G-SHOCK 40th Anniversary RECRYSTALLIZED 限定モデル GMW-B5000PS
家族にG-SHOCKの40周年記念モデルを購入しましたが、 どうせならチタン製フルメタルのGMW-B5000TCF-2JR がよいと言うのでチタン製の方を譲って、こちらは私が使うことにしました。
GMW-B5000PSとは
GMW-B5000PSは、G-SHOCKの初代モデル「DW-5000」がモチーフにしたG-SHOCK誕生40周年 を記念したモデルです。40周年記念モデルは他にもいくつか発表されているようですが、 どれもカシオのCMF(カラー・マテリアル・フィニッシュ)技術の粋をこらしたものです。
GMW-B5000PSでは、"Re-Crystallized"というステンレス素材に再結晶化と深層硬化処理 を施したものがベゼルやバンドに使用されています。
「再結晶」とは、金属を加熱すると微小な結晶粒が内部で生じ、次第に隣接する粒同士が 合体して様々な結晶が現れる現象を利用してもののようです。
「深層硬化処理」とは、ステンレスの表面層に炭素を浸透させ硬質層を生み出す技術のようで、 一般的なステンレスよりも約3倍の硬度を持つそうです。
文字盤にはオリジンと同じブロックパターンをデザイン踏襲しています。
GMW-B5000PSの使用感
機能的には使っていた チタン製フルメタルのGMW-B5000TCF-2JR と同等のようです。
素材がチタンからステンレスになったのでずっしりと重みを感じますが、 これはこれで重厚感がありよい印象です。
開発陣は再結晶化のランダムな表情に惚れ込んだらしいのですが、 個人的にはいま一つピンと来ません。角度によってはキラキラと光ってみえるのですが、 それがケバい印象の時と重厚な金属の光だと感じるときがありおもしろくはあります。 ただ、金属の硬さが低下する状態らしいのですが、そこを深層硬化処理技術で硬化させた と言います。何か本末転倒のように感じます。
まぁ、G-SHOCKでしかもステンレスモデルでタフなことは間違いないので、 普段使いの時計として愛用していきます。