Essential Phone で SUICAを読み出す

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Essential PhoneでカードのSUICAの残高や使用履歴を取得する方法を書いてみました。

Essential PhoneのSUICA対応は?

Essential PhoneはFelicaチップを搭載していないため、Felicaを利用するSUICAやPASMOをEssential Phoneで利用することはできません。

ただし、NFC(Near Field Communication)には対応しており、NFCを使用した設定を行うBluetooth機器などは対応できます。FelicaはNFCの一種であるため、 Essential PhoneでのSUICA/PASMOの読み出しくらいは可能です。

Essential PhoneでのSUICAの読み出し

Essential PhoneでSUICAを読み出すにはアプリが必要です。例えば、 SUICA Reader などを使用すると履歴や現在の残高の読み出し可能です。

私はマネーフォワード を使用しているので ICカードリーダー by マネーフォワード を利用しています。このアプリはSUICAから使用履歴を読み込み、マネーフォワードに連携してくれるので便利です。

Essential PhoneでSUICAを読み出す時の注意点は、読み込み位置がシビアなことです。

Essential Phoneの液晶面を上に向けて、背面にカードをピタリをくっつけて右下あたりに持っていくと感知してくれます。

チャージはできませんが、残高が確認できるだけでも使い勝手がよくなります。

諦めている方は一度試しましょう。

不審な請求に注意しましょう

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pwihelp.comという所から覚えのない請求が……

今日職場で協力会社の方と話していたら、こんな話を聞きました。

クレカの明細見てたら、pwihelp.comって知らない所から請求が来てて家族から 責められてるんですよ。覚えもないし、調べてもわからないし。どうしたもんですかね。 pwihelp.com って所も見たんですけど、英語なんですよ!

カード会社の明細で確認できるだけでも数ヶ月前から $29.95 、日本円にして3,500円 程度の請求がずっと続いているそうです。

英語だからなんなんだろう。そら、恐らくアダルト系のサイトの請求でしょ。

調べてみると、海外のアダルトサイトは以下のようになっているようです。

  • 例えば、 "pronoxxxx.com" みたいなサイトに登録したとしても、請求は別の請求会社 を通じてなされる。(今回の pwihelp.com もその一つと思われます)

  • アダルトサイト登録時に、巧妙に抱き合わせで別サービスの申し込みもチェックが入って おり、同時に入会処理が行われるケースがある。(巧妙なだけで、よく読めばわかるようです)

つまり、本人が意識しない抱き合わせサービスを申し込んでおり、本体を解約しても 抱き合わせサービスだけ入会状態で残ってしまい、請求が来るという状況のようです。 そして、そもそも請求会社の名前と申し込んだサービス名は別なので、本人も 経緯がわからなくなるということが多いようです。

解決するには

問いただすと以前海外のアダルトサイトを使ったことはあるとのことでしたが、 やはりそのサービスは退会しており、抱き合わせだったとしてもどのサービス か分からないとのことでした。

pwihelp.com にアクセスしてみました。

PCIHELP.COM

PCIHELP.com

健全な感じです。まぁ、アダルトサイトではありませんからね。

電話、メール、チャットでコンタクトできるようです。色々調べてみると、メール でなく、電話かチャットでコンタクトした方がスムーズということです。

チャットを申し込むと、10秒ほどで繋がりました。 代行で、"I found unexpected charges from pwihelp on my credit card every month. I'd like to stop those charges." とタイプしました。「名前とメールアドレス、 クレジットカードの下4桁を教えてください」と返ってきたので、答えさせます。

すると即座に「Pornaccessの請求です。キャンセルの確認をメール宛に送りますので、 確認してください」と返ってきて、すぐにメールが来て、「これでsubscriptionは キャンセルされてもう請求されないよ」とのことが書いてあります。

(ここまでのやり取りは英語です、念のため)

実に相手も手慣れたもんであっさりです。

一応証拠としてこのメールは保管し、しばらく請求がないかを確認するように 指示しました。

今回の教訓から、同様な状況に至ったら次のようにしましょう。

  • 誤って登録したアダルトサイトと請求サイトは別であることが多く、請求サイトは 明細を見ればわかるのでそこにアクセスしてみましょう。

  • 英語だからと怖がらず、チャットで状況を伝えて解決を依頼しましょう。 あちらはプロで同様のクレームを世界中相手に処理していると思われるので、簡単に処理して くれます。

