新発表されたiPhone XSのがっかり感
iPhone XS発表
新しいiPhoneが発売となりました。
iPhone6からの系譜であったiPhone8の後継の発表はなく、iPhone Xの後継として 高級路線のXSシリーズ、廉価版のXRシリーズが新たにラインナップされました。
当面はiPhone7,8も併売されるようです。何しろ廉価版と言ってもXRは最低でも¥ 84,800ですから。XSに至っては、最安でも¥112,800です。
CPUも進化しているしディスプレイも有機ELに変わりました。XSはフレームを ステンレスにしたそうです。機能的にはスマホの中でトップクラスであること は間違いないです。
しかし、好きになれません。
問題はデザインです。
iPhone6から継承されているあの特徴のない丸みを帯びた華奢なデザインが、私は大嫌いです。
XSではステンレスが採用されていますが、あの剛性感のないフニャっと折れ曲がりそうな デザインはiPhone6の頃から本当に嫌いでした。
そしてカメラ。
なんなでしょうか? ここまで高級志向なのにカメラを出っ張らせますかね。
iPhone6の頃からそうでしたが、発表されるたびに感じる「これじゃない感」は なんでしょうか?
最高だったiPhone4のデザイン
個人的にデザインとして優れていたのは、iPhone4でした。
ポリカーボネイトのもっさりしたデザインだった iPhone 3Gから、強化ガラスと 金属製のフレームの平面で構成されたフラットなデザインは、秀逸でした。
アンテナ感度などの問題もありましたが、意味のあるシンプルなデザインが 塊感と機能美をもたらしていた最高の製品の一つだったと思います。
多少間延びした感のある iPhone5まで引き継がれ、iPhone SEまで継承され 今回もiPhone SE2の発表が期待されましたが、残念ながら発表はありませんでした。
iPhone XS/XRシリーズが凡庸で他のスマホと見分けもつかないデザインで 発表される中みんなが期待したiPhone SE2が見送られたことは残念なことです。
よく考えると、Essential Phoneに惹かれたのも、iPhone4のデザインに通じる ものがあったからも知れません。