Quest2 上で Immersedで快適なMacのデスクトップ
Quest2にImmersedを導入してMacの仮想デスクトップ環境を作って遊んでみました。
Quest2を購入した訳
メタバース界隈はすっかりオワコンかなと思っていましたが、 徹底する企業も多い中、最近AppleのVision ProとMetaのQuest 3が発表されて 活気が戻ってきた印象もあります。
メタバースにはあまり興味がないのですが、Quest 3の発表を受けてQuest2が 安くなっていたので思わず購入してしまいました。
バーチャルな大画面で作業ができると楽しいかなとImmersedをインストール してみました。
Immersedで仮想デスクトップ
ImmersedをMacとQuest2両方にインストールしてペアリングすると、 Macの画面がQuest2の仮想空間に写し出されます。
その様子をMacにミラーリングして録画したのが冒頭の動画です。
同様のアプリにVirtual Desktopというものがありますが、次のような点で微妙に 違います。
- Virtual Desktopは買い切りのアプリですが、Immersedはサブスクリプションです。ただし、無料でもある程度の機能は使えます。
- Virsutal Desktopはその名のとおり「仮想画面」に特化していますが、Immersedのほうはワークプレイスを意識しており仮想画面だけでなく、コラボレーションツールなども充実し他人と空間をシェアすることもできます。
私はコラボレーション的な機能は不要ですが、無料枠で利用できそうなImmersedを試してみました。 Immersedの無料版では作成出来る画面数が制限されるのですが、その制限も実際のディスプレイ数+1 です。私の環境ではMacにディスプレイを2台接続しているので、Immersedの中では合計で4画面使える ことになります。十分です。
Immersed のメリットとデメリット
Immersedを少し使ってみましたが、意外に使える印象です。
- 無料で使用する場合、Macの実際が画面数に加えてもう1画面を作ることができます。
- Quest2内の仮想空間に画面を自由に配置できたり、リアルではありえないサイズに拡大したりできます。
- 他のものが目に入らないので、集中できます。
- ブライドタイプが前提ですが、ハンドトラッキングを使えばQuest2のコントローラーを使わなくても「手」でコントロールできるので正に仮想空間の中で作業していると思えます。
まだ慣れていないこともありますが、次のような点で使い辛さを感じています。
- ImmersedというよりQuest2の問題ですが、私は自宅では眼鏡のことが多くQuest2の装着がしづらく装着後も眼鏡の曇りが気になる。
- 解像度の問題で細かいテキストはやはり読み辛い。
装着感については、Quest2 Eliteを使うとかなり改善します。Immersedの奨励でもあります。
見え方については視力のよい方はあまり問題にならないと思いますが、近視や遠視がある場合は どう矯正しつつQuest2を使っていくかはもう少し工夫が必要なようです。
度付きレンズも専用のものが売っているので、検討してみようかと思います。
まとめ
メタバース界隈の活気再燃と価格低下からQuest2を購入、仮想デスクトップアプリ「Immersed」を試しました。Immersedの利点は無料で利用できる点と自由な仮想空間での作業、一方で眼鏡の装着困難や解像度による読み辛さが問題点です。視力矯正が必要な場合はQuest2の利用に工夫が求められそうです。
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