正月の過ごし方
今回の正月は曜日の巡りがよく、4日、5日で休暇を取って連休とつなげて少しゆっくり 休みをとることができました。4日に成田山にお参りに、5日から思いつきで養老渓谷の 温泉に行ってきました。
成田山のお参りならず
「年初だけど平日だし」と気軽に成田山に参拝に行ったのですが、ナメてました。 駐車場前に長蛇の列ができており全く入れる気配がありません。
諦めて、「せめて鰻でも頂いて帰るか」と少し離れた花むら という鰻を中心とした懐石料理のお店に寄りました。
懐石料理のほうは予約が必要なのだそうで、飛び込みだったのでうな重をいただきました。
焼き上がりに30分ほどかかると言われましたが、個室だしゆっくり待ちつつ、骨せんべいと 「新鮮な肝が入りました」というので肝焼きをいただきました。
うな重は香ばしくふっくらして大変おいしかったです。
成田山は参道にうなぎ屋が密集しており、人気老舗店など店前で鰻を捌いたり焼いたり していてお客様も多く順番待ちでにぎわっていますが、あんなたこ部屋みたいなところで 頂くくらいなら次回からは毎回こちらで頂こうと思いました。
思いつきで養老渓谷の温泉に
「せっかく連休だからどっか行くか」と思いつきで前日予約で養老渓谷の温泉に行ってきました。
養老渓谷の温泉は、長い年月をかけて体積した海藻や貝殻などが分解され黒褐色の色素「フミン酸」 が多く、「黒湯」と言われナトリウム炭酸水素塩・塩化物泉です。
1914年に井戸から鉱泉が湧き、冷鉱泉だったため天然ガスで加熱して温泉としたことが始まりで、 その後宿屋が立ち並び温泉街となったそうです。 私が関東に来た1980年代はそれなりににぎわっていた印象でしたが、今では廃業している旅館も多く どうしようもなく「寂れた」感は否めません。
特に今回宿泊した「嵯峨和」の近くには2011年に廃業した大きなホテル「養老館」の廃虚が立っており、 さらに寂れた印象を強くしています。
「嵯峨和」は、二人で2万2千円で朝夕食が付いています。食事も洗練された料理ではありませんが、 鹿肉などを使っていてそれなりに凝っています。
私は名物だという猪鍋をいただきました。
一見豚肉のようですが、猪肉は赤身が多く脂っぽさがありません。シラタキ、白菜、 エノキ、うどんを味噌のお汁で煮込みます。それぞれの食材のうま味をお味噌の 風味が優しく引き出しています。隠し味でコチュジャンを入れているそうで、 ご飯ともよく合いました。
朝食も焼き鮭を中心とした和食ですが、サラダがボリュームがあり 野菜もしっかりと取れます。スプーンが置いてあったので 「何に使うのかな」と思っていたら、猪肉が入ったカレーが 出てきました。
朝からボリューム満点です。
道の駅巡り
その後、時間があったので、次の道の駅を巡ってきました。
まだ2日休みがあるのでゆっくりしたいと思います。