楽曲を解析しよう! 〜 deCoda
楽曲を解析できるソフトウェアdeCodaを購入しました。
deCodaとは
『deCoda』は世界的なタイムストレッチアルゴリズムを技術をもつ zplane社が開発している楽曲の解析ツールです。
MP3やFLACなどのオーディオファイルに収められた楽曲を読み取って、次のような項目を自動的に解析してくれます。
- BPM(テンポ)
- 拍子
- キー
- セクション(イントロ、Aメロなど)
- コード
以前使っていたCapo3よりもはるかに多くの項目を高い精度で分析してくれるの耳コピーといった作業の生産性を爆上げしてくれます。
実際の楽曲解析
実際の解析は次のような感じでやっています。
楽曲ファイルを開くと自動的に解析をはじめて次のような画面になります。
この時点で、テンポ、拍子、キー、セクション、コードなどは解析されています。Capoと比較するとかなり解析の精度もよい印象です。
右のツールバーからピアノロールを選択すると次のような画面になります。
音が分解されてピアノロール上で音階を視覚的に確認できます。ここで右のツールバーから鉛筆マークのボタンを押すと、ピアノロール上の音を書き込んで試すことができます。視覚で確認するだけでなく、実際の音を入れて確認できます。
この書き込んだ音をMIDIファイルなどのそのまま出力もできるようです。 私はギターの耳コピーなので、deCoda上では最低限の確認に留めて、Guitar Proに採譜しています。Guitar Proもオーディオファイルを取り込んで確認しながら作業できるので、苦手な採譜を時間と根気があればそこそこできるようになりました。
Spleeterなど、AI技術を応用して1つのオーディオファイルから楽器ごとに音を分離してくれるツールも気軽に手に入れることができる時代になったので、もっと便利なこともできそうです。
もっと長く生きていたいな。