ZPlug + Prezto のインストール

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プラグイン・マネージャーを導入する

zsh には多くのプラグインやコマンドがあり、これらの管理をするのが段々と 大変になってくると言います。

そんな状況を改善するためにいくつかプラグイン・マネージャーが存在します。 その中でも比較的新しいという ZPlug を導入してみました。

Macの場合は、Homebrewでも導入できますし、専用インストーラーを使っても導入 できます。

# Homebrew
$ brew install zplug
# 専用インストーラーを使う場合
$ curl -sL zplug.sh/installer | zsh

私は面倒なので、Homebrewから導入しました。 専用インストーラーでインストールした場合は、 ~/.zplug にインストールされますが、 Homebrewを使った場合は、 /usr/local/opt/zplug に導入されます。 どちらにしても 環境変数 $ZPLUG_HOME に導入場所をセットします。以下の設定ではこの 環境変数を使用します。

.zshrc に以下を追記します。

export ZPLUG_HOME=/usr/local/opt/zplug
source $ZPLUG_HOME/init.zsh

# zshのフレームワーク
zplug "sorin-ionescu/prezto"
# prezto plugins
zplug "modules/environment", from:prezto
zplug "modules/terminal", from:prezto
zplug "modules/editor", from:prezto
zplug "modules/history", from:prezto
zplug "modules/directory", from:prezto
zplug "modules/spectrum", from:prezto
zplug "modules/utility", from:prezto
zplug "modules/completion", from:prezto
zplug "modules/prompt", from:prezto
zplug "modules/homebrew", from:prezto
zplug "modules/ruby", from:prezto

# 履歴から補完
zplug "zsh-users/zsh-autosuggestions"
zplug "zsh-users/zsh-completions"
zplug "zsh-users/zsh-syntax-highlighting", defer:2
zplug "b4b4r07/enhancd", use:init.sh
zplug "b4b4r07/zsh-gomi", if:"which fzf"

if ! zplug check --verbose; then
  printf 'Install? [y/N]: '
  if read -q; then
    echo; zplug install
  fi
fi
zplug load --verbose

# Source Prezto.
if [[ -s "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto/init.zsh" ]]; then
  source "${ZDOTDIR:-$HOME}/.zprezto/init.zsh"
fi

clear

# promt
if [ -n "$NVIM_LISTEN_ADDRESS" ]; then
    echo "NVIM Terminal mode"
    prompt pure
fi

これでシェルを再起動し、 zplug install とタイプすれば zplug で定義された モジュールやプラグインなどをザクっとインストールしてくれます。

Preztoの設定

当初はOh-My-Zshを使っていましたが、リソースが多すぎてスッキリしていないので Preztoを使ってみることにしました。

この段階で ZPlugが Preztoのパッケージもダウンロードしてくれていますが、 導入場所が Preztoが想定している場所と異なります。対応するために シンボリックリンクを貼っておきます。

$ ln -s $ZPLUG_HOME/repos/sorin-ionescu/prezto $HOME/.zprezto

次にPreztoのインストーラーを起動させます。この際、.zshrc, .zlogin, .zlogout, .zprofile, .zshenv が上書きされてしまいます。バックアップを取っておきましょう。

$ setopt EXTENDED_GLOB
for rcfile in "${ZDOTDIR:-$HOME}"/.zprezto/runcoms/^README.md(.N); do
   ln -s "$rcfile" "${ZDOTDIR:-$HOME}/.${rcfile:t}"
done

ここで、preztoが書き換えた設定ファイルとバックアップした自身の設定ファイルを 見比べながら必要な設定を行なっていきます。

設定ファイルとして、 .zpreztorc が追加されています。 Preztoの設定を行う ためのファイルですが、ほとんどの設定を ZPlugに移してしまったので、 テーマの設定くらいしか残っていません。

テーマは、 powerlineを使っています。 .zshrc の設定で Neovimからターミナル 起動した場合はPowerlineではうざいので、Pureに変更するようにしています。

読了 『Modern Vim』

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あのVim本の作者の第二弾

Vimにハマるきっかけとなった本 "Practical Vim" [Ref1] の作者 Neil Drew さんが 新しく " Modern Vim " という本を出版する というので早速予約したのは、年初でした。

サブタイトルは、 "Craft Your Development Environment With Vim 8 and Neovim" で、内容的には Vim8 と Neovim をカバーしているとのことで、とても期待できそうです。

