Kensington SlimBlade Trackballの5つの事実

カテゴリー:  Gadget タグ:  mouse

5 Facts About Kensington SlimBlade Trackball That Will Blow Your Mind.

ケンジントンのSlimBlade Trackballを購入しました。このトラックボールが 欲しくなる5つの事実を紹介します。

1. 有線です

購入した一番理由は、MagicMouseの不具合です。

不具合の一つは、Bluetoothが途切れるようになったことです。これは近くにAirMac を設置しているためかもしれませんが、何かの拍子に途切れ出すと断続的に接続と 切断が繰り返されるようなってしまいました。

もう一つの不具合は、裏蓋のクリップが緩んでいるのか時々落ちてしまうことです。

今回購入したSlimBlade TrackballはUSBケーブルで接続するタイプです。

自宅用なのでMacbook Proは設置場所から動かすことはほとんどないので、無線である 必要はほとんどありません。マウスの場合は有線ですとマウス自体を動かすときに ケーブルが邪魔になりますが、トラックボールは本体を動かさずボールを回すだけなの で実はケーブルはそれほど気になりません。

しかも、私は使用しているHappyHacking KeyboardにUSBポートがあるので、本体まで 長々とケーブルを伸ばす必要もありません。

SlimBlade Trackballのケーブルはビニールでなく繊維で編んである高級なものです。

2. 大玉の魅力

実は以前同じくケンジントンのExpertMouse 5 を使っていました。

ExpertMouse 5

これが今まで使った中では一番の大玉で細かい操作も非常に楽でした。残念ながら 現在はもう製造されていませんが、もっとも理想的なトラックボールです。

SlimBlade Trackballは現在入手できるトラックボールの中では、最もボールが大きな トラックボールの一つです。

「トラックボールは細かい作業に向かない」という話をよく聞きます。多分、それには 2つ理由があります。

  1. 指先でしか操作できないので、少しの操作でポインターが大きく動く設定がされて いる。
  2. ボールが小さく、相対的に少しの操作でポインターが大きく動いてしまう。

ロジクールやエレコムなどのトラックボールを見ていると、指先か親指で操作すること を想定しているタイプがほとんどです。そうするとポインターを動かす際にボールを回 すために何度も指でボールを送ることが必要です。これは面倒な操作なので、少しの 動きでもポインターが大きく動く設定になりがちです。

また、指で操作するタイプはボールが小さくなりがちなので、この傾向はさらに強まり ます。

大玉のトラックボールは指でも操作できますが、手のひらでボールを回すことも可能で す。指でちまちま送る必要がないので、一気にボールを回すことができます。その為、 設定でポインターの動きを比較的低速にしても、手の動きで素早く大きく動かすことも 可能になります。

また、ケンジントンのドライバーはポインターの速度や加速度も調整できますし、 設定でキーとのコンビネーションで超低速移動や、垂直・水平にしか移動しないモード などもあるので、さらに便利です。

「トラックボールはドラッグがやりずらい」という話もよく聞きます。それも 指で操作するタイプのトラックボールの話です。SlimBlade Trackballでは、親指で ボタンを押したまま手のひらでボールを回せるので、むしろドラッグがやりやすいです。

従って、大玉のトラックボールでは細かい作業もむしろマウスよりもポインターを 制御しやすいのです。そもそも少し前まで軍用の機器など正確な操作が要求される物 は全てトラックボールかアナログジョイスティックです。

手首で操作するマウスと比較すると、手のひらと指でコントロールできるので操作性 の観点からも手の負担の面からも大玉トラックボールの方が断然おすすめです。

3. 捻ってスクロール

同じケンジントンの「Kensington ExpertMouse(OpticalBlack)」と比較すると、SlimBlade Trackballにはスクロールリングがありません。

しかし、SlimBlade Trackball はボールを捻るとスクロールリングと同じように スクロールすることができるのです。

最初は「ボールを動かしているのか、回しているのか、操作で混乱するんじゃないか」 と思いましたが、ボールを回すとキリキリという音がしてスクロールモードに入った ことがわかるので、意外にも混乱せず使い分けることができます。

ExpertMouse Opticalのスクロールリングは操作した時の感覚が 安っぽく最低でしたが、こちらは操作性もよく気に入っています。

4. カスタマイズでさらに便利

SlimBlade Trackballには4つのボタンが付いています。

これらのボタンで起こるアクションは、専用のドライバーで設定をカスタマイズできます。

私はこんな設定をしています。

Trackmanでの設定

手元側のボタン両押しでMissionControlを呼び出せますし、先ほどのドラッグ問題も ボタン一発でドラッグすることも可能になっています。

5. 穴空いてるんです

トラックボールを使っているときに問題は、どうしてもボールに誇りや手垢がついて しまいその掃除が面倒なことです。

SlimBlade Trackballは、ボールだけ持ち上げればそのままボールを外すことができま す。そして丸洗いすれば終わりです。

そして、本体側には底に大きな穴が空いているので、埃はここから下に落ちてしまい ます。従って本体側はあまり神経質になる必要はありません。たまに柔らかい布で さっと拭いてやれば大丈夫です。

どうですか? トラックボールが欲しくなりましたか?

マウスと比較しても丈夫ですし、ケンジントンの製品は5年保証がついているので安心です。

関連リンク

コメント

Comments powered by Disqus