  • この時請求を特定するため、名前、メール、クレジットカードの下4桁を聞かれる ことが多いようです。 注意点として、クレジットカードの情報で教えてよいのは上記のよう「下4桁だけ」とか 特定するために必要な一部の情報の場合だけです。もし クレジットカード番号全桁 を聞かれても決して教えないよう。 ただでさえ、 余計な請求をされているのに、恥の上塗りをすることになりますよ。

  • そもそも、クレジットカードの請求明細はちゃんと毎月確認しましょうね。

マーベラス・ミセス・メイゼル シーズン2

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以前から見ていた「マーベラス・ミセス・メイゼル」のシーズン2がAmazonのプライム・ビデオ で公開されました。

時代は1950年代後半、ニューヨークの裕福なユダヤ人の主婦ミッジ・メイゼルは、 スタンドアップ・コメディアンになることを夢見ている実業家の 夫と華やかな上流階級の暮らしを送っています。

ところがスタンドアップ・コメディの才能がない夫が秘書と不倫関係にあったことがわかり、 やけ酒の上成り行きでカフェの舞台に上がり自分の境遇を語って大ウケ、スタンドアップ ・コメディの才能があることに気づきコメディアンとしての道を歩み始める。

というのがシーズン1です。

パイロット版では批評家から大絶賛だったそうですし、始まったシーズン1も期待を 外しませんでした。シーズン2が楽しみです。

レイチェル・ブロズナハンが演じるミッジがスタンドアップ・コメディで卿が乗ってくると 物凄い早口の英語で、時には上品とは言えないジョークを交えながらまくし立てるシーンは いつも圧巻です。絶対に吹き替えでなく英語で楽しみましょう。

Google HomeとGoogle Chromecastを連携する

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今更Google Homeを入手した理由

すでにAmazon Dotを購入しているので、今更Google Homeを買おうとは思っていませんでした、先月までは。

Google Homeを入手したきっかけは、会社でいくつかの製品から好きなものを選択できる賞をいただき、 その中の選択肢にGoogle Homeがあったことです。

Chromecastの記事 で書いたように、Google Homeと Google Chromecastを連携させたいというが一番の理由です。

Google Home単体でできること

Google Home単体でできることは、Amazon Dotなどとあまり変わらないです。

  • 音楽の再生

  • ニュースの再生

  • 天気予報

  • アラーム・タイマー

  • 翻訳

  • 株価

  • 言葉の検索

Amazon Dotの場合は株価などはスキル登録しなければ確認できませんが、Google Homeは特に設定は必要ありません。まぁ、この辺りは連携しているサービス や設定で違ってくるものなので、優劣というほどではありません。

もしGoogle Calendarを使用していれば、ダイレクトに連携できるGoogle Home は便利に感じるかもしれません。

以前はAmazon DotはSpotifyをサポートしておらず個人的に利用しているSpotifyが 使えるGoogle Homeに魅力を感じていましたが、現在はAmazon DotでもSpotify のサポートも始まったので特に大きな差はなさそうです。

やはりGoogle Homeの魅力は、Google Chromecastとの連携でしょうか。

Google HomeとGoogle Chromecastを連携させる

Google HomeとGoogle Chromecastを連携させると、Chromecastとテレビの操作を 音声だけで行うことができます。

例えば、「Ok Google、 Huluから有吉反省会を再生」と指定をすると、「Huluから 有吉反省会ですね。テレビで再生します」(これはChromecastのデバイス名を「テレビ」 としているためです)と答えてくれます。そしてテレビの電源が入っていなくても テレビの電源をオンにしてChromecastから動画を再生してくれます。

そして、「Ok Google、テレビを消して」という命じると、テレビの電源を落としてくれます。

「1分進めて」「30秒戻して」「一時停止して」なども受け付けてくれます。音量も コントロールできます。

Youtube、Netflix、AbemaTV、GYAO!など主だったものには対応していますし、Google Photo と連携して、「去年の写真を見せて」なども可能です。

これは寝っ転がっていたり、ながらテレビの友としては最高です。

第3世代 Chromecast を試す

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Chromecastを購入した訳

10月に発売となった第3世代のChromecastを購入しました。

以前のChromecastと比較すると15%程度高速になっているとのことです。

うちには、第4世代のApple TVと第2世代のAmazon Fire TV Stickがあります。 さらに 追加でChromecastを購入したのは、以下のような理由です。

