Transmit 5を購入

カテゴリー:  Tech タグ:  macos software

Macの定番FTPソフトTransmitの新しいバージョンが出ていたのを見逃していました。

Transmit 5

今回のバージョンで Transmit 5となりました。

7月に発表されて1週間ほどセールをやっていたようですが、完全に見逃してしまいまし た。

今回はメジャーバージョンアップなので、かなり大規模な変更が行われたようです。

まずサポートしているプロトコルが増えました。

Transmitのサポートするプロトコル

そして、Panic Syncがサポートされました。 これはTransmit同士の設定を同期させるサービスです。今までiCloud経由の同期は できたのですが、独自サービスでの対応となったようです。

独自サービスをあげているのは、Apple のAppStoreからの撤退も背景にあるのかも しれません。(iCloudにアクセスするには必須) ブログでは以下のように書かれてい ます。

Q: Is it in the Mac App Store?

A: No, just from us. This allows us to distribute a demo which we think is extremely helpful for people considering Transmit. (We’ll constantly re-evaluate the Mac App Store, though, and hope to return.)

"Hello, Transmit 5" - Panic Blog

また、ファイル同期機能が強化されており、リモートとローカルだけでなく、ローカル とローカル、リモートとリモートの同期もできるようになりました。一気に多くのファ イルをアップロードしたい時など大変重宝します。

Transmitのエンジン自体にかなり手を入れたようで、マルチスレッドが改善されてかなり 転送速度が向上したようです。

なんで今さら Transmit?

定番のFTPソフトと言うと、「なんで今さらFTPなんか必要なんだ?」と思うかもしれません が、サポートしているプロトコルを見て下さい。

FTPだけでなく、Amazon S3やWebDAVもサポートしています。DropboxやBox、Google Drive, OneDriveなどのストレージサービスもサポートしています。

個人ではLogicを使って音楽を作成しているのですが、Logicファイルはサイズが大きいので Transmitを使ってAmazon S3に直接バックアップしています。

また仕事でも 会社がBOX の Enterprise契約を結んでいるのでファイルのやりとりなど 頻繁にBOXを使います。 BOX Syncを使うより、Transmitでさっとアップロード・ダウンロードした方が 断然効率的なのです。

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