東京を自転車シェアリングで優雅に移動する
東京エリアで各区が実施している自転車シェアリングが便利なので、利用を始めました。
東京の自転車シェアリングとは
東京エリアで行われている自転車シェアリングはドコモが中心になって、東京都の各区と実施しているものです。
東京都の千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区の6区で実施されていて、2017年2月現在215ポートが設置されています。
ポートに設置されている自転車は全て電動アシスト付き自転車なので、狭い都内を素早く移動するのには最適です。区を跨ってもポートからポートに乗り捨てすることができます。
料金は以下の通り、都度支払いでも30分150円です。
山手線がおよそ半径4Kmなので、端から端まで移動しても1時間程度なので300円で移動することが可能です。実際、一度有楽町から都庁まで移動しましたが、50分くらいで到着しました。
地下鉄に料金と比べると割高な気もしますが、路線の接続が悪いと地下鉄でもこれくらいの料金になります。そもそもそう言う時にタクシーを使うことも多いので、それに比べれば十分に経済的です。
利用するには
利用するには、自転車シェアリングのWebサイトから適当に区を選んで入会します。
入会が面倒なのは、まずDocomo IDを取得してから自転車シェアリングの会員に入会します。そのままDocomo IDで使えれば良いと思うのですが、DocomoIDから個人情報を初期セットに使うだけでログインは別です。
さらにわかりにくくしているのが、Docomo IDを作成するときにFacebookやTwitterなどから個人プロフィールを参照する機能がことです。Docomo IDを作成する際、TwitterなどのIDを持っていればログインして連携させます。さらにDocomo IDとこの自転車シェアリングのIDを連携させます。
たぶん、Docomo ID作成時に「既存SNSから個人情報コピーできれば便利」と設計された所に、「自転車シェアリングではDocomo IDを基本として個人情報をコピーた方が便利」と安易に考えたバカな設計者がいるんでしょうね。
わかりにくくはありますが、登録は5分もあれば完了です。
手続きが済んだら、実際にポートに行って自転車で確認処理をします。この時、SUIKAなどと紐づけることが可能です。紐づけを行えば、次回から使用時にはSUIKAをかざすだけで使えるようになるので便利です。
完了するとすぐに使えるようになります。
自転車を使うには
使う際には、自転車シェアリングのWebサイトでGoogle Mapが公開されているので、場所を確認してポートに向かいます。
、自転車シェアリングのWebサイトから予約もできるのですが、Docomoさんのシステムは不親切で取得しているはずのバッテリー状況をユーザーには提示してくれないので、うっかりバッテリー切れに近い自転車を予約してしまうリスクがあります。したがって事実上「予約」は使えません。
ポートについたら、適当に自転車の電源を入れてバッテリー状況を確認して良い自転車を選びます。
自転車のスタートボタンを押して、SUIKAなどをかざせば開錠されてすぐに使えるようになります。
目的地に近いポートを探しておいて、そこを目指すことになります。
返却時は、ポートに行って自転車に施錠してENTERキーを押すだけです。自転車にはGPSがついていたので、ちゃんとポートに返却されたか自動的に判断してくれます。
使ってみて
東京って意外に狭いので、自転車を使うとびっくりするくらい目的地に簡単にいけます。路線に沿った移動であれば公共の交通機関が発達しているのでいいのですが、ちょっと路線が違う場所に移動しようと思うと意外に不便なものです。
これが自転車だと問題は距離だけなので、電車や地下鉄より早くつけることも多いです。乗り換えの手間がないし、ほぼ直線で移動できるので電車よりも移動距離そのものを短縮できます。
しかも、天気が良いと本当に気持ちいいです。
東京でネックになるのは坂道ですが、きちんとした電動アシストがついているのでほとんど「きつい」というシーンはありません。
ポートも多く都内であればほとんどの場所でポートを見つけることができるでしょう。
また、帰宅時など、一気に東京駅まで自転車で移動して、始発からゆっくり座って帰るというのも、かなり体が楽になります。
都度利用で使っていたのですが、ほぼ毎日使っているので来月から月会員への行こうを予約しました。
混雑や乗り換えやなどに煩わされることなく、空の下を走るのは爽快です。