Essential PhoneをAndroid 10にバージョンアップ

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Essential Phone(PH-1)をAndroid 10にバージョンアップしました。現時点で国内のモデルでAndroid 10に移行できるのはGoogle のPixel系以外ではEssential Phoneが唯一のモデルです。

昨年Essential Phoneを購入したときは、Android 8.1(Oreo)ですぐにAndroid 9(Pie)に更新が入り、 そのときのPixelと同時期にバージョンアップ出来た機種はEssential Phoneだけでした。今回も ベータ版が早くから出ていたので期待はしていましたが、期待通りにPixelなどと同時リリースでした。

Android 10での変更点は以下の通りです。

次世代通信規格への対応

Android 10は標準で次世代通信規格である「5G」をサポートします。 5Gは圧倒的なハイスピードと低遅延が特徴で、高速な通信が可能となります。

現時点では、国内はプレサービスがスタートしたばかりで本格展開は2020年から と思われますが、首都圏であれば早期にエリアが拡大すると思われます。

UIの変更

Android 9(Pie)で捨て去られた3ボタンが復活しています。

Andorid 9(Pie)ではアプリ履歴ボタンが廃止されジェスチャーで対応していましたが、 Andorid 10では「システムナビゲーション」の設定で3ボタンに戻すことができるようになりました。

また、「システムナビゲーション」には、新たに「ジェスチャーナビゲーション」という 選択肢が増えています。これはボタンをすべて非表示にして大半の操作をジェスチャーで 可能にするモードです。ボタンが表示されない分だけ画面を広く使うことが可能です。 ただし、ホームアプリがこのモードに対応している必要があります。

私が愛用している ActionLauncherは対応していないので、慣れている2ボタンを使うことにしました。

ダークテーマのサポート

ダークテーマがサポートされました。

個人的にはMacなどでもダークテーマを使うことが多いので、気に入っています。 就寝時にスマホを眺めるなどの場合目に優しいですし、バッテリーに優しいのでは ないかと。

バッテリーセーバーと連動してオンにすることも可能です。

アプリの権限設定

これまでアプリのアクセス権限の内「位置情報」へのアクセスは許可か許可しないか しか選択できませんでしたが、AppleのiPhoneのように「使用中の場合のみ許可」という 選択が可能となり、より細やかな権限設定が可能となりました。プライバシーの保護の 観点からだけでなく、バッテリー消費を抑える意味でもうれしい変更です。

全体的にAndroid 9(Pie)の時よりはインパクトが薄い気がしますが、 そもそもスマホのOSもかなりの完成度なのでなかなか昔のようなインパクトある バージョンアップ自体が難しいのでしょうね。

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