BOSS Blues Driver (50th Anniversary)を買った
BOSSのBlues Driver の50周年記念もデルを購入しました。
BOSS Blues Driverとは
BOSSのBlues Driverはブースターからハイゲインのディストーションサウンドまでこなせる 歪み系エフェクターの定番です。
BOSSのエフェクターは90年代は始めくらいまではSuper Overdrive(SD-1)やChros(CE-2)、 Compression Sustainer(CS-2)などを使っていたのですが、マルチエフェクターを購入した時に 全部処分してしまいました。
BOSS Blues Driverが最初に発売されたのは、まさにマルチエフェクター全盛の1995年です。 マルチエフェクターの平坦な歪みと面倒な操作系へのアンチテーゼのようなシンプルな オーバードライブとして発売されました。
当時、BOSSには、OD-1, SD-1、DS-1、MT-2と歪み系エフェクターのラインナップは 多くありましたが、FenderやBad Catなどのメーカーがハンドワイヤードのブティックアンプ を発売し上質で艶のある歪みが注目されていたので、Blues Driverはこれらの歪みを再現すること を目指したのでしょうか?
私はマルチエフェクターを持っていたことと、この頃から家族が増えてあまり引かなくなったので 使ったことはありませんでしたが、すっかり定番のエフェクターとなっています。
Blues Driver 50周年モデルとは
ノーマルなモデルと比較したわけではありませんが、次のような差別化がされているようです。
- 筐体にメタリック塗装が施されている。
- バッテリーケース部分のネジが銀ネジ(通常はプラスチックの頭がついたネジ)
- シリアル入りの記念エンブレム付き
残念ながら、せっかくの50周年もデルなのに日本生産でなくマレーシア産です。 こだわりが強い方は、90年代のBlues Driverや技CraftシリーズのBlues Driver BD-2Wを購入したほうがよいかもしれません。
Blues Driverを弾いてみた。
Blues Driverに適当かどうかわかりませんが、弾いて見た曲です。
音の粘りがまさにBluesというイメージ通りですが、 GAINを上げると意外にかなりハードな歪みも出せます。アンプやブースターと合わせると これだけで歪み系はよいかもしれません。
一番感じるのは、音の抜けの良さです。BOSSの他の歪み系と比較すると他のエフェクターは GAINを上げていくと歪んでいくと同時の音がこもった感じになりますが、Blues Driverは 粒立った歪みで他の音に紛れずちゃんと音が抜けます。
定番になるだけのことはありますね。