千葉県の人口について
「千葉駅エキナカに行ってきた」の記事のレスとして、 「東京の東側に人が集まってきていて人口動態学的に千葉の未来は明るい」とコメントをいただきました。
本当に千葉の未来が明るいかを気になったので、千葉県の発行する「平成28年千葉県毎月常住人口調査報告書(年報)」を調べて見ました。
人口推移について
以下が、人口調査報告書を元に作成したグラフです。
ここ十年ほどは増加率が鈍り600万人あたりを推移していますが、確かに人口自体は増加しており現在もその傾向は続いているようです。
女性の人口が増えており男女の人口がほぼ同数か女性の方が多いようです。男としてはなんとなく喜ばしいような……
ちなみに平成26年度をみると、自然動態1は23,872人の男子が生まれ30,902人の男性が亡くなっている一方、22,784人の女子が生まれ 25,788人の女性が亡くなっています。千人程度男子の方が多く生まれていますが、男性の方が5千人ほど多く亡くなっているので女性の方が増えているのか。
もしや、女性が多いと言っても高齢者の方か!?
年齢別男女別の人口を見て見ました。
グラフではわかりづらいですが、60代未満はほとんど男子の方が多く60代から逆転しています。 やっぱり、そうだよな。
そういえば、この50代後半の人口凹みはなんでしょう。丙午にしては年代が合わないし。今度調べて見ましょう。
ついでに社会動態も見てみよう
ちょっと、何を調べてるかわからなくなりましたが。
社会動態2を見ると、県外からの転入は男性 104,939人、女性 83,513人、転出は男性 89,664人、女性 69,824人。こちらはどちらもほぼ同じような男女比で動いているようなので男女比を変動させる要素とはなっていないようです。
転入・転出した人々はどこからやってきて、どこに行っているのでしょう。
こうして見ると、転出の多い都道府県は転入も多く、人が行き交っているのがわかります。 関東近隣の東京、神奈川、茨城、埼玉などや、大阪、愛知、北海道、福岡など地方の 大きな都市との間で人が動いていて、中でも圧倒的に東京と間が多いことがわかります。
ちょっと驚くのは海外からの転入というのがかなり多いのです。
「平成28年12月末住民基本台帳による外国人数」によると、千葉県には約130,710人の海外からの方いて、中国、フィリピン、韓国・朝鮮。ベトナム、タイの順で多いようです。地域で見ると一番多いのはアジアで約90%を締めますが、一位の中国でも45,387人ですから国別に見るとかなりいろんな国からいらしているようです。
何が目的か忘れてしまいましたが、たまには社会勉強ということで。