頰ずりしたくなるミドリMDノート
通常は仕事でのメモや議事録はMacで済ませているのですが、Macbookを開く雰囲気でない打合せが多いプロジェクトに入ってしまったので、紙とペンに頼るしかなくミドリMDノートを購入しました。
ミドリMDノート
ミドリMDノートとは、株式会社デザインフィルが展開するブランド「ミドリ」で販売されているノートです。
もともとは1950年に「株式会社ミドリ」として発足した同社の主要ブランドです。
このノートを使う最大の理由は「MD用紙」です。メーカーもMD用紙のサイトを立ち上げるほどの力の入れようです。
MD用紙は1960年代にミドリオリジナルのダイアリー用紙として開発され、現在まで品質改良を重ね続けている筆記用紙です。
ここ2、3年で品質が落ちた気がしますが、それでも気に入っている理由は、書き味がよく、万年筆で書いても裏写りしない、やわらかなクリーム色で目に優しいことです。
私はいつも方眼紙を使います。
以下の写真の様、方眼ですが上部に微妙な隙間を開けてくれています。これにより用紙全体が明るくなり、また書く上でも開放感につながっている様な気がします。
また、2マスごと、10マスごとにメモリが振ってあるので、図や表を書き入れる際もとても便利です。
用紙以外にも、糸かがり製本で180度プレーンに広げられるとか、表紙がなくミニマムな作りなのにパラフィン紙のカバーが付いているというレトロな感覚とか、とにかくこだわりのものづくりがなされています。
仕事で使うので A5サイズのノートを選びました。A4で配布される資料を挟み込んだり、見開きでそのままA4にコピーできます。
カバー(ヌメゴート)
MDノート専用のカバーがあったので、購入してみました。
少し高かったのですが、ヤギ(ゴート)の皮で一枚仕立てにしたカバーにしました。サイズはA5に合わせて購入です。
ヌメ革というので、もう少し自然な手触りを想定していたのですが、思ったよりツルツルの表面です。色もかなり白に近い薄い茶色です。
経年で変化してくると思うので、大事に使いたいと思います。