Jelly Starレビュー

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Jelly Star

Jelly Star

クラウドファンディングで支援していたJelly Starが届いたのでレビューします。

Jelly Starを購入

ユニークなスマートフォンをリリースしている中国・上海のUnihertzから最新作の Jelly Starがクラウドファンディングで支援募集をしていたので、数ヶ月前に申し込んでいました。

Jellyシリーズと言えば、手の平に収まるほどのコンパクトな筐体が特徴となっており、 今回のJelly Starも非常にコンパクトなサイズです。

過剰な性能競争となっているスマートフォンですが、その果てにちょっと動画撮影するくらいで 発熱が放熱できずストールしてしまうソニーのスマートフォンなどなんだか「違うんじゃないか」 と思っていました。

その点、Jellyシリーズは過剰な性能を追い求めるのでなく、コンパクトで実用的な性能を 狙っている点に好感を持っていました。

そろそろ愛用しているPixel 6 Proにも飽きてきたので、今回購入に至りました。

Jelly Starの性能

Jelly Starはプロセッサとして Helio G99を搭載しています。性能的にはSnapdragon 695 くらいでしょうか。Google TensorのようにAI機能もなくハイエンドではありませんが、 ミッドレンジのSoCとしては高性能なほうです。

実際に試してみると、Asphalt9も普通に遊べますし、解像度の問題はありますが原神だって なんとか遊べます。

ほとんどスマートフォンでゲームをしないので、私が普段使用しているアプリでは全く 問題なく使用できます。

搭載しているRAMは12GB搭載のPixel 6 Proと比較すると8GBなので見劣りしますが、 ストレージは256GBも搭載しており、私のPixel 6 Proと同等です。 ストレージはSDカードで拡張も可能です。

Jelly Starの外観

Jelly Starで気に入った点の一つにデザインがあります。

本体色はレッドとブルーがあり、どちらも背面がほとんど透明になっていて、 いい感じにダサい未来感で私の好みにあっています。背面は透明ですが、 実際に見えているのは大型アンテナがほとんどで基盤が見える訳ではありません。

専用の透明な本体カバーも同梱されており、ケースを付けてもイメージを壊すことはありません。 このカバーはストラップも付属しており、持ち運びも便利になります。

背面にはカメラに沿ってU字型と上を向いたC字型のLEDが搭載されています。 白色に発光するだけですが、着信、通知、充電、音楽(本体のスピーカーの音)と 連動して光ります。光らせ方もカスタマイズが可能です。

Jelly Starの写真が意外によい

実はあまり期待していなかったのですが、 Jelly Starのカメラは意外によかったです。

Samsungの1/2.25インチの「ISOCELL GM2」を搭載していますが、ハイエンドと比較すると さすがに見劣りしますが、自然で素直な画像です。

Jelly Starのカメラ作例

Jelly Starカメラ作例

総括

前作のJelly2より若干大きくなったようですが十分にコンパクトで、 しかも性能も普通のユーザーには十分な処理能力を持ち、ストレージも十分なので 実用性の観点からも異常な高性能が不要と考えるユーザーならば十分に検討の価値がある と思います。

気になる点は3つ。

  1. 画面が小さいため見辛い。
  2. 文字入力が難しい。これも画面の小ささから来る問題です。
  3. Felica未搭載のため、SUICAなどは使用できない。

私は老眼がかなり進んでいますが、スマートフォンでそこまで長文を読んだりタイプしたりしないので問題なく使えています。

私のようにライトな使い方が中心でFelicaがなくとも問題なければ「買い」だと思います。

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