DaVinci Resolve Speed Editorがやってきた

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動画編集ソフト DaVinci Resolveの専用キーボード Speed Editorがやっと届きました。

昨年末から DaVinci Resolve 17のリリースが近いため、DaVinci Resolveを購入すると このキーボードがおまけでついてくるというキャンペーンをやっていたので1月に購入しました。 大人気だったらしく2月月初に「12月のオーダー分がまだ捌けてないので待ってね」というメールが 来たくらいです。

待望のキーボードです。

Speed Editorを使うには

箱を開けると、Speed Editor本体、USB Type-Cのコードと簡単な説明書しか入っていません。

USB Type-Cだとうちの古いMacには変換が必要なので「今日は使えないか」と思ったのですが、 Youtubeにたくさんアップロードされているレビューを見ていたら、接続はBluetoothでした。 同梱されているケーブルは充電用でした。

Speed Editorには電源スイッチのような物がないので、 どうやってペアリングするか悩みました。正しいかどうかわかりませんが以下の手順でできました。

  1. Speed EditorにUSBコードを接続し充電を始める。 私は同梱のコードでなく、USB A<->Cのコードで充電しました。

  2. 充電を開始するとSpeed Editorの電源が入るので、Bluetoothの設定を開いてペアリングする。 Bluetoothでは「DaVinci Keyboard」という名前で見つかるはずです。

  3. DaVinci Resolve 17を起動する。

  4. DaVinci Resolve 17を終了する。

これでペアリングが出来ているはずです。

DaVinci Resolveを終了するとSpeed Editorの電源も切れます。以降はMacでDavinci Resolveを起動するとSpeed Editorも起動し、DaVinci Resolveを終了するとSpeed Editorの電源も切れます。

Speed Editorの使い方

私の使い方は、以下のようなやり方です。

カット

最初はDaVinci Resolveのカットページを使います。

ソース動画を開いて、ジョグダイヤルを操作しながら欲しいシーンを決めIN/OUTボタンを 使って In点、Out点を打っていき、 APPENDボタンでタイムラインに繋いでいきます。基本的にはこれだけです。

ソース動画でシーンを探すときに、JOGボタンとSCRLボタンでスクロールの単位を変えて 大きく先送りしたり細かくフレーム単位で位置合わせをします。

一度タイムラインに追加したシーンを差し替えたい場合は RIPL/OVWRボタンを使います。

エディト

必要なシーンがタイムラインに並んだら、あとはエディトページで動画を確認しながら 字幕やセリフの音声を入れていきます。

この時は Speed Editorは左側に置いて、ジョグダイヤルと STOP/PLAYボタンだけを 動画の確認と差し込む字幕の位置合わせのために使います。

他にもいろんな機能があると思いますが、所詮ゲーム動画の編集しかしない私のレベルだと これくらいのキーしか使いません。

Speed Editorで編集してみた

実際に動画編集で使ってみましたが、ソース動画からタイムラインに動画を切り出す作業は 圧倒的に速くなりました。最初は「直接動画のポイントを指定できるマウスの方が 速いでしょ」と思っていたのですが、JOG/SCRLボタンでスピードを調整しながらジョグダイヤルを 使うと大きな移動も精密なフレーム合わせも簡単に出来てしまうのです。

編集も「字幕を入れる」→「動画を確認する」→「字幕位置と長さを調整する」の繰り返しなので、 ジョグダイヤルを使った方が楽だし、カーソルがどこにあってもSpeed EditorのSTOP/PLAYボタン 一発で動画再生するのは非常に効率的です。

そんなSpeed Editorで編集した動画第一弾です。

当然ながら、動画編集が効率的になっただけで動画の品質とセンスは今まで通りです。

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