VENTA LW45S を購入
15年間ありがとう、VENTA LW24
ずっと愛用してきた空気清浄機のVENTA(ベンタ)が壊れてしまいました。 多分、VENTAの LW24を買ったのは2003年前後だと思います。
2000年前後にダイキンの空気清浄機を購入したのですが、「3年分のフィルターが 付いている」というのをアピールした製品でした。確かに3年は使えたのですが、 新しいフィルターを買おうと思うとどこにも売っていませんでした。 この状況に頭にきて、「じゃ、フィルターとか使わない清浄機を買おう」とVENTAを 選びました。
途中一度モーターを支える部品がダメになりましたが、交換したら問題なく使い 続けることができました。 流石にこの冬からファンを回すと異音がしていたのですが、ついにモーターが ダメになったようです。
やっぱり次もVENTA
色々検討しましたが、やっぱりVENTAです。
今回は一回り大きな一番大きなシリーズにしました。色は以前と同じブラックが よかったのですが、ホワイトしかなかったので妥協しました。
以前のモデルと比べると、以下の点が異なっています。
物理的にエイっと押し込むタイプのスイッチが、電子的なスイッチに変わっています。
スイッチの変更に伴って風の強度を表すのも物理的なスイッチの位置でなくLED になりました。寝室などに使っている場合は、気になる方もいるかもしれません。
ファンが静かになりました。回転が弱くなったのか、ファンに工夫があるのか わかりませんが、明らかに静かになりました。
また10年以上大事に使っていこうと思います。
何故、日本の空気清浄機はダメなのか?
日本の空気清浄機を選ばない理由を書いておきます。
技術に走り過ぎていて、集塵フィルター、加湿フィルター、場合によっては、 イオン発生カートリッジまで、ライフサイクルで掛かる部品が多すぎて、毎回費用 が発生します。
これらの部品は多くの場合製品のライフサイクルにより販売されなくなりますから、 本体の寿命はそこまでです。初期投資は安くても全体で見るとコストパフォーマンス が悪すぎです。
かなりの頻度で手入れが必要です。 これを怠ると清浄能力は極端に落ち、逆にカビを部屋に撒き散らす機械と なります。
人体に有害な物質(オゾンやプラズマ)を発生させる。
考えてみてください。空気を吸って集塵フィルターで吐き出すというのは掃除機を 同じ仕組みです。しかも、海外ではオゾンを発生させるというのでかなり敬遠され ているようです。
日本の空気清浄機は、毎年モデルチェンジして「高性能化」していきます。新機種は さらに高価な交換部品が必要な機能がどんどんてんこ盛りになっていき、古い機種の 交換部品は廃番となっていきます。それでも、日本では花粉症のせいか、こういった 機種を喜んで買うお客様がいるので、よい市場ですね。
Simple is best
VENTAは、はっきりいうと水の入ったバケツに水車みたいなザルをぶち込んで回し ながら、上でファンを回しているような単純な機械です。
必要なのは、 水と専用液だけ です。
これだけで、必要な部屋の空気清浄が出来て、自然な加湿もやってくれます。 しかも衛生的で、手入れも水を変えるだけですしコストも安いです。稼働音も至って 静かです。そして、安全です。
日本ではVENTAは少し割高です。欧州での価格を見ると、国産の空気清浄機よりはるかに 安価に入手できます。
日本の空気清浄機が優っているところは1点もありません。