真空管バッファ&ブースター Lee Custom Amplifier 12AU7BB
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Lee Custom Amplifierの真空管バッファー&ブースターを購入しました。
バッファー/ブースターとは
「バッファー」とは簡単に言うとアンプ回路の一種です。
ギターのPUの信号は大変貧弱なので、エフェクターを数珠繋ぎにしたりすると 音が痩せていったりします。
バッファーは貧弱なギターのハイインピーダンスの信号を入力すると、 ノイズに強いロー・インピーダンスの信号に変換して出力してくれます。 バッファーをギターの直後に繋ぐことで、エフェクターや長いケーブルによる 音の劣化を防ぐ役割があります。 バッファーは信号のロー・インピーダンスにするだけで、基本的には 音を積極的に変化させたり大きくする機能はありません。
一方で「ブースター」は、積極的に音も大きくするものです。 ディストーションやアンプの手前で音のゲインを上げて 歪みをより強力にしたりする目的で使用されます。
Lee Custom Amplifier 12AU7BB
Lee Custom Amplifier 12AU7BBは、本当の真空管を使ったバッファー兼 ブースターです。
実際の真空管を使うことで、音がまろやかになり艶が出てきます (そのような気がします。プラシーボ効果かもしれませんが)。 ミニサイズのエフェクター筐体の中に芸術的に真空管が収まっています。
使用している真空管はオーディオなどにもよく使われている 12AU7 [1] というものです。 ギターアンプによく使用される12AX7という真空管を 使用したバージョンもあります。
ギターに使用するならば中音域が前に出てくる12AX7 のほうが使いやすいかもしれません。個人手金は12AU7の明るい音が気に入っています。
注意点は、12AU7の方は駆動させるのに500mA程度の電源が必要です。 12AX7は350mA程度で駆動するようなのでそういう観点でも使いやすいかもしれません。
以下は、あまり参考にならないかもしれません、バッファー(クリーントーン)と ブースター(ディストーション部分)を使った演奏です。
脚注