Google Apps から徐々に脱却 その1 ドメイン移管

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Google Appsからの脱却

あまりちゃんとした理由はないのですが、ずっと使ってきたGoogle Appsから 脱却していこうと思います。 あえて理由を挙げるとすると、以下のようなもの です。

  1. いつか有償のG Suiteに移行するしかないと思うため

  2. 機能の実装が遅れたり放置されたりするGoogle Apps のアカウントはなんだか使いたくなくなってきた

  3. Androidを使うようになって、やめるかもしれないGoogle Appsでなく通常のGmail アカウントに寄せておきたい

  4. 全部をGoogleで固めたくない

どれも論理的なものではありませんが、仕方ありません。

手始めにGoogle Appsのドメイン管理を移管する

手始めに、Google Appsを申し込んだドメインの管理を移管しようと思います。

私が申し込んだときは、GoDaddyに誘導されてそこでドメインを取得し管理する ことになりました。ドメインの設定を変更することはあまりないのですが、更新時 などに毎回混乱していました。

ドメインの管理はGmailアカウントに紐付いているのですが、管理者はGoogle Appsの 管理者だったり、どっちで何をやるのか非常に混乱します。

ゆくゆく、Google Appsをやめる際に、このあまりに密に関連しているように見える GoDaddyを継続するのいやでした。

Google Domainsにドメイン移管

Google Domainsのサービスを日本でも使えるようになっていたので、 まだベータとされていますがこちらを移管先として利用することにしました。

Google Domainsがどうかわかりませんが、WHOISでプライバシー設定されていると 移管がうまくいかないという事例を多く見ました。最初に GoDaddy側でプライバシー 設定を外します。一瞬自分の情報が晒されることになりますが、移管後にちゃんと 保護されます。

WHOISのプライバシー設定

WHOISのプライバシー設定

プライバシー設定を外したら、同じくGoDaddy側で 認証コード を取得します。

Google Domains 側では、 Transfer in を選択して、移管するドメインを検索します。 ドメインが見つかったら移管の処理を進めて行きましょう。 途中でAuthorization Codeの入力を求められます。GoDaddy側で取得した 認証コード を入力しましょう。

基本的には以上で設定をすべて引き継いで移管が完了します。

Google Domainsに移管するメリットは?

GoDaddyと比較すると若干割高な気がします。 しかし、使用しているドメインにもよりますが金額的には大した差ではなく、 総合的に考えるとGoDaddyや「お名前.com」などより良い気がします。

個別には以下のようなメリットがありそうです。

  • WHOIS代行までついているので、追加費用などはかかりません

  • 数年の間に何百ものトップレベルドメイン が利用可能になる

  • 最大100ものサブドメインをカスタマイズできる

  • 高速で安全で信頼性の高いGoogleのインフラでサービスされている

  • シンプルなドメイン管理ツールをGoogleのアカウントで管理できる

  • G Suiteを使わず、メールの転送も可能

まぁ、安心はできますね。

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