ハクキンカイロ 「玄武」

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ハクキンカイロ玄武

先月ハクキンカイロ「玄武」を購入しましたが、ここ数日極寒な日が続いているので 大活躍しています。

ハクキンカイロとは

ハクキンカイロは最初発売が1923年といいますから、 100年以上の歴史を持つ商品です。

ガラス繊維にプラチナの微粒子を担持させたプラチナ触媒を持つ火口に ベンジンからの水素を中心とした気化ガスが触れ触媒反応で熱を発生させる 原理になっています。

最初にマッチやライターで火口を温めるので、子供の頃はベンジンを燃やしてる ヤバい製品だと思っていましたが、触媒反応の酸化熱を応用したもので火が燃えてい るわけではありません。

使い捨てカイロと比較すると13倍の熱量があり、比較にならないほど温かいです。 持続時間もベンジン 25ccで24時間持続できますから、私は半分にして12時間で昼間 だけ使用しています。

四神シリーズ「玄武」

四神シリーズは、2024年末に発売された新しいハクキンカイロのラインナップです。

2024年がハクキンカイロの100周年で、記念して発売された「ハクキンカイロ GOLD」 がありましたが、この四神シリーズも限定なのでしょうか。

「カイロに1万円以上!!」とは思いましたが、STANDARDのカイロも5,000円ほどです し、使い捨てカイロと比べると数年使えば十分費用対効果はあるかなと思いました。

この四神シリーズはそれぞれ異なる金属でメッキされています。

私が購入した「玄武」は、北方を守護する神様として知られています。 亀と蛇が合体したような姿をしており、黒い亀の甲羅に蛇が巻き付いているという独特の姿で表現されます。亀は不老長寿の象徴とされ、蛇は脱皮を繰り返して生まれ変わることから、玄武は再生と永遠の生命を象徴する存在とされています。 四神の中では以下のような特徴を持っています:

  • 方角:北
  • 季節:冬
  • 色:黒
  • 五行:水
  • 七曜:水曜

日本では寺社建築や古墳の装飾などに玄武の図像が見られ、特に平安時代以降は方位除けや魔除けとしての意味も持つようになりました。京都の鬼門(北東)を守護する比叡山延暦寺は、玄武の護りを象徴する存在とされています。 また中国では、道教の影響もあり、知恵と長寿をもたらす神としても崇拝されてきました。

このようなイメージに沿って、艶消し調で銅とニッケルを混ぜた黒めっきが施されて います。商品自体はSTANDARDと変わりないようです。

他の四神シリーズも初回は100個しか販売されないようです。 売り切れになっているものも多いですが、気になる方は見つけたらすぐに購入しま しょう。

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