Dnote最新情報

カテゴリー:  Tech タグ:  memo text
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コマンドラインベースのシンプルなテキスト・ノートブックアプリ Dnote の最新情報です。

以前の記事 でも書いたように アプリのあり方として非常に気に入っているのですが、検索機能が日本語で機能しない という問題があり以前作者の方に問い合わせをしていたので、改善情報をメールでいただきました。

Fuzzy検索

![](_images/programming.png) 日本語で検索が働かないという件は作者の方にメールで伝えていましたが、 他の方も別の観点から Githubで Issue を あげていたようで、 "Fuzzy Search"という機能として実装するようです。

この機能が実装されれば、アジア圏の言語の検索も大丈夫らしいです。

2022年04月以降にリリース予定なので、リリースされたら試してみます。

Webインターフェイスの廃止

公式の ブログ でもアナウンスされていますが、 DnoteのWebインターフェイスを廃止するようです。

現在のバージョンでは、 SyncしたDnoteのノートはDnoteのWebにログインすると 閲覧することが可能です。 Dnote自体はMarkdownで記述されているので、レンダリング された状態で記事を閲覧できます。

今後はこのWEB UIを廃止して、サーバーはSyncのみを行うようになるとのことです。

Dnote Proのユーザーは2022年04月11日からこの変更が適用されるようです。自身で Dnoteのサーバーをホスティングしている場合はアップデートしてなければそのまま 使えるようですが2022年02月11日以降サポートがない状態となっています。

この変更に伴いDnote Proの利用料金が月額5ドルから月額2ドルに変更されるようです。

変更の目的は、機能を削減して保守性を高めてDnoteを長期に維持するためとのことです。 この方向には賛成ですが、単純にWEB UIの機能を取り除くのは以下の理由から微妙な戦略だと思います。

  • WEB UIでの閲覧がなくなるならば、Syncはバックアップや同期という意味しかなくそれならばDropboxやGithubで良いというユーザーが多いと思うので、多数のDnote Proユーザーを失うのではないかというリスクがある。

  • Markdownで記述している記事をレンダリングできないのであれば、 HowmQFixHowm で十分で、Dnoteを使う理由自体がなくなるリスクがある。

まとめ

検索機能が日本語で機能するようになり全文検索できれば、とにかく情報をぶち込んでおけば 探させるので期待が大きいです。

実は転職で大量に新しいナレッジを習得する必要がありObsidianを導入して 日本語が使えないという問題があった Dnote Proのアカウントはキャンセルしていました。

作者の方からは「え? キャンセルしとるやん! なんで?」ってメールをいただきました。 少なくとも日本語検索が機能しない使えないので、Fuzzy検索がリリースされた後に 様子を見てまた検討したいと思います。

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