その後、何度か出版が遅れたようで、先週やっと本が届きました。

『Modern Vim』の概要

内容は、Vim8 と Neovim について特に Legacy な Vimから機能アップされている 部分を中心に解説されています。

章ごとの内容は以下のようなものです。

  1. Get Modern Vim

    Vim8 と Neovim のインストール方法について解説されています。

  2. Installing Plugins

    プラグインのインストール方法です。 多くの方は Deinなどのプラグイン・マネージャーを使っていると思いますが、 これらモダンな Vimはデフォルトで柔軟にプラグインを取り込む方法を提供 しており、その方法について記載しています。

  3. Open Files

    Command Line Fuzzy Finder (以下、FZF) と強調して動作するプラグインと .package.json を使ったナビゲーション によるファイルの編集が解説されています。

  4. Working with the QuickFix List

    コンパイラーや make と組み合わせて、 Vimを開発で便利に使う方法 を解説されています。

  5. Neovim's Built-In Terminal Emulator

    Neovimの特徴である内蔵ターミナル機能に焦点を当てた解説。便利な機能であ あるものの、ここまで詳しい解説はなかったのでとても参考になります。

  6. Session

    IDEでいう「ワークスペースの保存」のような機能で、編集しているファイルや 画面分割やタブの状態などを保存し、また再現できる Session機能についての 説明です。

  7. Configuring Vim

    Vimの設定方法についての解説です。すぐに役立つものがあるわけではありませんが 、資料価値が高いのはこの章でしょうか。将来特別なカスタマイズをしたくなった 時に参考になりそうな情報の宝庫です。

  8. What's Next for Modern Vim?

    今後の Vim8 や Neovim についての開発のロードマップが解説されています。

『Modern Vim』の評価

"Practical Vim" の読者で、同じような内容を期待して読むと少しがっかりする かもしれません。

"Practical Vim" では、 Vimに基本的な機能を中心に、Vimを使った編集で 広く使える普遍的なテクニックを読者に訴えかける 迫力がありました。 そのため、今でもバイブル的に何度も読み直したり、 編集の際 macの横において参照したりしています。

一方で、本書は、半分が Vim8 / Neovim で拡張された新機能、 半分くらいがそれらと関連したプラグインなど補助機能が解説されています。 これらの機能に依存しているため前書で感じた普遍性が 損なわれているように思いました。おそらく長年に渡ってバイブル的な 扱いはしないでしょう。

しかし、考えてみれば、前書は Vim 標準の機能で「どう編集すべきか」という Vim で普遍的な「哲学」を語っていたのに対し、本書はあくまで新しい Vim での「新機能」を語っているのですから、これらの違いは当たり前です。

それでも、いままでプラグインに頼っていたことが、 Vim/Neovim では 標準機能だけで簡単にできる方法や、知らなかった便利なコマンドやプラグイン を学ぶことができました。 特に日本人があまり使わないプラグインやコマンドなどが解説されており新鮮に 感じました。

ここの情報の断片はネットでも入手可能ですが、この作者が実践的に利用して いる信頼できる情報が、書籍としてまとまった読めるのは大変ありがたい です。

貴重な書籍だと思います。

zshへの移行

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zsh 最強説

特に理由はありませんが、知り合いがzsh最強説を強く主張するので zshに移行してみました。

zsh

zsh

zshのインストール

macOSではHomebrewをインストールしていれば、簡単にzshのインストールが可能です。

以下は、関連するツールもまとめて導入しています。

$ brew install --without-etcdir zsh
$ brew install zsh-autosuggestions zsh-completions zsh-syntax-highlighting colordiff reattach-to-user-namespace

zsh だけ、 without-etcdir を指定しているのは、勝手にパスを書き換えてしまわない ためです。(詳細は、 「 Mac標準のbashからzshに変えた時のメモ 」を参照)

oh-my-zshのインストール

zsh上でのテーマなどを扱える oh-my-zshをインストールします。

$ sh -c "$(curl -fsSL https://raw.github.com/robbyrussell/oh-my-zsh/master/tools/install.sh)"

テーマは Vimもターミナルも Gruvboxを使っているので、以下のテーマを 設定しました。

設定などなど

標準のシェルをbashからzshに切り替えます。いくつかやり方がありますが、macOS 「設定」から「ユーザーとグループ」を使うのが一番簡単です。

「ユーザーとグループ」を開くと左下の鍵のマークをクリックして管理者パスワード を入力して変更を許可します。次にユーザーを選択して Ctrl + クリックで「詳細 オプション」を選択します。ログインシェルの指定があるので、 /usr/local/bin/zsh を指定します。

次に、 .zprofile の設定です。

# 補完機能
autoload -U compinit
compinit

# prompt
PROMPT='%m:%c %n$ '

# コマンド履歴
HISTFILE=~/.zsh_history
HISTSIZE=6000000
SAVEHIST=6000000
setopt hist_ignore_dups     # ignore duplication command history list
setopt share_history        # share command history data