  • Apple TVは性能的に満足しているが、リモコンが壊れて操作に問題がある。

  • Amazon Fire TV Stickは、視聴に問題があるほどではないが処理能力が低く時々画面 が乱れる(気がする)。

  • どうせならChromecastまで揃えたコンプート感を味わいたい

Apple TV / Amazon Fire TV Stick / Google Chromecastの比較

3つSTB(セットトップボックス)を比較してみます。

各社STBの比較

Product

CPU

RAM

出力画像

Apple TV

Apple A8プロセッサ

2GB

1080p

Amazon Fire TV Stick

4x ARM Cortex-A7 @ 1.3 GHz

1GB

1080p

Google Chromecast

N/A

N/A

1080p

こうしてみると、スペック的にはほぼ互角に思えます。

どれも1080pには対応していますが、4Kの出力には対応していません。 Apple TVは第5世代で4K対応がなされていますし、 Amazon Fire TV StickはAmazon Fire TVの方が対応しています。Google Chromecast は上位機種で4K対応しています。 もっとも自宅のテレビは4Kには対応していないと思いますから、あまり問題になりません。

私の使い方ではHuluやYoutubeで動画をみることがほとんどですから、それほど違いは ありません。

実際使用してみると、 Apple TV が性能的には一番な気がします。動画の他にゲームを 楽しむ気になる唯一の機種です。リモコンがジャイロセンサーなども対応しており 高機能なことが一番のアドバンテージですが、そのリモコンが壊れやすいという難点があります。

Amazon Fire TV Stick お手軽な点が気に入っています。Huluも対応していますが、 Amazon PrimeビデオなどAmazonのコンテンツをサポートしていることがアドバンテージです。 物理ボタンを配したリモコンは文字入力などは面倒ですが、操作で失敗することがなく安心です。 ただ性能が低いせいか、時々動画でカクカクした動きになることがあります。

上記に2機種が基本的には単体で動作するSTBですが、Google Chromecastは少し趣が 違います。

操作性が独自のChromecast

他の2機種がいわゆるSTBであるのに対して、 Chromecast は違ったアプローチです。

Chromecastはユーザーの操作感からすると、PCやスマホの画面をそのままTVに 映し出してくれる機器です。Apple TVやAmazon Fire TV Stickが独自に操作できた のと比較すると、「画面に写す」という機能に特化している訳です。

Google Homeで設定を終えると、スマホのHulu やYoutubeにCastのボタンが現れ ます。Chromecastに映し出したいときにこのボタンを押せば、Chromecastを通じて TVに映し出してくれます。

一見面倒なようですが、STB用の特別なリモコンを使い独自の操作を覚えなくても いつも使用しているPCやスマホからの操作で使用できますから実は一番ストレスなく Chromecastという特別な機器を意識せずTVでコンテンツを楽しむことができます。

こういった操作感からスマホなどの画面をミラーリングしているのだと思われがち ですが、こういったChromecast対応しているアプリではスマホなどからの操作は きっかけでしかありません。再生自体は、実はChromecast自体が通信して独自に行なっている のでスマホの画面を変えても再生は継続します。再生をやめたい時はスマホから 停止することができます。

一方で、AndroidやGoogle Chromeは画面のミラーリングも行うことが可能です。

スマホがAndroidであればほぼ確実にスマホで見ている動画やWebページをTV画面に 映し出すことができます。家族や友人とリビングのTVを囲んでワイワイやるには 最高です。

個人的に良いなと思ったのは、ChromecastがSpotifyに対応している点です。将来 的にはGoogle Homeも追加して連携させようかと思います。

美味しいパンを求めて

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高級「生」食パン専門店 乃が美

「パン・オブ・ザ・イヤー2016 食パン部門」で金賞を受賞したり、「日本の 美味しい食パン10本」に選ばれたりしている 乃が美千葉のはなれ(店舗) が近かったので先週買いに行ってみました。

