ブログ利用の過去を振り返ってみる

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ブログ利用の歴史を年表にまとめてみた

過去を振り返ってみると、何度かブログサービスを乗り換えています。よくよく 思い返してみると年末かゴールデンウィークが多いような気がしてきました。

そこで年表を作ってみました。

ブログの歴史

ブログ利用の歴史

やはり、年末や5月に移行しているケースが多いですね。暇だと新しいサービス を試したくなるのでしょうか?

乗り換えの頻度が上がっている理由

米国で始まったTypePadを使い始めた頃は、まだ「ブログ」という言葉も一般に は浸透しておらず、オタクな人たちがMovableTypeなどを自前サーバーに立てて いた時代です。

そのうちMovableTypeを利用した国内ブログサービスがたくさん立ち上がってきました。 それでなんとなく嫌気が差して、独自のサービスだったGoogleのBloggerに乗り換えた のだと思います。

MovableTypeもBloggerもリッチテキストエディタがあったと思いますが、2つの理由から HTMLで記事を書いていたと思います。

  1. リッチテキストエディタが吐き出すHTMLが気にくわない

  2. ブログシステムに記事を依存させたくない

その頃から記事のrepostにPosterousを使っていましたが、サービス停止後 に後継として立ち上げられたPostHavenに期待をしていました。この頃には Markdownで記事を書く欲求が強くなってきました。これもプレーンなテキスト で記事を残したいからです。

ところが、PostHavenは機能実装が遅く一向に革新的なサービスになりませんでした。

そして、使い勝手を求めてはてなブログ。

基本的にはMarkdownで書けるのですが、便利な独自拡張が気にくわずMovableTypeに 移行しました。その頃にはMovableTypeでもMarkdownで記事が書けるようになっていました から。

しかし、記事のタイトルを日本語にしていると自動生成された slugが重複して 一部の記事が消えると問題に遭遇し、嫌になってしまい「今どきのナウいサービスにしよう」 とGhostに移行しました。

しばらくしたら「記事の維持のためには、やっぱり静的ジェネレータが安心だろ」と Hugoに移行しました。

最後に「MarkdownよりreStructuredTextのほうが読みやすいじゃん」とPelicanに移行 です。

こう見てみると、テキストベースで執筆できるよりよいフォーマットを求めて おり、ここ数年 Markdownや reStructuredTextなどプレーンなテキストで リッチな表現ができる技術が増えてきたため乗り換える頻度が上がっている のかと思います。

ちょっと前のナウいサービスはどうなった?

ここ2年くらい移行先をいくつか検討しましたが、その中で迷ったのが以下の 3つのサービスです。

  1. Svbtle

  2. Note

  3. Medium

Svbtleはシンプルで気になったので、実際数ヶ月有償プランで運用しました。 記事を書くにはよいんですが、過去の記事にアクセスしずらくサービスも勢いがなくなり かけていたのでその後やめてしまいました。

Noteは記事を直接マネタイズしようという試みで面白いのですが、大した記事を書いていない 私には参加する敷居が高すぎました。

一番勢いが当時あったのが、Mediumです。

書く体験としてはオンラインのブログサービスとしては一番気持ちよいサービスかも しれません。コンテンツに集中するという意味ではよいサービスです。ただ、「自分の サイト」という感覚は味わえません。

一時はMedium Japanまで設立され、一時は「いつか乗り換えようか」と思いました。が、 その後Medium Japanは撤退し、感覚的にはその後パッとしない印象です。

ビルドが入ってしまうのは面倒ですが、ローカルでVimで編集できる執筆体験はMedium を上回っているので、当面Pelicanで運用するつもりです。

ちなみにタイムライン作成に利用したサービス

ブログ年表を作るのに Preceden というサービスを 利用してみました。

無料プランでもうまいこと年表を作ってくれます。

埋め込みもできるようです。

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