Qiitaからの退会
今年3月頃にQiitaで炎上して大量のエンジニアが退会して行きました。 ちょっと様子をみていましたが、やはりメリットがなさそうなので、私も退会しました。
なぜQiitaは炎上したのか?
現在Qittaのユーザーのトップページには投稿した記事の統計が表示されます。
現在は削除されていますが、この機能は3月に追加された機能でリリース当初は、 これに加えて「読んだ記事」の統計も表示されていました。
つまり、個人の行動傾向が分析され公開されていたのです。これらの改変はユーザー に合意を得ることなく全てのユーザーに強制的に組み込まれ、明示的なオプトインを Qiitaが求めることすらなく利用され第三者に公開されていたのです。
さらに悪いことに、オプトアウトする機能もありませんでした。
結果、個人のプライバシーに対する配慮不足から不満の声が多数上がり、即座に ネットで炎上しました。
Qiita側は、割と迅速に対応し「読んだ記事」に関する統計は非表示として、 公式な謝罪 も行いました。
けれど、こういった配慮不足から嫌気がさし、かなりのユーザーがQiitaから退会した と言われています。
なぜQiitaを退会するか?
私個人は数個の記事をアップしていただけですから、大仰に「退会」などというのも 恥ずかしい限りです。
退会の理由は、
やはりこのようなサイトの運営としての信頼度の低下
退会祭りのせいか最近の記事の品質も落した気がする(個人的な主観です)
(私のネットワークの問題かもしれません)日中にQiitaにアクセスすると、我慢ならないくらい遅く情報源としても利用が厳しい
Qiita記事のバックアップ方法
私は、 qiita_export_all というツールを使用しました。
詳細はツールのドキュメントをみていただければわかりますが、 Qiitaから自身の記事を全てダウンロードしてくれます。
ダウンロードしたファイルは Markdown形式になっており、記事で使用している画像 などのリソースもダウンロードされます。
私はそのままメタデータの形式だけ合わせて Nikolaで生成しているこのブログの 記事に取り込みました。
Qiitaを退会するには
多くの人が、GithubやTwitterの認証でQiitaを使用しているのではないでしょうか?
Qiitaを退会する際には、最後にパスワードによる確認が行われます。 このため、パスワードの設定を事前に行っておく必要があります。
パスワード設定後、 Githubなどの認証でなくパスワードを利用してログインし直した状態で アカウントの削除を行う必要があります。
手続きをして1日程度かかるようです。