# コマンド履歴検索
autoload history-search-end
zle -N history-beginning-search-backward-end history-search-end
zle -N history-beginning-search-forward-end history-search-end

# alias
alias diff="coloddiff"

次に、 .zshrc の設定です。 注意点は、 zshを先に書いたような導入をすると、 /usr/local/bin にパスが通っていないので、追加する必要があります。

# パスの設定
path=(
    /usr/local/bin
    $path
)


# Path to your oh-my-zsh installation.
export ZSH=/Users/yostos/.oh-my-zsh

# テーマの設定
ZSH_THEME="gruvbox-powerline"
POWERLINE_HIDE_GIT_PROMPT_STATUS=false
ZSH_POWERLINE_SHOW_USER=false
ZSH_POWERLINE_SHOW_IP=false
# ZSH_POWERLINE_SHOW_TIME=true
# ZSH_POWERLINE_SINGLE_LINE=true
# ZSH_POWERLINE_SHOW_GIT_STATUS=true
# ZSH_POWERLINE_SHOW_GIT_BRAHCH_ONLY=true
# ZSH_POWERLINE_SHOW_RETURN_CODE=true
ZSH_POWERLINE_SHOW_OS=true
ZSH_POWERLINE_DIRECTORY_DEPTH=2



# Which plugins would you like to load? (plugins can be found in ~/.oh-my-zsh/plugins/*)
# Custom plugins may be added to ~/.oh-my-zsh/custom/plugins/
# Example format: plugins=(rails git textmate ruby lighthouse)
# Add wisely, as too many plugins slow down shell startup.
plugins=(
  brew brew-cask cdd gem git rbenv vagrant
)

source $ZSH/oh-my-zsh.sh

export XDG_CONFIG_HOME=~/.config

# Location
export TZ="Asia/Tokyo"
export LANG=ja_JP.UTF-8
# 日本語ファイル名を表示可能にする
setopt print_eight_bit

# cdなしでディレクトリ移動
setopt auto_cd

# ビープ音の停止
setopt no_beep

# ビープ音の停止(補完時)
setopt nolistbeep

# cd -<tab>で以前移動したディレクトリを表示
setopt auto_pushd

# Ruby
export PATH="$HOME/.rbenv/bin:$PATH"
eval "$(rbenv init -)"

# Python
export PYENV_ROOT="$HOME/.pyenv"
export PATH="$PYENV_ROOT/bin:$PATH"
eval "$(pyenv init -)"
eval "$(pyenv virtualenv-init -)"

# Node
export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH
# Initialization for FDK command line tools.Mon Jan 15 20:05:04 2018
FDK_EXE="/Users/yostos/bin/FDK/Tools/osx"
PATH=${PATH}:"/Users/yostos/bin/FDK/Tools/osx"
export PATH
export FDK_EXE


export VIMCONFIG=~/.config/nvim
export VIMDATA=~/.local/share/nvim
# Use Neovim as "preferred editor"
export VISUAL=nvim
# Use Neovim  instead of Vim or Vi
alias vim=nvim
alias vi=nvim

# FZFのファイル一覧取得コマンドに RipGrepを指定
# RipGrepは.gitignoreを結果に反映してくれる。
export FZF_DEFAULT_COMMAND='rg --files'

zshで幸せになれたか?

bash-completion を使っていたので劇的に変わったわけではないのですが、 それでも TABをタイプするとヌルヌルとコマンドやオプションの 候補を表示してくれたり補完してくれたりするので生産性は上がります。

また、テーマも簡単に切り替えが可能で、bashでも使っていた gitのステータス とブランチの表示など標準で用意されているので見栄えは随分とよくなります。

プラグインの管理もできるようなので、これから本格的にbashから移行して 環境を整えていこうかなと思います。

ブログ利用の過去を振り返ってみる

カテゴリー: 

ブログ利用の歴史を年表にまとめてみた

過去を振り返ってみると、何度かブログサービスを乗り換えています。よくよく 思い返してみると年末かゴールデンウィークが多いような気がしてきました。

そこで年表を作ってみました。

ブログの歴史

ブログ利用の歴史

やはり、年末や5月に移行しているケースが多いですね。暇だと新しいサービス を試したくなるのでしょうか?

