Macとの統合度を高めた VimR
わたしは通常は香り屋パッチを当てたMacVimを使っていますが、20150429のアップデートでアイコンがフラットデザインになって驚きました。
それはともかく、Mac向けによりリファインしたVimRを見つけました。MacVimからフォークしたFramework版を使って組まれているようです。
ファイラー機能
Macのネイティブな機能を統合して、ファイルブラウザ機能が追加されています。
VimRを起動するとMacVimそのもののUIの横にファイル階層を示すGUI的なペインが追加されています。このペインは常に表示されているので、ここからマウスでファイルを選択すればVim上にロードされて編集可能となります。
個人的には強力なファイラーマクロ Uniteを使っているのでGUIのファイルブラウザが必要なのか疑問です。実際、発表当時は、「こんなものが必要なのか」という議論が盛んだったみたいですね。
まぁ、Vim自体最初の学習のハードルが高いのでVimに慣れていない方(そんな人がまずVimを選択するのかという疑問はありますが)には親切な機能かもしれません。
それでもVimなの
エディタ自体はまったくのMacVimと同じエンジンが使用されています。
なのでPluginなどは全てそのまま利用できます。私の環境はMacVim用の設定がしてありますが、起動するだけでMacVimの環境を引き継がれています。もし、VimRとMacVimで設定を区分けしたい場合は、.vimrc などで以下のように記述するとよいようです。
if has("gui_vimr") " VimR 用の設定 endif if has("gui_macvim") " MacVim 用の設定 endif
昨年末からこの春にかけて怒涛のアップデートをしていました。どこまでメジャーになるのかこれからが楽しみです。