Essentail PhoneとMacをUSBで接続する
私は普段 WindowsでなくMacを使っています。
iPhoneを使っているときは、iTunesでバックアップが取れたりiCloudで同期できたりしていたのであまり考えなかったのですが、Essential Phoneに変更してからMacとどのように接続するかを悩んでいました。
なぜEssential PhoneとMacを接続するか
一番の理由は写真と音楽です。
写真については、私はMacの「写真(Photos)」を使って管理しています。 iPhoneではiCloudで自動的に同期されていたので何も考えなかったのですが、Essential Phoneに限らずAndroidの場合はGoogle フォトと同期していると思います。他人とシェアするような使い方であれば全然問題ありません。
しかし、Google フォトの写真をダウンロードしてオリジナルと比較してみてください。サイズが3分の1程度に小さくなっているはずです。つまり、Googleが圧縮してくれているのですが、普通のサイズではわかりませんが拡大するとノイズやブロックが出ています。つまり圧縮のために普通に見てもわからないくらいに画像を劣化させているのです。
保存用の画像してはこれでは困るので、オリジナル画像をMacに持ってくる必要があります。
音楽については、Macにある音楽をEssential Phoneに持っていきたいのです。最近はSpotifyを使っているので、あまりCDを買うこともなくなりましたが、過去に買った音楽がMacのiTunes上に大量にあります。Essentail Phone上でもSpotifyを使っているので、ここで聞ければよいなと思いました。
Google Musicにアップロードして聞くことはできますが、Google Musicを使ってダウンロードすると Musicフォルダとは別のフォルダで管理しているようで、Spotifyから認識されません。
ならば、直接 Musicフォルダにファイル転送するのが手っ取り早いのです。
Android File Transfer for Mac
早速USBでMacにEssential Phoneを接続してみたいところですが、Macの場合USBケーブルで接続してもWindowsのようにAndroidを認識できません。
Macからファイル転送モードで接続するためには、Mac側にアプリケーションが必要です。
Android File Transfer for Mac を使用しましょう。このアプリケーションはMac側に導入するもので、以下のように謳われています。
Browse and transfer files between your Mac computer and your Android device.
まさにこれですね。
dmgファイルをダウンロードしてきて、中に入っているアプリをアプリケーションフォルダにドラッグすればインストール完了です。
Essential Phone側の設定
Essential Phone側でも設定が必要です。
まず、 開発者向けオプション を有効にしましょう。
開発者向けオプションを開いてメニューをかなりスクロールさせると 「 デフォルトのUSB設定 」という項目があります。これを開いてください。
以下のような選択肢が出てくるはずです。
ファイル転送
USBデザリング
MIDI
PTP
-
データ転送なし
デフォルトでは、「データ転送なし」になっていると思います。
これを、「 ファイル転送 」に設定を変更します。
Macと接続
Macと接続するには、Mac側でAndroid File Transfer for Macを起動しておきます。Essential Phone側はロックを外した状態でUSBケーブルで接続します。
すると、ファイラーの画面が起動します。あとは普通のMacでの操作と同じように、ファイルをドラッグして操作できるようになります。これでiPhone以上に自由にファイルを相互に転送して運用できます。