乗り換えの頻度が上がっている理由

米国で始まったTypePadを使い始めた頃は、まだ「ブログ」という言葉も一般に は浸透しておらず、オタクな人たちがMovableTypeなどを自前サーバーに立てて いた時代です。

そのうちMovableTypeを利用した国内ブログサービスがたくさん立ち上がってきました。 それでなんとなく嫌気が差して、独自のサービスだったGoogleのBloggerに乗り換えた のだと思います。

MovableTypeもBloggerもリッチテキストエディタがあったと思いますが、2つの理由から HTMLで記事を書いていたと思います。

  1. リッチテキストエディタが吐き出すHTMLが気にくわない

  2. ブログシステムに記事を依存させたくない

その頃から記事のrepostにPosterousを使っていましたが、サービス停止後 に後継として立ち上げられたPostHavenに期待をしていました。この頃には Markdownで記事を書く欲求が強くなってきました。これもプレーンなテキスト で記事を残したいからです。

ところが、PostHavenは機能実装が遅く一向に革新的なサービスになりませんでした。

そして、使い勝手を求めてはてなブログ。

基本的にはMarkdownで書けるのですが、便利な独自拡張が気にくわずMovableTypeに 移行しました。その頃にはMovableTypeでもMarkdownで記事が書けるようになっていました から。

しかし、記事のタイトルを日本語にしていると自動生成された slugが重複して 一部の記事が消えると問題に遭遇し、嫌になってしまい「今どきのナウいサービスにしよう」 とGhostに移行しました。

しばらくしたら「記事の維持のためには、やっぱり静的ジェネレータが安心だろ」と Hugoに移行しました。

最後に「MarkdownよりreStructuredTextのほうが読みやすいじゃん」とPelicanに移行 です。

こう見てみると、テキストベースで執筆できるよりよいフォーマットを求めて おり、ここ数年 Markdownや reStructuredTextなどプレーンなテキストで リッチな表現ができる技術が増えてきたため乗り換える頻度が上がっている のかと思います。

ちょっと前のナウいサービスはどうなった?

ここ2年くらい移行先をいくつか検討しましたが、その中で迷ったのが以下の 3つのサービスです。

  1. Svbtle

  2. Note

  3. Medium

Svbtleはシンプルで気になったので、実際数ヶ月有償プランで運用しました。 記事を書くにはよいんですが、過去の記事にアクセスしずらくサービスも勢いがなくなり かけていたのでその後やめてしまいました。

Noteは記事を直接マネタイズしようという試みで面白いのですが、大した記事を書いていない 私には参加する敷居が高すぎました。

一番勢いが当時あったのが、Mediumです。

書く体験としてはオンラインのブログサービスとしては一番気持ちよいサービスかも しれません。コンテンツに集中するという意味ではよいサービスです。ただ、「自分の サイト」という感覚は味わえません。

一時はMedium Japanまで設立され、一時は「いつか乗り換えようか」と思いました。が、 その後Medium Japanは撤退し、感覚的にはその後パッとしない印象です。

ビルドが入ってしまうのは面倒ですが、ローカルでVimで編集できる執筆体験はMedium を上回っているので、当面Pelicanで運用するつもりです。

ちなみにタイムライン作成に利用したサービス

ブログ年表を作るのに Preceden というサービスを 利用してみました。

無料プランでもうまいこと年表を作ってくれます。

埋め込みもできるようです。

例の黒いヤツを! S207のサイドガーニッシュ・オーナメント

カテゴリー:  Automotive  タグ:  wrx

以前スバルディーラーの本社裏にあるパーツセンターで、S207におごってある 黒いサイドガーニッシュを入手してやろうと買いに行ったら、調べた揚げ句 「限定モデル用だから売れません」と言われました [1] 。当たり前か。

Amazonで購入してみた

ところが、最近 Amazonを眺めていたら、あの黒いサイドガーニッシュ・オーナメント が 3,000円弱で販売されているのを見つけました。

一応正規品とは謳っておらず、米国のパーツ屋から取り寄せたみたいなことが書いてあり ます。 SubiSpeedのサイト を見ると確かに同じパーツがありました。 同じものと思われる商品が $39.95 で売っています。他にもつや消しマットや 「STI」 の文字が赤字になっていないもの、カーボン調のものなどたくさん売っています [2]

届いたものを見ると、純正品とちゃんと比較したわけでありませんが、そんなに作りが 甘いということもありません。

純正のオーナメントを外す

サイドガーニッシュ・オーナメントは両面テープで貼り付けるだけなので、装着 自体は5分もあれば完了します。一番の難関は車体についている純正のオーナメント をきれいに剥がすことです。

