CPAP-無呼吸症候群治療

カテゴリー:  Trivialities タグ:  health

以前からなんとなく「無呼吸症候群かな」と言う自覚があったので、検査入院の上CPAPを処方してもらいました。

なんとなく自覚

数年前から、時々苦しくなって夜起きることがあり、「あ、今ちょっと息止まって苦しかったなのかな」と言う自覚はありました。

最近、電車に乗って座ってしまうと必ず眠くなるし、車で遠出して高速道路をずっと走っているととてつもなく眠くなることがありました。

先月意を決して病院に言ってきました。

検査

病院では睡眠専門の先生に診断してもらいましたが、顎のあたりを触診してから「やはり無呼吸症候群の可能性が高いですね」と言われました。

私の場合、体重も問題ですが、そもそも顎の骨格が細く気道が圧迫されやすいのだそうです。最近多いタイプとのことでした。

その日は指につけて血中の酸素濃度を図るセンサーをいただいて提出しました。

そしてより詳しい検査ということで、後日一晩入院して、身体中にセンサーをつけて睡眠するということをやりました。そんなことしなくても自覚あるしと思いましたが、後の治療で保険を使うための条件のようです。

入院での検査結果は、心電図、まぶたの動き、呼吸、脳波など、かなりの数の数値が取れているようで、その分析に時間がかかるとのことです。

めでたく無呼吸症候群認定です。 私の場合中度ということですが、自覚があるとのことでCPAPが保険適用できるようにしてもらいました。

CPAP

CPAPとは「Continuous Positive Airway Pressure」の略です。

鼻にマスクを装着して一定の気圧をかけておき、気道を確保してくれるものです。

つけてみると、最初は鼻に空気が送られてくるので少し違和感があります。そりゃ、鼻から空気を入れられたことなんてないですから。

慣れてくると、CPAPが呼吸に伴って圧力を調整してくれるので、常に気道に圧力がかかる状態を維持しつつ、吸気の時は鼻から楽に息を吸えるようになります。吐くときも、気圧を調整してくれるのでちゃんと普通に鼻から出せます。

以前は口呼吸になっていたようですが、CPAPをつけて口を開けると空気が口から抜けて高速連続いびき状態になります。これはものすごい違和感なので逆に口呼吸をしなくなりました。

効果ですが、以下はJAWBONE UPでの計測結果です。

熟睡(ノンレム睡眠)に入る回数が増えているし、レム睡眠の頻度と時間が格段に上がっています。

レム睡眠は大脳は活発に活動し体が休んでいる状態で、大脳で記憶や感情を整理し固定化したり消去したりしているそうです。一方で体はぐったりしているため、「体の眠り」と言われているそうです。

対してノンレム睡眠は、脳が休息している状態で「脳の眠り」と言われているようです。

CPAPを装着すると、これらの眠りが規則正しく交互に発生していることがわかります。装着してその日のうちにここまで違いが出るとは思いませんでした。

結果、電車でも眠くならず、驚くほど頭もスッキリしています。

人によっては装着時の違和感で慣れるの時間がかかる人もいるようですが、もし貴方が中度以上の無呼吸症候群であれば、装着すればその日から変わります。今まで無自覚であった方も、やってみれば変わります。

ただ、現在は睡眠専門医の処方が必要なので、事前に検査入院が必須ですが。

コメント

Comments powered by Disqus