映画「亜人」

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原作との違い

映画「亜人」を見ました。 「実写できるのか?」と思っていたので、ちょっと疑心暗鬼で見てしました。

原作との違いは、永井が厚生労働省に拉致されるまではバッサリ削除されていて 施設に捕まっている永井を佐藤が救助に来るところから始まります。

上映時間が限られている映画としては仕方ないチョイスだと思いますが、 おかげで永井が亜人となって捕まるまでの幼馴染の海斗との1巻のくだりバッサリ カットされています。確かに1巻とそれ以降で永井の性格が微妙に違和感があるのは 確かですが、海斗とのくだりで原作では永井の2面性がうまく表現されれていたので残念です。

仲間の亜人、中野君もバッサリ割愛されていました。それに戸崎との共同戦線においては 傭兵たちとの交流も少し描かれるのですが、端折りすぎてて唐突な感じはぬぐえません。

ただ、映像化は無理かなと思っていた、旅客機をビルに突入させるシーンもしっかり 再現されていて「日本映画もなかなかだな」と思いました。

制限の中では

上映時間、まだ連載が続いている原作などいろんな制約の中で、一本の映画として まとめると考えるとなかなか良い作品だったのではないかと思います。

キャスティングも考えられる限りベストだと思います。

個人的には、特に永井の妹 永井慧理子役で出演していた 浜辺美波さん。原作ではそこまで印象に残り ませんが、映画ではなかなかに印象的です。 「崖っぷちホテル」では、天性の味覚を持ったシェフ 鳳来ハル役で出演しており、その 天真爛漫な役柄が異才のキャストの中でも際立っているように思います。

一点だけ 、変なYoutuberが出てきたのにはがっかりしました。

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