乃が美 はなれ

乃が美 はなれ千葉

午後の時間帯でしたが、結構行列ができています。

「生食パン」とはそのまま千切って食べられる美味しい食パンだそうです。 予約でなければ1本丸ごと(2斤)を買うしかなく、しかも800円もします。

まぁ、物は試しと2斤買ってみました。

乃が美の生食パン

乃が美の生食パン

生地は非常にきめ細かく柔らかです。耳も焼きが薄く柔らかくふわふわです。 確かにそのままいただくと柔らかく、ほんのりとした甘さもあり非常に美味しいです。 甘さがあるので、バターなどよりしっかりした味のジャムの方が合うと思います。

特徴を見ると、小麦にこだわり、卵を使用せず、はちみつを配合している、また 表面をさっくり中を柔らかくするため、焼いた後冷まして寝かせているとのことです。

マーガリンも使っているし、スキムミルクも入っているようなので、こだわり的には 今一つな気もしますが、美味しいので時々はいいかなと思いました。

ユーカリが丘のパン屋さん つむぎ

美味しいパン工房 つむぎ

美味しいパン工房つむぎ

うちは普段の朝食はご飯で、週末だけパンをいただいています。 先週買った生食パンが切れてしまったので、今回は少し遠いですがドイツパンも焼いている ユーカリが丘の「 美味しいパン工房 つむぎ 」に行ってきました。

朝のパンとして「リュスティック(クランベリーとクルミ)」が定番ということで 購入です。フランスパンとドイツパンの中間くらいの記事にクルミとクランベリーが 練りこんであります。表面はフランスパンのように硬く、生地はどっしりと重いタイプ でなかなか食べ応えがあります。クランベリーの甘酸っぱさとクルミの歯ごたえが 良いアクセントになっています。

午後の時間帯で空いておりカフェもやっていたので、菓子パンとコーヒーを買って いただくことにしました。

時間が掛かってるなと思っていたら、パンは温めていくつかに切って出していただけました。 家族と取り分けられるので嬉しい気遣いです。また、3種類ほど試食にとパンをつけていただけ ました。

また、帰り際にも「もう一つだけ」とホイップあんパンをいただけました。個人的には このあんパンが一番気になりました。

ちょっと自宅からは遠いのですが、時々利用させていただきます。

美味しいパン工房つむぎ

所在地:〒285-0858 千葉県佐倉市ユーカリが丘2-2-7

Bose QuietConfort35 II を購入

カテゴリー:  Gadget  タグ:  headphone

通勤時間をゼロにしようという目論見が潰えたので、腹いせに通勤時間を楽しむために ワイヤレスヘッドフォン Bose QuietConfor35 IIを購入しました。

Sony WH-1000XM3 との比較

最近歳のせいか気がつくとボリュームを大きくしがちなのです。ボリュームを 上げずに音楽を楽しむということで、今回はノイズキャンセリング機能重視で 検討してみました。

