SUBARU WRX S4の1ヶ月点検
7月に納車されたWRX S4ですが、1ヶ月点検とブレーキダストが気になったのでブレーキパッドの交換をしてもらいました。1ヶ月乘ってみた感想もまとめたいと思います。
ブレーキパッドの交換
ホイールのコーティングをしてもらった際に、 「スバル車はブレーキダストが多いので小まめに洗車したほうがよい」と言われました。 確かにWRX STIの時もホイールにブレーキダストが付着して、手入れが大変でした。
Endlessなので低ダストを実現しながら、きちんと制動力もあるブレーキパッドです。 初期制動よりも踏力によるコントロールを重視したパッドですが、 スバル車自体がブレーキに関しては同じように踏力によるコントロールを重視しているように 思いますのでマッチしているのでないかと思います。
WRX STIの頃も、このパッドに交換していたので安心です。
納車1ヶ月でのWRX S4の印象
まだ慣らし運転中ですが、1ヶ月ほど乘った印象をまとめたいと思います。
運転支援機能について
まずは運転支援機能についてです。 スバルで言う「ツーリングアシスト」「アイサイトX」についてです。
小旅行を含めて1,400Kmくらい走りましたが、高速道路ではほぼ運転支援機能を使うようになりました。 思っていたより数段運転が楽になります。
渋滞の時はもちろんですが、高速で巡航しているときも、意外に一定速度を維持するときに神経を使っていたんだなと改めて気づかされました。運転支援を使用すると、こういった部分への無意識の緊張と解いてリラックスできるので疲れが緩和されますし、なにかあると適切に警告してくれるので逆に対処を素早く行なえます。
最初は怖々でしたが、高速に乘ったら首都高の複雑な合流地点などでもない限り安心して運転を任せておけます。
スバルのWebサイトを見ると、「アイサイト」「ツーリングアシスト」「アイサイトX」などと説明が分れており、WRX S4のステアリングのスチッチも「レーンキープスイッチ」「クルーズスイッチ」「EyeSight Xスイッチ」と分れており、最初はモーダルで使い難そうな印象でした。 実際使用してみると、シームレスに各モードに移行してくれるので意識せずに自然に使えています。
因みに、市街地道路でも運転支援を使用している方がいらっしゃいますが、マニュアルではツーリングアシストについては次のように説明されています。
渋滞走行や高速走行を含めた自動車専用道路での運転負荷軽減を 目的とした運転支援システムです。
恐らく性能的には問題なく使えると思いますが、想定外の状況を多い市街地では私は使いません。
ダイレクト感
前車のロードスターRFはそれほどパワーを求めた車ではなかったので、 それと比較すると2.4L BOXER 直噴ターボ “DIT” は十分過ぎるパワーがあります。
高回転まで回るタイプではないので、慣らし運転を終えたらネガを感じるかもしれませんが今のところ満足しています。
気になっていたスバルパフォーマンストランスミッションは、ドライブモードセレクトでComfortでは多少CVTっぽさを感じますが、Normal 以上だとほとんどラバーバンド感はなくしっかりとダイレクト感があります。Sports以上では、もうMTにこだわるのが馬鹿らしくなるくらい高速にブリッピングを駆使してシフトアップ&ダウンを行ってくれます。
慣らし運転が終ったら、ドライブモードセレクトをもう少し積極的に利用すると思うので更に楽しくなりそうです。
不満点
基本的には満足しているのですが、いくつか不満点もあります。
- 大型のセンターモニターにいろいろと機能が配置されているのですが、運転中はやはり物理スイッチの方が使いやすいです。
- スバル車あるあるかもしれませんが、冷房の効きが今一つです。
- スバルのパドルシフトはコラム固定だと思っていましたが、いつの間にかハンドル固定に転向していました。F1のようにハンドルを持ち変えるほどハンドルを切ることが少ない運転であれば、ハンドル固定のメリットがあると思いますが、市街地の運転では普通に交差点で結構ハンドルを切るためアップとダウンが分らなくなってしまうハンドル固定はデメリットしか感じないです。
- ドライバーモニタリングシステムで顔認証でシートやミラー位置を自動的に合せてくれるのは便利なのですが、我が家は家族の体格が小さいためが後に乗ろうとすると座席位置が前過ぎて乗り込めません。折角乗車時のシートの後退する機能がついているので、もう少ししっかりと下げて欲しいと思います。
そして年次改修
まぁ、宿命なのであまり気にしてはいませんが、納車2ヶ月で年次改修だと「もう少し待てば」と思わなくはないです。
どんな改修がされるんだろう?