Kindle Paperwhite シグニチャーエディション
以前から使っていたKindle Paperwhiteの液晶面に傷が入ってしまったので、今回Kindle Paperwhiteシグニチャーエディションを購入しました。
Kindle Paperwhite 第7世代からKindle Paperwhite 第11世代へ
以前使っていたのはKindle Paperwhiteの第7世代です。どれくらい性能が向上しているか主な仕様を比べてみました。
第11世代 |
第7世代 |
|
---|---|---|
画面サイズ |
6.8インチ |
6インチ |
解像度 |
300ppi |
300ppi |
フロントライト |
17個(暖色対応) |
4個 |
ストレージ |
32GB |
4GB |
質量 |
207g |
205g |
バッテリー |
最大10週間 |
数週間 |
防水性能 |
IPX8等級 |
非対応 |
充電方式 |
USB-C(無線対応) |
Micro-USB |
因みに私が持っているKindle Paperwhite 第7世代は2018年に購入したものですが、 2018年にはKindle Paperwhite第10世代が発売されているので、実質的には2世代の開きがあります。
大画面で読みやすさ向上
一目でわかるのは画面サイズが大型化したことです。
本体自体の大きさはそれほど違いませんが、ベゼルを狭くすることで画面自体は横幅も縦も大きくなっています。 特に大きかった上部のベゼルが狭くなったので縦方向が広くなったように思います。
解像度自体は変わっていないので、同じフォントの大きさであればより多くの文字を表示できます。 同じ文字数表示にするのであれば、フォントを大きくできるので老眼が入り始めた目には優しいです。
また漫画を読むことも多いので、画面が広くなると非常に読みやすく感じます。
LED数も4個から17個と大幅に増えています。第7世代だけを使っていた時には感じませんでしたが、 比べてみると明るさのムラが減り均等な明るさになっているので文字がくっきりと読みやすくなります。
上位モデルのように暖色表示にも対応しており、時間帯に応じて暖色の度合いを自動調整してくれます。 シグニチャーモデル独自の機能として、周りの明るさに応じて自動的に明るさを調整する機能が搭載されています。 就寝時の読書の際に調整の手間もなく大変便利です。
USB-C対応
第11世代では充電端子がUSB-Cに変更となりました。
昨年くらいから家族のスマートフォンもUSB-Cで充電できるようになりKindle PaperwhiteのためだけにMicro USBのケーブルなどを残していたので、これは嬉しい変更です。
Kindle Paperwhite自体にはケーブルは付属していますが、ACアダプタは付属していません。 時代の流れですね。自宅にはUSB-C対応のアダプタはたくさんあるので、特に困ることはないでしょう。 持ち歩く際もスマートフォンのケーブルなどと共用できるので手間要らずです。
シグニチャーエディションはワイヤレス充電にも対応しているので、就寝時Ankerのワイヤレス充電器に載せています。
防水
お風呂でKindleを読むことも多いのですが、第7世代は防水対応がなされていませんでした。
今回 IPX8等級の防水性能となりました。水深2メートルで最大1時間耐えることができる性能なので、 お風呂に持ち込んでもほぼ心配なくなりました。海水でも水深0.25メートルで3分持つということなので、ビーチでも安心です。
防水といっても、水滴などが画面につくと誤動作はしますし、マジで濡れてしまった場合は端子などが濡れておりショートする可能性があるので、乾くまで充電や使用を控えた方がよいと思います。私は習慣になっているのでなかなかやめれないのですが、水蒸気を防げるわけではないので入浴時の使用はお勧めはしません。
まとめ
レスポンスが20%向上しているということですが、そこまで目に見えて速くなっている印象はありません。
やはり画面の大型化、USB-C採用による使い勝手の向上がもっとも満足度が高いと思います。 これらの性能向上は第10世代と比較しても同様に向上している部分なので、第10世代を利用されている方も検討の価値はありだと思います。
一方でシグニチャーエディションの独自機能としては以下の2点です。
自動輝度調整
ワイヤレス充電
32GBのストレージ
自動輝度調整やワイヤレス充電はあれば便利だと思いますが、あえて選ぶメリットは薄いように思います。 またストレージも8GBの通常モデルの4倍積んでいますが、容量の大きな漫画でも8GBならば130冊です。 32GBならば650冊保管できるので、通常はここまでのストレージは不要だと思います。
新しくなったKindle Paperwhite。前モデルに比べ、20%早いページ送りで、大きくなった6.8インチのディスプレイ
シグニチャー エディションだけ - ワイヤレス充電対応、明るさ自動調節機能つき、32GBの大容量