JIM BEAM Rye

カテゴリー:  Dining タグ:  drink whiskey

最近家でよく飲むジム・ビームの「ライ」があったので買ってみました。

ライウィスキーとは

ラベルをみると、通常のジム・ビームにはKENTUCKY STRAIGHT BOURBON WHISKEYと表記されていますが、ライの方はKENTUCKY STRAIGHT RYE WHISKEYと表記されています。

「バーボン」とはトウモロコシ51%以上、ライ麦49%以下で蒸留し2年以上熟成させた蒸留酒でかつケンタッキー州で造られたものを言います。

ライ麦を51%以上主原料にしたウィスキーは「ライウィスキー」と呼ばれます。

一般的には、ライ麦由来の独特の香りと、バーボンよりも深いコク、スパイシーな香りが特徴です。移民が多く土地や気候が厳しかったアメリカ初期の頃に、このタイプのウイスキーが最初に作られたと言われています。

ジム・ビーム ライをテイスティング

原材料は違いますが、製法はほとんど同じです。どれくらいの違いが出ているのか興味津々で飲んでみました。

口に入れた時の香りはバーボンと似たバニラ香です。若干バーボンよりは弱い気がします。ただ、それとは別の柑橘系の香りも若干します。

口に含むとスパイシーでピリピリとした刺激があります。アルコールのピリピリしたものでなくスパイスの刺激です。すぐに酸味を伴った甘みが来ます。そして独特のドライな苦味に変わります。面白いなぁ。

鼻に抜ける香りはバニラ香とともに木の樽の若い香りがふっと抜けています。余韻はあまりなくあっさりしています。

華やかな通常バージョンもいいですが、このスパイシーでドライなライも楽しいです。ロックが合います。

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