行くのに最高です。

しかし、今日の一番の版権は「グラスで飲む日本酒」と紹介されていた愛知県 醸し人九平次の 純米吟醸 PONTNUEUF (ポンヌフ)です。通販など見てもあまり出回っていないようですが、超うまい!

カッチャアルテゾーロ

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レガシィを襲った悲劇

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その彼はレガシィを手に入れて意気揚々だった。

これからのレガシィと過ごすであろう日々を思ったに違いない。

しかし

そのレガシィは、すぐに火葬にされたようです。

写真を見る限り、端正な4代目レガシィです。

レガシィ 「えぇーっ(恐怖)」