MAZDA UKの戦略
Autocar というサイトに Jeremy Thomson というMAZDA UKのDirectorのインタビュー記事で MAZDA UKの戦略が語られていました。
MAZDA UKのプライオリティについて
MAZDA UKのポジションについて以下のように語っています。
Our aspirations are to become a credible alternative to the traditional mainstream premium and that means non-German.
従来のオーソドックスなプレミアムブランドはドイツ車が強すぎるので別のポジションを狙う
日本として独自のプレミアムを狙っていくが現時点で定義できていない
売上規模が3分の1のレクサスとは違うものになるが、日本唯一のプレミアムブランドであるレクサスと競合する余地はないと考えている。
独自のパワートレイン [ft1] とドライバー中心などのドライビング・エクスペリエンスがマツダの強み
独自のプレミアムをどう実現していくか
It starts in quality, styling, technology and the features we offer the driver - many as standard. It's the overall experience. I wouldn't point at any one aspect.
品質、スタイリング、テクノロジー、機能など総合的な体験が重要で、どれかに絞るわけではない。
「アートとしての車」を大切にする他の日本メーカーと異なるデザインアプローチ
英国のEU離脱の影響について
英国のEU離脱を "Brexit"というらしいのですが、その影響も語られています。
総じて、EU離脱はMAZDA UKには有利に働いたようです。
これまで日本から100%輸入していたが、EU離脱と昨年の日英の貿易協定により関税が以前の半分なった
これまで輸入はヨーロッパに到着し英国まで輸送が必要だったが、今後は英国に直接到着するので英国でのコントロールがやりやすくなる。
為替はポンド-円が強くなったので、日本車には有利になった。
まとめ
マツダのブランドとしてのポジションを語っていたので興味を引いたのですが、 まぁ大したことは語っていませんでしたね。
脚注
SkyActivのことを指していると思われる。