まるごと食べる国産杜仲茶
血圧が心配になってきたので、杜仲茶を飲むようにしました。中でも因島産で食べられるという珍しい杜仲茶を試しました。
杜仲茶とは
中国原産で樹皮は漢方薬として使用されることもあるようです。若葉はお茶として利用され、煎じたものを杜仲茶と呼び、血圧降下や肝機能回復の効果があると言われています。
何度かブームがあったようですが、日立造船因島工場バイオ技術部が販売したいた杜仲茶が 1990年代にブームになったのを覚えています。2006年にもテレビで取り上げられ、 一時因島産の杜仲茶は入手困難になったほどです。
トチュウ自体は中国原産ですが、国内でも広島県尾道市因島、長野県伊那地方、秋田県大仙市 などで栽培されており、国産の杜仲茶も流通しています。
注意点は、因島の杜仲茶は全て地元ブランドの『因島杜仲茶』として販売されており、 日立造船因島工場バイオ技術部(1999年に日立造船バイオとして分社化)から 事業を引き継いだ小林製薬の杜仲茶事業では因島の杜仲茶は使用されておらず、中には 中国産の葉を使っているケースもあることです。
「まるごと食べる杜仲茶」とは
今回購入した「まるごと食べる杜仲茶」とは、因島産で無農薬で栽培された杜仲茶を 抹茶のように挽いて粉状にしたものです。
飲むには、300ccの水に1g程度入れ、そのまま沸騰させ3分ほど煮立たせていただきます。
こうしていただくことで茶葉自体も食べることになるので、茶葉に含まれる 「杜仲葉配糖体」と「グッタペルカ」などお茶でいただくだけでは摂取できない 有効成分がきちんと頂けるとのことです。
300ccに1gで妙に薄い気がしていましたが、煮立たせるとしっかり色ができます。 香りは杜仲茶の香りがしますが、以前飲んでいたティーパックのものに比べる と随分と大人しい感じです。いただくほうじ茶のような香ばしい味とほんのりとした 甘みもあります。ティーパックのもに比べると随分と美味しく飲みやすいです。
他の杜仲茶に比べると割高で、パッケージをみたとき驚くほど小さかったので最初は ちょっと後悔しました。しかし、よく考えると 1回1gで40gありますから、1日 一杯とすると40日は持つわけです。
杜仲茶の効用は
飲み始めて1ヶ月ほどですが、これまで時々高かった血圧が正常な範囲を超えなく なりました。
具体的には上が145-150、下が95-99と、完全にI度高血圧に足を踏み入れていましたが、 この杜仲茶を飲み始めてしばらく経つと、上は130前後、下は85前後と、正常血圧か 正常高値血圧の範囲で収まるようになりました。
ずっと飲み続けようかと思います。