神戸製鋼インパクト、スバルを襲う
神戸製鋼の製品の性能データを改竄していた問題は、 ついにスバルにも及んでしまいました。
出荷するアルミや銅など製品の性能について、顧客との間で約束した性能を満たさない 場合も検査証明書のデータを書き換えて性能を満たすかのように装っていたとのことです。
トヨタ自動車、三菱重工業、JR東海、JR西日本、マツダなどにも影響が広がっています。
特に三菱重工業は国産ジェット機のMRJ、スバルは自衛隊の練習機やボーイング787の中央翼を、製造していますし、JR東海とJR西日本は新幹線の車両の一部に影響があると言います。航空機や新幹線ではちょっとした部品の強度不足が大事故に繋がることもあるので、大変心配です。
それに、一体いつからこの改ざんが行われていたかわかりませんが、うちの車は大丈夫なんでしょうか?
リコールの可能性があるようです。
が、そんなことが可能なんでしょうか? アルミ製品に限定できるのであれば該当するパーツに絞られるのかもしれませんが、アルミパーツなんて膨大な数になるような。そもそも本当にアルミだけなのか?
「やっちゃったね、日産」とか言っている場合じゃないかった。
SUBARU(スバル)は9日、神戸製鋼所が強度などの性能データを改ざんしていたアルミ製品を、自動車や航空機に使っていたと発表した。
〜中略〜
神戸製鋼は、顧客との間で約束した性能を満たさないアルミ製品や銅製品について、検査証明書のデータを書き換え、性能を満たすかのように装っていた。
(2017-10-10 追記)
今の所時期的にはうちの車とカブってなさそうです。
不適切行為の対象として現時点で判明している製品
●主な製品:アルミ板、アルミ押出品、銅板条、銅管及びアルミ鋳鍛造品
●出荷期間:2016年9月1日~2017年8月31日
●数量
アルミ製品(板、押出品):約1万9300t
銅製品(板条、管):約2200t
アルミ鋳鍛造品:約1万9400個