ネットで調べると、純正オーナメントも両面テープで貼り付けてあるだけなので、 素手で剥がしている方もいるようです。わたしも試しましたが、素手では厳しいです。

まず、「内装剥がし」というプラスチック製の道具をそろえましょう。Amazonなら 千円程度で売られています。

気になる方はオーナメント周辺をテープなどで保護してください。わたしは特に マスキングなどせずに剥がしましたが。

手順は以下の通りです。

  1. フロントのドアを開ける。オーナメントのドア側が干渉する可能性があるためです。

  2. オーナメントを少し押したりして隙間がありそうな部分を探ってください。私の場合は左右とも中心付近が少し浮いていました。

  3. 隙間を見つけたら、内装剥がしの適当な道具を隙間にぐいぐい差し込んでいきます。

  4. 道具がある程度入ったら、その隙間を利用しながらもう一本内装剥がしを差し込みます。

  5. なんとか2本を差し込むことができたら、ドアと反対側のタイヤ側に向けて2本のうち一本を進めていきます。 くっついている粘着テープを断ち切り、隙間を広げまたテープを断ち切ることを少しずつ進めていきます。

  6. このときちゃんとオーナメントが剥がれてきていることを確認してください。ちょうどオーナメントを貼り付けてある位置で フロントフェンダー下部が外れるようになっていますため、道具の差し込みが深すぎるとオーナメントでなくフェンダーごと外れてきます。もし、外れても押し込めば戻りますから焦らないように。タイヤ側に向けて剥がしていくのは、オーナメントだけを外して いてフェンダーごと動いてないことを確認しやすいからです。

  7. ある程度剥がれたら、そのまま手で引きはがせると思います。

  8. オーナメントを取り外せたら、車体についた両面テープの切れ端を剥がしていきます。指の爪などで剥がしていけるはずです。

純正オーナメントが剥がれてしまえば、後は購入した黒いオーナメントの両面テープを 剥がして貼り付けるだけです。このときオーナメントの出っ張りと本体に開いている 穴で位置合わせをして貼り付けるくらいです。

サイドガーニッシュ・オーナメント

サイドガーニッシュ・オーナメント

安い割に見栄えもよく、オーナーとしてもテンションが上がるパーツです。

ハズキルーペを購入してみた

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ハズキルーペとは

ハズキルーペとは眼鏡形状のルーペです。

石坂浩二氏や、渡辺謙さん、菊川怜さんなどのCMが結構流れていたので、 なんとなく名前を聞いたことがある方も多いと思います。

特徴は、なんといっても以下の2点だと思います。

  1. ルーペといってもいわゆる虫眼鏡ではなくメガネ型の拡大鏡である

  2. 90Kgの荷重でも大丈夫な耐久性と、3年新品交換保証や10年レンズ保証など安心して使える。

メガネ型にしたことで、虫眼鏡型と違い両手が自由なので作業中常時着用でき、 安定して見やすい視角を得ることが可能となりました。これにより従来の虫眼鏡 では考えられないくらい活用範囲が広がっています。

普通の眼鏡と違って眼鏡に重ね掛けできる形状であることも、適用の範囲を 大きく広げる結果となっていると思います。

また、高い耐久性とそれを支える手厚い保証も使う上での安心材料です。

老眼鏡を使うようになって最初に困ったのは、着け外しが多いのでどこに置いたか 忘れてしまい、机から落としてしまったり踏んでしまったり眼鏡を壊してしまう ことが結構ありました。荷重90Kgまで大丈夫であれば、こういったシーンでも 大丈夫かもしれませんし、保証もあると安心感があります。

なぜハズキループか?

ハズキループは近所の薬局でたまたま見かけて興味を持って、「なんかすごい 売れてるぞ」ということで買ってしまいました。

そもそもルーペと老眼鏡で何が違うんだ? とよくわかっていなかったのですが、 違いは以下です。

  1. 老眼鏡は近くに焦点を合わせるのをサポートしてくれる

  2. ルーペは対象を拡大して見せてくれるもの

最近はPCを使う場合、一番軽い老眼鏡を使うことが多くなってきました。焦点は それで合うのですが、それでもやっぱり細かい字は見えにくくなっていました。 老眼鏡との違いをあまり認識しないまま、老眼鏡+拡大してくれるなら楽かなぁ と思い購入しました。

ハズキルーペで見やすくなったか?

本来であれば、老眼なので焦点を合わせてくれる老眼鏡と、字を拡大してくれる ハズキルーペとを重ねて使うべきなのかもしれません。

実際使ってみると、結局ルーペも老眼鏡も凸レンズで多少同じような効果があるのか 、私の場合は老眼鏡+ハズキルーペだと矯正が強過ぎて逆に見えにくく感じました。 ハズキルーペだけを装着してPCを使うとちょうど焦点が合っているのか、非常に 見やすく感じます。

焦点も裸眼よりは合っていますし、1.32倍とは言え文字が拡大されているので 読みやすさは格段に上がります。それに応じて目の疲れも老眼鏡より負担が少ない 感じがしています。レンズの精度感も素晴らしく、左右のレンズの区切りもないため 視角がクリアで非常に見やすいです。