腹いせに購入ということで最高峰と言われる機種にしようとすると、SonyのWH-1000XM3 とBoseのQC35IIの一騎打ちとなります。

ビッグカメラで両者を比較してみました。

Sony WH-1000XM3の方が発表が新しく最新機種です。QC35IIと比較してみると、 以下のようなアドバンテージがありそうです。

  • デカいが、デザインは洗練されている。

  • ノイズキャンセリング機能はQC35IIより微妙に強力に思える。

  • 物理ボタンがなく、ヘッドフォン表面がタッチセンサーとなっている。

  • ハイレゾ/LDACに対応していたり、対応していない機種でもアップスケーリングする機能がある。

  • アプリでイコライザーや設定など色々設定を変更できる。

多くの人はこれのようなアドバンテージからSonyを選ぶかもしれません。

でも、QC35IIを購入

結局Sony WH-1000XM3でなくBoseのQC35IIを購入しました。

まず、Sonyのアドバンテージが自分にとっては必ずしもアドバンテージと感じられなかったからです。

  • デザインがかっこよくても、デカいのは嫌だ。

  • ノイズキャンセリングは確かに強力だが、音楽を流してないと電源が落ちてしまうためノイズキャンセリングだけを使用できない。

  • タッチセンサーは時々うまく操作できず、それならしっかり物理ボタンの方が安心だ。

  • ハイレゾなんて音源も持ってないし、聞かない。

  • あれこれ設定面倒で、最初からいい感じて聞かせてほしい。

何より、ソニータイマーが心配です。

QC35IIは比較すると、以下のようにすんなりと私の中では納得できました。

  • Sonyと比較するとコンパクト

  • ノイズキャンセリング機能はSonyと遜色なく、音を流さずにノイズキャンセリング機能だけ使用することもできる。

  • 物理ボタン万歳

  • コーデックはSBCとAACをサポート

  • アプリの設定もイコライザーはなくノイズキャンセル機能の低・中・高のみ。

それに、Boseの製品は中古でも高値で売れるという話ですし、消耗部品である イヤーパットも別売りで自分で交換できるということで安心です。

QC35II の使用感

BOSE QC35II

BOSE QC35II

1週間ほど使用してみました。主に通勤の電車内とオフィスでの使用です。

ノイズキャンセリング機能 は申し分なく、電車ではさすがに無音という訳には 行きませんが車輪とレールが軋む音や車両が放つ音はほとんど気にならない レベルに落ちます。こういった音のため70%程度の音量で聞いていた音楽は 40%程度の音量を落としても十分に楽しめるようになりました。

オフィスでは周りの音がほぼ消えてしまうため、集中したい仕事の場合はとても 捗ります。

一方で人の声については意図時にカットしないように調整してあるようです。 電車内のアナウンスや近く人がはっきり話している話し声は、ほぼ普通の ヘッドフォンと同じように入ってきます。遠くの人々のざわつきはちゃんと カットされます。この辺りは安全性を考慮しているんでしょうね。

感心したのは 装着感 です。

自宅で使用しているオーディオテクニカのヘッドフォンは装着した時は良いのですが 、長時間つけていると耳がパットで押さえつけられて痛くなってきます。

QC35IIの場合はカップが大きいので耳をすっぽり覆ってしまうことと、パット 自体が非常にやわからいので長時間つけていても「ちょっと蒸れたかな」という程度で 何かを我慢しなければならないということはほとんどありません。

同時にAmazonのAudibleをはじめ朗読を聞いたりもしています。 普通のイヤフォンやヘッドフォンではどうしても外界の音が入ってくるのでかなり 集中しないと聞き逃してしまったりしていました。が、QC35IIで聞くと、外界の音は ほぼ遮断できるので、朗読の世界にかなり埋没でき思った以上にハマってしまいそうです。

バッテリー は満充電で約20時間持つということですが、今週毎日3時間程度使用していますが、 まだバッテリーは40%ほど残っています。週に1度の充電で十分に運用していけそうです。

音質 については聞き分けるような耳を持っていませんが、BOSEらしい音だと思います。 ある程度どの音域でも音が均等に聞こえるようにイコライジングをして ある音です。つまり、安いスピーカーやヘッドフォンだと中音域がよく聞こえ低音や高音が だだ下がるかまぼこ型の音になりますが、BOSEの音はこれをイコライジングして中音域を 抑え、低音や高音を引き上げています。

作られた音といえばそれまでですが、オールマイティにいい音で聞かせてくれるので それほどマニアックに凝っていないのであれば、むしろこの音の方がいい音に感じ られますし、音源によってイコライザーや設定を変えなくてもそこそこの 音で聞かせてくれます。

Bluetoothの 接続性 もほとんど問題ありません。ごくたまに 接続しているスマホを体の左側に持っていくと途切れることがあります。 おそらく受信部が右側のカップにあるためだと思います。ただ、これは電波が飛び交っている ような駅の改札付近など条件は限られているのでほとんど気になりません。

全般的に思っていた以上に満足しています。 このヘッドフォンは長く付き合っていくことになりそうです。

G-Shockにメタルコアバンドを

カテゴリー:  Gadget  タグ:  g-shock watch

8月に購入したG-Shock に、メタルコアバンド をつけてみました。

メタルコアバンド

メタルコアバンドを装着したGW-5000-1JF

メタルコアバンドの購入と装着

メタルコアバンドはAmazonで購入しました。

装着は自分でやりました。

「バネ棒外し」と言う道具が必要です。道具さえあれば、それほど難しい作業ではありません。駒の調整もこの道具で出来ます。注意点はメタルコアバンドの方向は間違えないことくらいです。

