トンガ フンガトンガ・フンガハーパイ海底火山噴火
トンガのフンガトンガ・フンガハーパイと呼ばれる海底火山が噴火したようです。 確か2015年1月に首都ヌクアロファから北西65Km沖の海底と無人島から噴火して新しい島ができたという ニュースがあったはずですが、今回は同じところなのでしょうか?
今回は噴煙が広がっている中心だけでも関東一円が丸っと収まる規模で、 火山噴火の爆発規模を示す火山爆発指数ではVEI6と言われています。 日本でも2hPa程度の気圧変化を起こすほどの衝撃波を放ったようです。
噴火の影響で世界中で津波の被害が出ているようで、日本でも太平洋側では津波が観測させ被害で出ているようです。
VEI6と言えば1991年のフィリピンのピナトゥボ火山噴火以来の規模だそうです。 噴出物も大量らしく、1991年のピナトゥボ火山規模だとするとそれが引き金になって起こった 1993年の冷夏による米騒動を思い出します。
今回は南半球ということでどういう影響があるかは、まだまだこれから影響が判明してくるでしょう。
(2022-01-18追記) 当初「100年に一度の規模」と言われていましたが、3日経って「1,000年に一度の規模」かという説も出てきているようです。
(2022-01-19追記) 米地質調査所(USGS)から、気候に影響する二酸化硫黄の放出量がピナトゥボの噴火と比べると 40分の1の量しか観測されておらず、地球全体の気候に対しての影響は限定的との見解が出てきました。 この見解が正しければ良いのですが。