VimRがNeoVimベースになっていた
以前試したことがあるVimRですが、いつのまにかNeoVimベースになっていました。
VimRとは
VimRとは、Tae Won Ha氏により作成されたVimにMacネイティブの機能を盛り込んだアプリケーションです。彼自身は、VimRを作成した理由を以下のように述べています。
the rationale behind VimR is to build an editor which offers the full Vim experience, even if I don’t use all features of Vim, but has other convenience features—found in many other editors and in Vim scripts—in a graphical form, improving the whole editing experience.
左ペインにはMacのFinderに似たファイラーが表示されていたり、以下のようにMarkdownのプレビューがついていたりします。VimScriptでの拡張ではないこう言った機能は自ら「カジュアル・ユーザー」と称する作者らしい拡張だと思います。
NeoVimベースに変更
以前試した時はまだMacVimベースでしたが、昨年NeoVimベースに移行したようでした。
具体的には、NeoVimをラップするSwiftNeoVim Framework というフレームワークを作成し、macOS標準のNSViewのサブクラスとしてNeoVimを表示するクラスを作成しているようです。
基本的にNeoVimなので、ターミナルベースのNeoVim用に設定した~/.config/nvim/init.vim
の設定でそのまま動作できます。これまでの設定
が生きる上に、macOSネイティブの便利な機能も付加されているので真剣に移行しようかなと考えました。
日本語入力で問題が
が、ターミナルのNeoVimと異なり、日本語入力で問題があります。
入力しても消えてしまう特定の文字があるようです。
具体的には、なぜか「移行」という文字を打つと、入力されなかったりする現象が起きています。
これではちょっと使用に耐えないので、しばらく様子見です。