もし不安があれば、素直に時計屋さんに持ち込みましょう。 千円程度の料金でやってくれると思います。

メタルコアバンドのメリット

GW-5000-1JFのウレタンバンドは国産なだけあって柔らかく装着感はいいのですが、 その分密着度が高く内側が汗で蒸れてしまいます。肌の弱い私には不安です。

また、ウレタンは新品時には心配ありませんが、過年とと共にもろくなって切れて しまうんじゃないかと言う不安もあります。

メタルコアバンドは、素材的に蒸れず、装着感も非常によいです。重量は増えてしまい ますが、本体がヘビーなGW-5000-1JFにはバランス的にもいいかもしれません。耐久性も 高いと思います。

それほど高いものでもないので、気分転換に付け替えてみるもの良いと思います。

GLIGO - 1ヶ月でゴミになったスマートウォッチ

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GLIGO - クオーツ時計とe-Inkを組み合わせたアイディアは逸品

通常の時計と比較すると、スマートウォッチは常にバッテリーをケアする必要が あることが問題でした。

GLIGOはIndiegogoで見つけた新しいスマートウォッチです。

GLIGOは時計部には通常のクォーツ時計を使用し、ダイヤル部にe-Inkを使用しスマート ウォッチ機能を盛り込んでいることが特徴です。

時計部はスマートフォン機能のバッテリーの状況に関わらず通常のクォーツ時計通り年単位で稼働します。そしてスマートフォン機能はe-Inkを使用して使用電力を抑えているので、数週間バッテリーを維持できます。

これはとてもよいアイデアに思えました。スマートフォンの通知程度の機能しか求めないのであればこれで十分です。

きちんと稼働すればの話ですが。

GLIGO - 裏切られた機能

2ヶ月前に商品が届きました。

使用してみると、脈拍の測定が結構デタラメだったり、Bluetoothの接続が不安定で 通知の失敗が結構あります。中国語のマニュアルしか入っていないとか 商品自体もデタラメでしたが、言語を見てそういうことかと思いました。そこそこ使えていたので私は気にしませんでした。そもそも格安ですしね。

ところが充電できない欠陥品であることがわかりました。

3週間ほど使ってバッテリー切れの警告が出たので数時間充電しましたが、一向に充電できません。販売元にもメールしましたが、なしのつぶてです。

結局ただのクズみたいなクォーツ時計が手元に残りました。

あぁ。

文賢を使ってみた

カテゴリー:  Tech  タグ:  redpen textlint

なぜ推敲支援ツールか

きっかけは同僚がある会社の開発チームの品質改善に取り組んでいて、 私が以前のプロジェクトでRedPenやtextLintを導入していたのを聞きつけて 相談を受けたのがきっかけです。

開発工程では、作成するプログラムに対してコードのスタイルや書き方が コーディング規約に則っているか、一見しておかしなコードになっていないか を検証します。この検証は以前インスペクションと呼ばれ、人がやっていました。 現在は静的テストと呼ばれることが多く、支援するツールが多くあります。

しかし日本語の文章で記述する要件定義書などは多くのプロジェクトで 今でも人が読んでチェックしているのが現状です。スタイルや表現の統一などツールで できることも多くありますが、ほとんどのプロジェクトでツールを導入していません。

導入されないのは、多くのエンジニアがツールの存在を知らないことと、そもそも エンジニアが日本語文章で検証の必要性をあまり認識していないことが理由です。

ところが多くのプロジェクトで重大なバグの混入は要件定義工程で混入していると言われ、 この工程の品質をあげることはプロジェクト全体の品質向上にも繋がります。 ならばツールでできるような検証は、積極的にツールを導入すべきだと私は思っています。

実際にはエンジニアが必要性を認識したとしても、以下のような理由で導入には困難を伴います。

  • プロジェクトの文書フォーマットが、WordやExcelでツールの適用が困難です。 特に今でもバカみたいに方眼紙Excelを使っている企業は多く、こういったツールの 導入を阻む要因になっています。

  • 上記のフォーマットをサポートするツールはジャストシステムの有償のJustRight くらいしかないが、多くのプロジェクトではこのような有償ツール購入のコスト が積まれていない

実際にアドバイスした同僚も、フォーマットの問題でオープンソースのRedpenなどは 対応できず、有償ツールはコストの問題で導入には至りませんでした。

そんな検討を手伝っていた時に、見つけたのが文賢です。

文賢とは

文賢 とは、Webベースの推敲校閲支援ツールです。

Redpenやtextlintより突っ込んだ校正・推敲支援機能を持っており、 文章表現支援や具体的な文章に関するアドバイスなどより総合的に執筆を支援してくれます。