レンズもカラーレンズでブルーカラーを55%カットしてくれるので、長い時間 作業するのも安心です。

複数のハズキルーペを購入してしまいそうな予感

こんなに見やすいのであればと、買い足したくなりました。

まず、今回は「コンパクト」というモデルを購入しましたが、 自宅であれば「ラージ」のほうが視界が広そうですし、携帯するならよりコンパクトな 「クール」というモデルを併用するのもよさそうです。

また倍率も、今回はPC作業が中心なので1.32倍を購入しましたが、読書用に 1.6倍も欲しくなってきました。楽譜など読むときは1.85倍がベターかも しれません。

完全に老眼鏡に置き換わる訳ではありませんが、場合によってはハズキルーペのほうが 見やすいシーンも多く、老眼鏡と併用もできます。「もう老眼鏡あるから大丈夫だぜ」 という人も一度試してみるとよいかと思います。

ZenFone4 を家族に購入

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うちの家族はあまりスマホにこだわりがなく、ずっとiPhone5cを使い続けていました。 さすがにこの連休にバッテリーの具合が怪しくなってきたので、買い替えました。

iPhoneじゃなくてもよい

「どの機種がいい?」と聞くと、「なんでもよい」との返事。

どうもLINE程度しかアプリを使っていないので、「では、iPhoneでなくてもいい?」 と聞くと問題ないとのことなので、iPhoneと比較すると安価なAndroidを検討しました。

条件は以下の3つです。

  1. MineoをつかっているのでSIMフリーであること

  2. 本体だけ購入できること

  3. 長く使うためにそこそこの性能であること

モバレコ の売れ筋から、機種を絞ってみました。 最初はミドルレンジでよいかと思いましたが、まぁ実績としてiPhone5cは4年以上 使っているので長く使えるようハイエンド機種から選択しました。

  1. HUAWEI P10

  2. ZenFone 4

  3. HUAWEI Mate P10 Pro

まず、HUAWEI Mate P10 PROは性能的には群を抜いていますが、価格がiPhoneに迫っている ので却下しました。

HUAWE P10と ZenFone4 だと性能的にも拮抗しているとように思いましたが、 ZenFone4は搭載メモリが6GBとかなり余裕があり長く使うにはよいだろうということで ZenFone4に決めました。

ZenFone4(ZE554KL)を使ってみて

昨年(2017年)秋に投入された ASUSのハイエンド・スマートフォンです。

家族がメインで使っており私は少し触っただけですが、その印象をまとめて みました。

本体のデザインは今はどれ見てもほとんど同じですが、金属の塊から削り出した という本体は質感が高く、高級感があります。

画面は5.5インチの液晶が採用されています。前面のナビゲーションボタン群には バックライトもついており、このあたりも丁寧に作られている感じがします。

側面にはSIMカードとMicroSDを収めるトレイがあります。MicroSDの部分はSIM カードを差しデュアルSIMで使うこともできます。下部にはマイク、スピーカー の他にUSB端子があります。USBはType-Cです。

CPUはそこそこの性能のQualcomm Snapdragon 660(オクタコア)ですし、内蔵 ストレージは 6GB搭載なので動作は非常にサクサク動くと家族は喜んでいました (iPhone5cユーザーからすりゃ、そうだろうなぁ)。

背面のカメラは流行のデュアルカメラで、12MPのメインと8MPの広角カメラの組み合わせ です。メインカメラは f/1.8の明るいレンズをつかっており、非常に素直できれいな 写りでした。広角カメラは若干暗いですが、「引き」で撮れないシーンなど意外に 多いので重宝しそうです。

ちょっとハマった点

ハマってしまった点があります。

家族はiPhone5cで MineoのAu回線を使うプランを使っていたのですが、 iPhone5cもZenFone4も使うSIMが同じnanoSIMなのでうっかり油断していました。

iPhone5cのSIMは3Gで、ZenFone4のSIMは4G VoLTEしか対応しないので、同じ nanoSIMでも使い回せないことに後で気付きました。結局Mineoで回線切り替え を手数料を払って申請し新しいSIMを送ってもらいました。

iPhoneからのAndroidの移行について

家族はほとんどアプリを使っていなかったので、ほとんど問題になりませんでした。

使っているアプリはLINE、Threema [1] くらいで、どちらもAndroid版がありますから それぞれのアプリの移行手順に沿って移行すれば大丈夫です。

iCloudのメールを使っていたので、GmailにIMAPメールとして設定することで ZenFone4からも普通に使えるようにしました。

写真はiPadにストリームで同期しているので、特別に移行しませんでした。

アドレス帳は、iCloudからVCF形式でエクスポートしたものをインポートしました。

まとめ

面倒になって、わたしはAmazonで家族分注文してしまいました。

超ハイエンドという訳でありませんが、処理能力やカメラなど最新のスマホの 中でも一定以上のパフォーマンスで本体の質感も高く、価格もある程度落ち着いているので 長く使うのであれば非常によい選択だと思います。

