ブラックニッカ プレンダーズ スプリット
ニッカ
亡くなった親父はあまり酒を飲みませんでしたが、それでも子どもの頃親父の部屋にはウィスキーが置いてありました。 多分お歳暮とかでいただいたものだったのでしょう。子どもながらに、「大人が飲むもの」という認識はあったと思います。
ニッカのキャラクターである、左手に麦の穂、右手にグラスを持つおじさんは、そんな子ども時代にも印象的でよく覚えています。 「ロンロンディロンシュビダデェ、オデーェエェーオー」という意味不明なスキットで歌われていたサントリーのCMの音楽『夜が来る』とセットで覚えていたりするからいい加減なんですが。
ブラックニッカ ブレンダーズ スプリット
多分自分で買ったことはこれまでなかったと思うのですが、ブラックニッカを購入してみました。
しかも、ブレンダーズ スプリットという銘柄です。
竹鶴政孝がこの世にブラックニッカを生み出してから60周年を記念した数量限定のブレンデッドウイスキーです。ブラックニッカ誕生の年である1956年に蒸溜された余市モルト、華やかなシェリー樽熟成の宮城峡モルトなどが複雑に織り重なる中、キーモルトであるヘビーピートタイプのモルトが、心地よく香ります。チョコレートのような甘い香りと、長期熟成原酒ならではの円熟味とまろやかさが全体を包みます。しっかりとしたモルトの味わいとほのかなビター感。カフェグレーンの甘く豊かな味わい。穏やかなピートのコクと余韻が続きます。
よくわかりません。
飲んでみると、スモーキーさとフルーティーな香り、甘さがなかなか上品にバランスしています。
ロックで少し氷を溶かして飲むと、フルーティーで甘さが引き立ちます。
これが数ヶ月前ならもう少し安かったのですが、私が購入した時は4,000円弱。現在は4,000円を超えています。うーん、そこまで出すなら、もっといい酒飲むかな。