鉄瓶で白湯の奨め

カテゴリー:  Life タグ:  health 前立腺がん
鉄瓶

鉄瓶

進行性前立腺がんで余命が後何年だろうと考えた時に、少しでも免疫力を高め ていざと言う時に備えようと白湯を始めました。 どうせ白湯を沸かすなら、鉄瓶がよいのかと購入しました。

お白湯の効果

「白湯」は水を沸騰させた後、50℃程度の温度まで冷ました飲み物のことを言います。

以下のような効果があり、免疫力アップが期待できると言います。

内臓の活性化

お白湯をいただくことで内臓が温められ活発に動くようになります。 これにより消化も促進できますし、基礎代謝も上がるそうです。

デトックス効果

内臓が活発になるとともに、水分を十分に取ることで胃腸が刺激され 腸内環境が整い便秘も解消します。腸内の老廃物や未消化物質の排出にも 効果がありデトックス効果が期待できます。

冷え性改善

朝や夜にお白湯を頂く事で内部から体を温め、血流をアップし冷え性 改善にも効果があります。

白湯はインドの伝統医学であるアーユルヴェーダに基づいた考え方が根源と 昔から健康によいとされていたようです。

鉄瓶で白湯を作ろう

免疫力アップの良さそうなお白湯ですが、鉄瓶で作るとまろやかで美味しくなると言います。

これは、2つの点が理由として上げられているようです。

  • 鉄瓶に使われる二価鉄が体に吸収されやすく、鉄分補給になる

  • 鉄瓶にカルシウムやマグネシウムが付着するため、お湯が軟水化する

日本の水道水はそもそも軟水なのでどれくらい効果があるのかわかりませんが、 確かにとろ火でゆっくりと鉄瓶で沸騰させて、50度に冷ましていただくお白湯は 何も味をつけていないはずなのにまろやかで少し甘みを感じる気がします。

朝晩にいただくようになって、お腹が張ることも少なくなりお通じも快調です。 心なしか夜の睡眠も深くなった気がします。

鉄瓶の手入れ

鉄瓶は当たり前ですが「鉄」なので、錆への対策が必要です。

まず使い始める時は、なるべく硬水を使い内部にしっかりと「湯垢」を 付けることが大事なようです。「湯垢」と言っていますが、要はマグネシウムや カルシウムなどのミネラル成分です。

手っ取り早く湯垢をつけるために、硬水のミネラルウォーターを使いました。 コンビニであるものは軟水であることが多いので [1] 、私はVittel [2] を使いました。

普通にVittelを鉄瓶に入れて20分ほど沸騰させるというのを4回ほど繰り返して から使い始めました。その後も何度かVittelを沸かしています。

そうすると、鉄瓶内部に白い粉のような膜が張ってくるのがわかります。

鉄瓶の湯垢(使い始めと現在)

鉄瓶の湯垢(使い始めと現在)

あとのお手入れは、湯を沸かす都度内部のお湯を全部出し切ってから少し火に かけて水分をすべて飛ばします。これだけです。決して内部をスポンジや タワシでゴシゴシ洗ってはダメです。まして洗剤などは決して使ってはいけないそうです。

お白湯のアレンジ

いまのところ、そのままお白湯をいただいており全然満足なのですが、 仮に厭きてしまったら以下のようなアレンジがあるようです。

蜂蜜

むくみ予防にもなるようです。

レモン

疲労回復に

生姜

殺菌効果もあり、保温効果も期待できます。

オリーブオイル

意外に合うそうです。オリーブオイルにはビタミンEが豊富なので体にも良さそうです。

お白湯の注意点

いくら健康によいと言っても、いくつか注意点があります。

まず、飲みすぎない。目安としては800mlを超えない。お茶などで他でも 水分を取るのであまり大量にお白湯をいただいてしまうと水分過多になります。

また、食後は避けることが重要です。 食後にお白湯をいただくと胃酸を弱め、返って消化力の低下を招いてしまいます。 就寝直前も避けたほうがよいようです。就寝直前だと胃に水分が溜まり逆流 する危険もあるためです。私は就寝一時間程度前にいただくようにしています。

脚注

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