ゼロスポーツ ダイレクトフローシステムZEROを導入
気が向いたので、購入から4年経過したうちのWRXにゼロスポーツの 「 ダイレクトフローシステム ZERO 」 を導入してみました。
ダイレクトフローシステムZEROとは
「ダイレクトフローシステムZERO」とはスバル車向けのパーツを比較的 たくさん出しているゼロスポーツのパーツです。
俗に「毒キノコ」と呼ばれる 吸気系のむき出しタイプのエアクリーナー「ダイレクトフロー」 と チューニングしたECUプログラム「ZERO PLUS」 書き換えのセットです。
むき出しタイプのエアクリーナーはスバル車では問題を起こすことが多いらしいのですが、 こちらはECUもセットですし、私が知る範囲でも多くのWRXオーナーさんが導入しているので 問題ないでしょう。
アクセスに対するレスポンス改善し、トルクとパワーもアップする効果があるそうです。
ダイレクトフローシステム ZEROの購入
このキットはECU書き換えも含むため、通常はECUをゼロスポーツに送らねばならない らしく、近所のお店で購入してもパーツの往復で1週間ほど車を預ける必要が あるそうです。
今回は、イベントでゼロスポーツさんが東名の横浜インターの近くにある アップガレージ総本店にやってくるというをゼロスポーツのサイトで見つけました。 確認してみるとその場で装着とECU書き換えに対応できることでしたので、早速申込書 を送って予約しました。
開店とともに1番の入庫で装着とECU書き換えで90分くらいでした。イベントということで、製品からも 値引きがあり工賃はゼロスポーツさん持ちとのことで全部込み込みで13万を 切りました。大変お得でした。
ゼロスポーツの方から、以下のような説明をいただきました。
ECUの学習が必要とのことで10分ほどアイドリングしておいてこと
ECU学習のために、しばらくはアクセスを開け気味で運転してほしい
装着後の感想
ECU未学習の状態では低速のトルクが落ちこんでエンストしやすいときいたので 緊張して車を動かし始めました。乗り始めは確かにちょっと発車時エンストしそうになりましたが、 しばらくアクセルをあおり気味で乗っていると普通に扱えるようになりました。
というより トルクとパワーが一段上がった 感じです。 よく言われるようにSモードがS#モード程度にアクセスレスポンスが改善し パワーの立ち上がりが早く なったように思います。純正#Sモードより 素晴らしいのは、純正S#モードではパワー自体はSモードと変化がありませんが、 こちらはSモードのままでも明らかにトルクもパワーも上がったような印象です。
あおり気味で運転していたのもありますが、高速でちょっと踏んだらあっという間に ブースト圧がメーターを振り切って1.60Kgとなっていました。
ましてや、S#モードにすると、ちょっとヤバい速さです。いけない速度域にすぐに 達してしまいそうです。ちょっと怖いのはECU書き換えで スピードリミッター変更 もされているはずなんで、理性を保つようにします。
何より気持ちいいのは、 吸気音 です。
丁度運転席の前にあるので、よく聞こえます。3,000回転を超えた辺りから、 金属的な「シュー」という音が聞こえ始めます。4,000回転を超えるとはっきりと 聞こえます。
アクセルを戻すと、瞬間音が大きくなり「シュワーン」となります。
さらに、高速道路などで80Km/h に近い速度域でやると、より小気味のいい音になります。 これはやる気が出る音ですね。
燃費のほうは「あおり気味での運転」のせいもあり、今のところかなり悪化しています。 ECUの学習が進めば改善するとのことでしたし、そもそも慣らしのためにかなり 踏み込んでいるので燃費には不利です。
元の燃費程度には出てほしいのですが、この吸気音が出るとついアクセス踏みそうで 怖い。
ダイレクトフローシステム ZEROのメンテナンス
せっかくなのであれこれゼロスポーツの方に聞いてみました。
まず、ステンレスのクリーナー部分は、2年位を目安に洗浄してほしいとのこと。ただし、 洗浄は食洗器など使わないように。中性洗剤でごしごし洗いましょう。バンドを緩めれば この毒キノコの傘の部分だけ簡単にはずれるようです。
ゼロスポーツのエンブレムシールが付属していますが、「シール強力すぎて、 剥がすとき塗装面も剥がれるかも」とのこと。いや、そんなん作るなよ。。。