開発元の株式会社ウェブライダーは、Webマーケティング支援やコンテンツ制作を 行なっている京都の会社でWebライターの世界では有名らしいです。 代表の松尾茂起さんの著作である「沈黙のWebマーケティング」「沈黙のWebライティング」 などもその筋では売れているとのことです。

文賢の使い勝手

校正機能

校正機能では以下のようなチェックを行ってくれます。

  • 誤字脱字

  • 誤った言葉

  • 誤った敬語

  • 気をつけるべき商標と固有名詞

  • 誤用しやすい言葉

  • 話し言葉・砕けた表現

  • 重複表現

  • 半角カタカナ

  • 機種依存文字

  • 差別語・不快語

  • ポリティカル・コレクトネス

多くはRedPenなどでもチェックしてくれますが、「気をつけるべき商標と固有名詞」 などは文賢のチェックの方が厳格です。 たとえば「宅急便」という言葉やヤマト運輸の商標なので「宅配便」という言葉を推奨してくれます。

また「ポリティカル・コレクトネス」という機能もRedPenにはなかった機能です。 差別語などと区別がはっきりあるわけではないようですが、 政治的・社会的に中立公正で、なおかつ差別・偏見が含まない表現です。 たとえば「看護婦」という言葉は女性を前提にした言葉なので「看護師」を使えと推奨してくれます。

これらのチェックはリアルタイムにチェックしてくれるので、書いている時にすぐに気づいて表現を修正できるので非常に便利です。

推敲機能

文賢では、以下のような推敲機能をサポートしています。

  • ユーザー辞書

  • 接続詞のハイライト

  • 同じ助詞の連続使用

  • 同じ文末表現の連続使用

  • 二重否定表現

  • 一文に読点が4つ以上ある

  • 50文字以上の文に読点がない

  • 漢字で書くほうがよい言葉

  • ひらがなで書くほうがよい言葉

  • カタカナで書くほうがよい言葉

  • 句点や記号のあとに改行がない

  • 句点や記号以外で改行している

  • 記号が全角に統一されていない

  • 英数字が半角に統一されていない

多くの検証項目はRedpenなどでもサポートしている機能です。語句ごとに漢字、カタカナ、ひらがなのどれで書くべきかとの示唆は文賢にしかない機能です。

同じ表現の連続や接続詞のハイライトなど気づかずにやっていることが多いので、こレラのチェックをリアルタイムでやってくれるのは非常に助かります。

文章表現

文章表現はATOKなどでも提供されている類似の表現を提示してくれる機能です。

たとえば「美味しい」と書きたいが、少し表現を捻りたいと思った場合文章表現で「美味しい」と検索すると、「脂の乗り具合がいい」とか「箸が止まらない」とかいった表現を提示してくれます。

人によっては便利かもしれませんが、今の所私は使用したことがないです。

アドバイス

文章の改善アドバイスを何項目か提示してくれます。

書いた文章の直接の指摘でなくアドバイスです。たとえば「長い修飾語や大きい状況を示す言葉ほど先に置いていますか」などのアドバイスが表示されますが、必ずしも該当するアドバイスに該当する文章があるから表示されているわけではありません。アドバイスが該当するかどうかはあくまで自分で確認しなければなりません。

提示されるアドバイスは「なるほど」というものばかりで「炎上リスクはありませんか?」など現代のSNS時代に即したものもあり確認する価値はあります。

購入する価値はあるか

使用した感想は、RedPenやtextLintなどと校正・推敲支援機能自体はそれほど違わないと思いました。もちろん、最新の表現やルールが反映されているメリットはあると思います。

リアルタイムでチェックが働く点は非常に便利な機能ですが、RedPenなどでもVimでリアルタイム検証の環境を私は整えているので、個人的にはそれほど大きなアドバンテージには感じません。

したがって入会金10,800円、月額1,980円は見合わないと思いました。文賢はトライアル版もないので、これだけの利用料をユーザーに課するサービスであればトライアル版を用意すべきかなと思います。

RedPenやtextLintの環境を設定できない方で文章を書く機会が多い方で、あれこれツールに手間をかけるより金で解決したいというのであればよいツールです。