「フロッピーディスク」まだまだ現役?

カテゴリー:  Trivialities タグ:  old technologies
/images/2022/05/floppy.jpg

山口県阿武町が誤って1世帯に4630万円を振り込んだ問題は振り込まれた方が 返金に応じず逮捕される大騒ぎになりましたが、銀行への振り込み依頼にフロッピー ディスクを使っていたと聞いて驚いた方も多いのではないでしょうか?

フロッピーディスクなんてまじめに今世紀に入って使う機会はなくなったし、 ここ10年は目にしたこともありませんでした。

フロッピーディスクのメディア自体ほぼ10年ほど前にどのメーカーも 生産を止めているようです。今Amazonで売られているのをは10年前に製造されたメディアなのでおそらく保証もないでしょう。2000年ころは1枚100円もしない感覚でしたが、 メーカー保証ない10年前の在庫でも現在1枚で350円ほどと高値なのはニーズがあるからでしょうか?

調べてみると、地銀を中心にフロッピーディスクでのデータ受付を銀行がまだ多数あるようです。おそらく地方自治体などを中心にニーズがある・・・というか何十年も前に作ったシステムを変えることなく運用していて止めれないのでしょう。

東京都千代田区で2022年3月まで使用していたようです。

軍事施設の複雑な施設では古い機器やデバイスが替わることなく使われることがあります。 米国の核ミサイル発射命令を出すシステムは IBM Series/1という1970年代のコンピューターで 稼働していてなんとストレージは8インチのフロッピーディスクで2019年までは稼働していたようです。8インチのディスクなんて私も実際に使ったことないな・・・

まぁ、それに比べればまだマシなんでしょうか。

コメント

Comments powered by Disqus