サブスク(定額制)音楽配信サービスの比較
以前は Spotifyを使っていましたが、この半年ほど GoogleのYouTube Premium、 AmazonのAmazon Music Unlimitedを使ってみたました。順番に試用期間を利用して 評価してみました。
結果、最終的に利用し続けるサービスをやっと決めることができました。
YouTube Music
YouTube Musicの概要
YouTube Musicを無料期間で試してみました。
実際には、ほんの200円の上乗せで利用できる YouTubue Premiumを試しました。 YouTube PremiumにはYouTube を広告なしで利用できるだけでなく、Googleの 音楽配信サービスである、 YouTube Music Premium と Google Play Music を含んでいます。
楽曲数 |
非公開 |
---|---|
月額料金 |
¥1,180/月(YouTube Premium) |
音質 |
最大320Kbps |
歌詞 |
一部あり |
オフライン |
可能 |
YouTube Musicの評価
YouTube Musicのよい点は、膨大な楽曲数、高度な検索、 ミュージックビデオ です。
楽曲数 については公開されていませんが、体感的には他のサービスと比較 しても見つからない曲がないと思えるほど充実しています。アーティストの ショートバージョンや一般の方の「歌ってみました」的な楽曲までカバー しています。
検索機能 についても、かなり曖昧な検索でも思った曲を見つけることが できます。「仕事 集中」などのキーワードでプレイリストだけでなく、 雰囲気にあった楽曲もリストしてくれます。
また、オススメしてくる楽曲も、最初はインドの音楽などがやたら出てきて戸惑い ましたが、しばらく使っていると視聴した曲や検索を学習してくれるのか、 自分好みの音楽を提示してくれる確率がだんだんと上ってきました。
YouTubeの連動しているので、 アーティストの ミュージックビデオ も 楽曲と同じように視聴できるのは他のサービスにないメリットです。
逆にYouTube Musicの悪い点は、 プレイリストの質があまり良くないことです。 この点は Spotifyが飛びぬけてセンスあるプレイリストに力を入れているので、 比較してしまうとと言うことかもしれませんが、個人的には物足りない印象でした。
またこれはYouTube MusicというよりYouTube Premiumの問題かもしれませんが、 以下のような点から利用をやめようと思いました。
YouTube Musicの視聴履歴が、 YouTubeの動画検索の結果に影響してしまう。 例えば、YouTube Musicで「あいみょん」を聴いていると、YouTubeの動画検索でも 妙に「あいみょん」関連が優先されてしまう。
YouTube Premiumを使っていると、スマホなどでYouTubeアプリを抜けても バックグランドで動画が再生されつづける。動画をBGM的に視聴している 方には便利なのでしょうが、動画ですから音だけなんて私は聞かない。 動画再生を止めたいのに止まらず、何度も困りました。
Amazon Music Unlimited
Amazon Music Unlimitedの概要
Amazonは プライム会員向けに Prime Musicというサービスも提供してますが、 視聴できる楽曲に制限があります。 Amazon Music Unlimitedはその名の通り 楽曲数やダウンロード機能などのPrime Musicの制約を外したものです。
楽曲数 |
6500万以上 |
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月額料金 |
¥780/月(プライム会員の場合) |
音質 |
最大256Kbps |
歌詞 |
一部あり |
オフライン |
可能 |
Amazon Music Unlimited の評価
Amazon Music Unlimitedのよい点は、 Amazonで購入した MP3楽曲の管理と 視聴も同様にできる点と、プライム会員であれば他のサービスより料金が 安いことでしょうか。
その他、「ここが悪い」という点もありませんが、特別に優れている点も 見当りません。
アーティストやアルバムを探して聴くというスタイルであれば、よいサービス です。プレイリストも提供されていますが、質の面ではSpotifyには及びません。
結局定額制音楽配信はどこがよいか
結局、Spotifyですね。
楽曲数 |
5000万以上 |
---|---|
月額料金 |
¥980/月 |
音質 |
最大320Kbps |
歌詞 |
一部あり |
オフライン |
可能 |
楽曲数も問題ないレベル、プレイリストの素晴しさ、オススメの適切さ、Amazon Echoや Google Homeとの連携など、やはり死角がない印象です。