千葉市美術館に行った
千葉に住んで20年以上になりますが、一度も行ったことがなかったので昨日千葉市美術館に行ってきました。
千葉市美術館の展示内容は
千葉市美術館は、千葉市中央区の中心部に位置する公立美術館です。1995年に開館し、2020年にリニューアルオープンを果たしました。
コレクションの特徴は、浮世絵を中心とした近世・近代の日本絵画や版画、1945年以降の現代美術作品、そして房総ゆかりの作家による作品です。
特に浮世絵コレクションは国内有数の規模を誇り、企画展示も年間を通じて多彩なテーマで開催されています。美術館の上層階からは千葉港や市街地を一望でき、アートと都市景観を同時に楽しめる文化施設として親しまれています。
美術館施設の特徴
この建物は古い建物を新しいビルで包み込むという「さや堂方式」という手法で建築 されています。
古い建物は、旧川崎銀行千葉支店のビルです。 1927年建造のネオ・ルネサンス様式の建物で、戦時中の空襲でも焼失を免れた貴重な建造物です。
1989年、政令指定市移行を控えた千葉市が新設する区役所と美術館の複合施設の建設計画において、旧川崎銀行千葉支店の取り壊しが検討されました。しかし、市民からの保存要望や日本建築学会からの要望書を受け、建物の保存方法として採用されました。
現在は古い建物は「さや堂ホール」として展示やイベントに利用されているようで す。私が訪問したときは、写真のような展示になっていました。
Nerhol 水辺線を捲る
千葉市美術館では、アーティストデュオNerholの公立美術館初となる大規模個展「水平線を捲る」を開催中でした。
Nerholは、グラフィックデザイナーの田中義久と彫刻家の飯田竜太による2007年結成のデュオで、 人物や植物の連続写真を重ね合わせて彫刻を施すという独自の表現方法を取っているようです。
これまでの重要作品や未発表作品に加え、千葉市の花「オオガハス」をモチーフにした新作や美術館が所蔵する江戸絵画や近代版画とのコラボレーション展示も同時開催され過去と現在を行き来するような独特の展示構成となっています。
正直、私にはまったくピンと来ませんでしたが。