SIMフリーでプリインストールのアプリも少なく抑えられており、好感が持てました。

Footnotes

Hulu で MotoGP 生配信

カテゴリー:  Entertainment  タグ:  hulu motogp

2018年のMotoGPはHuluで生配信

日本テレビが運営しているスポーツ総合CSチャンネル“日テレジータス” は、MotoGPの生中継をやっている。Huluは日本テレビ参加になったためか、 同じコンテンツをHuluでも配信しているのに今日気がつきました。

今日は第4戦がスペインのへレスで行われていますが、MotoGPだけでなくMoto3 、Moto2も中継されます。

Huluは4カメラに対応

日テレのCSチャンネルよりHuluが素晴らしいのは、4つのカメラ動画に対応 していることです。「マルチアングル映像配信」と呼ばれています。

MotoGPリアルタイム4つのカメラ(Hulu)

MotoGPリアルタイム4つのカメラ(Hulu)

通常のテレビ画面に加えて、「ライブトラッキング」という全ライダーの現在位置を 表示した情報画面、オンボードカメラ、空撮カメラを同時放映しているようです。

オンボードカメラは、MotoGPではマルケスとロッシのバイクに設置されているとの こと。

すべての動画が見れれば、レース全体を把握しながらライダー視点での映像や 放映されている解説つきの動画を見比べることができそうです。

ただ、常に放映していないようで、現在スペイン戦のMoto3の中継中ですが、 通常のカメラ以外は "Coming Soon"となっています。説明では 「天候や技術上の問題により、マルチアングル映像配信は中止となる場合があります」 とされているので、何かのトラブルなのかもしれません。

今日がスペイン戦で5/20がフランス戦です。MotoGPクラスは夜に中継が始まると 思います。憂鬱なゴールデンウィークの最終日に思わぬ楽しみができました。

プログラミングのためのフォント 更紗ゴシックフォントを使う

カテゴリー:  Tech  タグ:  font iosevka sarasa

ずっと Inziu フォントを使って 来ましたが、 Sarasa Gothic に切り替えました。

更紗ゴシックとは

更紗ゴシック

更紗ゴシック

更紗ゴシックとは、 プログラミングに適したフォント Iosevka とNoto Sansを合成して 日本語や中国語に対応したフォントです。 (詳細は 「 プログラミングのためのフォント 」 を参照ください)

「更紗」は「サラサ」と読むようです。

以前は、Inziuというプロジェクトでしたが、現在は「更紗ゴシック」として更新 されています。

以前この更紗ゴシックを自分でビルドしようとしてうまくビルドできなかったのですが、 バイナリーが公開されていたので導入してみました。

更紗ゴシックを導入する

バイナリーは更紗ゴシックの Release ページ からダウンロードできます。

TTC形式とTTF形式で公開されています。中国語のフォントなども含まれているので、 日本語フォントだけを選択して導入したい場合はTTF形式のバイナリーをダウンロード しましょう。

たくさんのフォントが含まれていますが、ネーミングは以下です。

  • LGC set being Nono Sans

    • Quotes (“”) are full width —— Gothic

    • Quotes (“”) are narrow —— UI

  • LGC set being Iosevka

    • Have ligature, Em dashes (——) are full width —— MonoT

    • Have ligature, Em dashes (——) are half width —— Mono

    • No ligature, Em dashes (——) are half width —— Term

更紗ゴシック README.md より

つまり、大きく半角英数文字(LGC)に Noto Sansを使っているか、 Isevkaを 使っているかで大きく2つ分かれ、引用符の扱い、リガチャ、Emダッシュ (ハイフンの倍の長さをもつ横棒的なフォント)の扱いで5つに分類されています。

これに言語が、米国語、簡体字、繁体字、日本語に変われており、さらにそれぞれ レギュラー、ボールド、イタリック、ボールドイタリックと4種類のフォントを 持っています。

プログラミングに使うのであれば、Iosevka系でリガチャが必要であればMono/MonoTを、 必要でなければ Term系をお勧めします。Emダッシュは個人的にはほとんど使ったこと がないのでどちらでもよいと思いますが、対応していないエディタだときちんと表示 できないことが多いので半角として扱えるMonoのほうが無難です。

Inziu と比較すると日本語のフォントが少し変わった気がします。

更紗ゴシックとInziuの比較

更紗ゴシックとInziuの比較

VimのPowerLineにも対応しているので、ターミナル愛用者はぜひ!

