宮崎旅行 二日目
先週末の宮崎旅行二日目についてまとめました。日にちとしては7月23日になります。
この日は宮崎在住の家族と落ち合って、宮崎北部の観光に行ってきました。
歴史香る港町 美々津
最初に日向市にある「美々津」という港町に行ってきました。
この場所は昔神武天皇が東征に船出した地と言われており、 これこそが日本海軍発祥の地であるとして、昭和の初期にこの記念碑を建立したようです。
近くに立っていたこの碑についての由来によると、大東亜戦争(この用語使っちゃうんですね) の直後に米軍によって碑文は一度破壊されたようですが、その後地元の有志が自衛隊の協力を得て復元したものだそうです。
堂々と旭日旗が掲げてあり、気持ちがいいですね。どこかの国の人が見たら気が狂いそうでしょうが。
この美々津は、耳川河口で開けた古い港町で、特に江戸から明治時代にかけて交易港として 栄えたようです。街は古い民家が軒を連ね、当時の石畳もそのまま残っており、当時を偲ばせます。
街には「美々津軒」という旧矢野家の自宅を無料で公開しているところがあります。 外からは2階建に見えますが、中2階があり3階建でした。当時は卸問屋だったらしく 立派な家です。いまだに裏のお家に住んでおられるそうで、お家の年配の女性の方が丁寧に 解説して下さりました。
神秘の高千穂峡だけど
そして、楽しみにしていた高千穂峡です。
国の名勝・天然記念物です。阿蘇山の溶岩が五ヶ瀬川に長年に渡り侵食されて、 高さ100メートルの断崖が7Kmも続く見事な溪谷です。特に有名な真名井の滝が、 17Mの高さから落ちる様は壮観です。ボートから見上げると最高だと思いますが、 残念ながら予約でいっぱいで乗れませんでした。
そして、駐車場から渓谷まで歩いて降りていったのですが、険しい上り下りを 30分ほど歩く必要があり真名井の滝の手前でスタミナ切れでダウンです。
その後、駐車場に戻るのも地獄でした。
夜は高千穂神社で高千穂神楽を見たかったのですが、こちらも予約いっぱいで入れませんでした。
ミヤチクで宮崎牛を堪能
夜は「せっかく宮崎に来たのだから」と贅沢して、宮崎で有名なステーキ屋さん ミヤチクで宮崎牛を堪能しました。
専属のシェフに目の前で鉄板の上で焼いていただけます。肉→野菜→肉と 二度に分けて頂けるようにうまく取り分けてくれています。
ブランデーでフランベしてできたステーキがこちら。
私はロースステーキをレアでいただきました。食パンの上に載せているのは、余計な油を吸い取らせるためでしょう。
口の中でとろけるようにいただけます。ほのかな脂身の甘みと赤みの旨味が絶妙です。
ステーキの端肉を取り分けているから「どうするのかな」と思っていたら、 ガーリックライスを締めで作っていただけました。 ご飯と卵がパラパラで、しっかり味付けしたお肉が良いアクセントになって 美味くないわけがありません。
専属シェフは年配の女性の方でしたが、このガーリックライスの調理は本当に見事でした。
ステーキを載せていた食パンは、バターをたっぷり引いて鉄板でカリカリに焼いてグラニュー糖とシナモンを をかけてラスクのようにしてくれます。
これも美味いです。
ちょっと贅沢でしたが、また宮崎に行ったらいただきたいと思いました。