かわせみ4を購入
そういえば、macOS Sonomaに暫定対応だった「かわせみ3」を使っていましたが、 やっと11月14日に正式対応した「 かわせみ4 」が発売されたので購入し移行しました。
かわせみ4について
以前「かわせみ2がもっと評価されるべき5つの理由」 でも書いたのですが、次のような点は今でも「かわせみ」の美点だと思うので、継続して使っています。
- 英語交じりの文章入力が楽
- 変換時に辞書参照が可能
- 抑制語の登録が可能
- なによりリソースを食わない
- 意図通りに確定できる
macOSの漢字変換はライブ変換ができ便利なのですが、確定したと思っていた語句が入力とも内債返還されるということが起こります。このため常に変換が正しいか振り返って確認してしまい、私はあまり好きではありません。
この点、「かわせみ」は「指定変換」が基本なので自分でいつ変換しいつ確定させるかをコントロールできる点が一番肌に合っています。
もっとも、ブログなどVimで書くときはSKKを使っているのですが。
Microsoft PowerPointでの問題
PowerPointに「かわせみ」で入力しているときに気付いたのですが、左右のCommandキーでの入力モードの 切り替えが正しく動作しません。左右のCommandキーはKarabiner-ElementsでmacOSのデフォルトのショートカットを前提に変換・無変換キーを割り当てていました。このため、「かわせみ」も「macOS日本語入力タイプ」のキー割り当てを使用していました。
確認すると、PowerPointを使用している場合だけ、入力メニューに表示されるショートカットが 何故か「かわせみ」固有のキー割り当てになってしまっています。
「かわせみ」の開発元である物書堂に問い合わせたところ、以下のような回答でした。
- 入力メニュー上の各入力ソースのショートカットキー表示がデフォルトの割り当て表示になる
- 実際には環境設定の「操作>キー割り当て」で指定しているショートカットキーで動作する
- 「かわせみ4」固有のメニュー項目のショートカットキーは、環境設定で選択したキー割り当てのものが表示されている
- 「かわせみ4」固有のメニュー項目を各項目をマウスで選択しても、動作しない。
- 他のインプットメソッドでも発生する。
結果としてCommandキーでのモード切り替えはPowerPointでは正しく機能せず、
「macOS日本語入力タイプ」であれば、Shift+Ctrl+J
やShift+Ctrl+'
であれば機能するようです。
これは他のインプットメソッドでも同様とのことのなので、PowerPoint 側の問題なのでしょう。