DHC会長独占手記が突き抜けてる

カテゴリー:  Trivialities  タグ:  dhc

DHC会長独占手記の掲載

手記が掲載されたのは、 iRONNA というフジサンケイ・ グループのサイトです。ご想像通り、かなり右寄りです。

手記に至る経緯を簡単に書くと以下の通りです。(詳細はググってくださいね)

ことの発端はDHCの子会社のDHCテレビジョンが製作していた「ニュース女子」での 報道です。「ニュース女子」とは以下のような番組です。

「日本を代表する論客(オジサマ)たちが女性にも楽しく分かりやすくニュース 解説し、次代を担う若い女性達に日本の未来を託すべく集まった社交界」を 基本思想に、論客と女性タレントやエキストラの一般人女性がニュースと 時事問題を論ずる番組である。

Wikipedia

沖縄・高江のヘリパッド建設工事反対デモを報道した第91回では、以下のような 内容が放送されたようです。

  • 反対運動を行なっている市民団体は日当をもらっている

  • 機動隊は反対派に暴力を振るわれている

  • 反対派の市民団体には、沖縄とゆかりのないメンバーも多く、本土どころか 中国人、韓国人も多い

  • これに対し、沖縄県民は基地に反対しておらず、むしろ市民団体に怒っている

3年ほど沖縄にいたので、「右と左に分れてその時流で徳な方をそれぞれ演じてる」 というのが沖縄の政治の印象だったので、この報道ほど極端な内容は個人的には ちょっと疑問かなと正直思いました。

ただ、報道されていた市民団体「のりこえねっと」の代表が先住民族アイヌの 権利回復を求める署名呼びかけ人もなさっている沖縄とは縁もゆかりもない 東京生まれの辛 淑玉氏であること。「日本人が北朝鮮による拉致事件に政治的に 飛びついたのは、長年、国家と一体となった加害者として糾弾されてきたことに 疲れたからだと私は見ています。初めて堂々と『被害者になれる』チャンスが めぐってきたのがあの拉致事件でした」とか発言してる活動家さんであることなど を知ると、いろんな疑念が湧いてくることは確かです。

いずれにしろ、私自身は報道内容が本当なのか虚偽なのか知りませんし、 興味もありません、念のため。

で、この市民団体によりBPOへの申し立てが行われ、審議の結果「重大な放送倫理違反があった」 と断じられたようです。

これを受けて番組を放映していた東京メトロポリタンテレビジョンは、当初は「捏造はない」 と突っぱねていたものの、最終的には自局で製作した訂正番組に近い内容を放送しています。

こういった見解の違いからか、制作に関与し方向修正したい 東京メトロポリタンテレビジョンと、制作のDHCテレビジョンで合意に至らず、3月で 東京メトロポリタンテレビジョンでの放映は終了となっていました。

これを朝日新聞が3月1日の記事で、以下のように報じたのです。

昨年1月に沖縄の米軍基地反対運動について伝えた東京メトロポリタンテレビジョン (MXテレビ)の「ニュース女子」に批判が出ていた問題で、MXが番組の放送を今春に終えることを決めた。事実上、放送を打ち切ることになる。関係者が朝日新聞の取材に明らかにした。

朝日新聞 2018年3月1日

この記事だと「放送打ち切り」としか捉えられません。実際には、「ニュース女子」は DHCテレビジョンが制作し、複数の地上局に販売しているコンテンツです。東京メトロポリタンテレビジョンは その1つでしかなく、番組は継続して制作されるのです。

この顛末に頭にきたDHC会長の𠮷田嘉明氏が手記を発表したということです。

DHC会長手記の印象

ザクっと趣旨をまとめると、

  1. 放送倫理・番組向上機構(BPO)の偏向についての批判

  2. 放送打ち切りなど偏向に基づいた虚偽の報道をする朝日新聞を中心としたメディアの批判

  3. 背景にある反日在日帰化人についての危惧

  4. 反日在日帰化人の影響が報道機関の偏向の原因である

ちょっと、右寄りすぎてついていけない部分もあります。

が、いろんな虚偽報道で国益を損ねた朝日新聞への対応は小気味良いものがあります。

朝日新聞の報道を知って「もう『ニュース女子』は永久に見られないのか」とがっかりされたファンの方も大勢いらっしゃったようです。今回の騒動をきっかけに、朝日新聞の購読中止と広告掲載の禁止を全社員に通告しました。

【DHC会長独占手記】「ニュース女子」騒動、BPOは正気か 」より

あまりに痛快だったので、DHCの商品をポチッとしました。